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あなたの暮らしのためになる（？）漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 2020年07月21日12:00

Ninjaを世界へ！『解体屋ゲン』の原作者「Ninja World」マンガプロジェクト始動

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日本発、世界に向けた“Ninja”マンガがこの秋発表！　ルチャ×忍者！？


忍者漫画の決定版！？
「Ninja World」
この秋発表


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★世界へ向けた“忍者マンガ”が発表された

世界へ向けてNinja漫画の決定版を発信するプロジェクト『Ninja World』は、2020年7月20日、水面下で行ってきた準備段階を経て、ついにその姿を現し、情報発信を開始することをお知らせします。
（ティザーサイト　https://enmaku.com　公開中！）
と、日本発のマンガプロジェクトを発表したのは、漫画原作者の星野茂樹さん。

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▲【メキシコ編】作画：杵田 朗

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▲【アメリカ編】作画：nobita

メキシコ編では、いかにも日本のマンガであるという絵柄で、セリフに見えるとおりメキシコの国技「ルチャ・リブレ」との融合が見られそう。
アメリカ編は、シンプルな色使いながら、独特なタッチでワールドワイドな絵柄が見られます。

そのほか、同時に開設された公式サイトでは――

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トップに表示される怪しいイラストは、メカニカルな装甲と鬼面の融合した、いかにも現代的な“Ninja”が浮かび上がっているだけでなく、ゲームのタイトルのようにアニメーションし、英語・スペイン語・日本語の三カ国語で「2020年 秋」に何か始まると予告しています。

★プロジェクト統括は漫画原作者・星野茂樹さん

■『Ninja World』プロジェクトの目的
『Ninja World』は、世界の市場において最も人気があり認知度が高いキャラクター「Ninja=忍者」をテーマに、Ninja漫画の決定版となる作品を創り出し、日本から世界へ発信するために設立されました。本プロジェクトでは、複数の原作者と作画者を用いて、世界各国で活躍するNinjaたちを描くことでワールドワイドな展開を生み出し、日本発信の「Ninja」ブランド確立を目指します。
ニュースリリースでは、そのプロジェクト目的、理念などを書かれていますが、この「Ninja World」企画者は、漫画原作者の星野茂樹さん。



コミックスが出ていないのに10年を超える長期連載でおなじみの、週刊漫画TIMES『解体屋ゲン』の原作者さんです。

『解体屋ゲン』は紙のコミックスこそ芳文社から発行されていませんが、その不思議な状況を逆手に取り、星野さん（と石井さだよしさん）は、コミックスを電子書籍で自家出版。
セールのたびに１冊１円など爆破解体だけに爆安価格をつけ、Kindleランキングを独占するので、Amazonユーザーの方は１度は見かけたことあるんじゃないでしょうか。

ちなみに「解体屋ゲン」、現在もセール中で、Amazon（Kindle）では刊行中のコミックス全70巻のうち、1〜50巻まとめて買っても1,386円という恐ろしい値付けがされています。
【記事執筆時：7月21日現在】※電子書籍サービス各社でも同様に大幅値下げ中。

そんなセールで入る微々たる印税がいかほどかわかりませんが、星野さんはその印税を「Ninja World」に突っ込むというのだから、ついつい応援のために、猪原さんは買いそびれていた近刊コミックスをまとめて買っちゃいましたよｗ

★Ninjaだけに謎は多い……秋を待て！

ニュースリリースによれば「Ninja World」は、
  • アメリカ編
  • メキシコ編
  • 日本（ブラジル）編
の３編からなり、それぞれ原作者・マンガ家が別々とのこと。

しかしその原作者・マンガ家のラインナップを見ると――
  • アメリカ編（原作：Toji 作画：nobita）
  • メキシコ編（原作：斉藤ガタカ 作画：杵田 朗）
  • 日本編（原作：みなみくま 作画：いのうえとみい）
同人誌界隈では名の知れた方が見えますが、そのほとんどは業界的には無名の作家さん。
というか、プロジェクトリーダー・星野茂樹さんの名前すらない！！！

あっ、これはもしかして……素材が“忍者”だけに覆面作家で、星野さんがどこかに隠れているのじゃないかと穿った目で見たり。

ともかく、まだニュースリリースが出たばかり。
星野さんはTwitterもnoteも利用していますので、今後少しずつ情報が開示され、秋の発売でいろいろ明らかになるのではないでしょうか。それまでぜひ覚えておきましょう。

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