- 2023年01月23日12:00
【マンガ飯】「美味しんぼ」28巻のベーコン鍋
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本物のベーコンとやらがSNSで話題だったので、『美味しんぼ』に登場する「ベーコン鍋」を作って食べた話。
『美味しんぼ』28巻
「残されたベーコン」のベーコン鍋
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★SNSでガチベーコンが話題
日本のベーコンをDISる、海外ガチベーコン勢の話題を受けて、じゃあ日本でガチベーコンが買えるのか……という話題をSNSで拝見しました。
どうやら僕の生活圏内では、成城石井の自家製ベーコンを買うのが一番近道のようだが、それはそうとして、ガチベーコンって何なのさと僕は思ったわけです。
きっと『美味しんぼ』なら、山岡さんが「本物のベーコン食わせてやりますよ」って回、あるに違いないと、半ばネタのつもりでツイートしたら、速攻返事が来た。
フォロワーさんからいただいた情報は、『美味しんぼ』28巻にベーコンの回があるらしい。
さっそくKindleで28巻だけ買ってみたところ、「消えたベーコン」前・後2話構成のベーコン回が掲載されていた。
やっぱりあった……。
山岡さんが語るわけではないにせよ、確かに「本物のベーコン」の話。
しかし、そんな本物のベーコンはそっちのけで、気になっちゃった。
★ベーコン鍋!?なにそれ!
具材の味と脂を吸ったジャガイモがまた絶品……! と聞いたら、そりゃ食ってみてぇよな!!
というわけで久しぶり、〝マンガ飯〟でも作るか!
★ガチベーコン買ってきた
話題になてた成城石井の自家製ベーコン、うまい…うまい…………… pic.twitter.com/ANaydCRzU6
— NewsACT (@newsact1) January 21, 2023
まず、新宿の成城石井で自家製ベーコンを買って来た。
実は買い物行ったら、スライスベーコンが品切れ。
これは鍋には使えないので、一旦これは「ガチベーコン」とはなんぞや、という確認のために、ベーコン単体で食ってみよう……と、コロッと賽の目に切ったベーコンをフライパンでコロコロ焼いたところ。
あー、これはもう、いつものベーコンとは別物だ。
香りが違う。香辛料の風味が強くて、肉の脂の甘味がまたその風味に負けていない。
いつものベーコンって、正直、脂身の多いハムじゃないですか。
でもソーセージとハムが違うように、ベーコンもハムとは別ジャンルの食材なんだなと、ちょっと認識を改めました。
(まあでも、だからと言ってこれまで食べてきたいつものベーコンをDISることはないです。あれはあれで、親しみのある慣れた味。日本のベーコンということでいいじゃないかと思った。)
それはそれとして、ベーコン鍋用のベーコンも買わなくちゃな……と、せっかく新宿まで出て来たので、新宿伊勢丹の地下食品街へGO!
……100gあたり700円……高ぇ……さすが伊勢丹…………。
★マンガ飯・美味しんぼのベーコン鍋作ってみた
「鶏ガラ、牛の赤身肉などを煮て取ったスープ」は、フォン・ド・ボーと顆粒鶏ガラ出汁で代用。
これはなかなか新感覚の鍋ですよ。洋風鍋。ワインに合う。
肉の出汁、脂、そのコクはしっかりありながら、さっぱりといただける。
フォン・ド・ボーのベースなのに、醤油使ってないのに、肉じゃが味もある不思議。
ちなみに、少し残しておいたベーコン鍋の中身は、〆に困った結果……
これもヤバウマ。
皆さんも『美味しんぼ』28巻を参考に、ぜひベーコン鍋を作ってみてね。
★成城石井のベーコンはリピートアイテム
「いつものベーコン」に比べて、別物感をはっきり味わえます。
これがガチベーコンだという味を知った上で……僕は「いつものベーコン」も好きなんですよね。
アメリカのドラマや映画で見られるカリカリベーコンには、確かに憧れがあったものの、「いつものベーコン」をフライパンでサッと加熱して、じんわり脂をまとったくらいのやわらかいベーコンに醤油をかけて食べるのが、子どもの頃からの慣れた味。
ガチベーコンを知ったからと、いつものベーコンをDISる気にはなりませんね。
ガチベーコンは、いつものベーコンとはまったく別モノとして、僕の舌に記憶されました。
ありがとうございました。