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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

阿佐ヶ谷「二代目げんこつ屋」のわんたんめん

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阿佐ヶ谷民待望の復活ラーメンらしいです。


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阿佐ヶ谷駅北口。中杉通り沿いのラーメン屋「げんこつ屋」。

かつて一斉を風靡し10店舗以上のチェーン展開をしていたラーメン店「げんこつ屋」は、高円寺が本店だったかな? そんな店舗の一つがかつて阿佐ヶ谷にもあったそう。
ですが、げんこつ屋チェーンは2007年に倒産し、全店舗閉店。

そんなげんこつ屋は、二代目に継がれ、「二代目げんこつ屋」として新横浜ラーメン博物館内で復活し、卒業後は成城学園前に店舗を構え、ようやくの2店舗目が阿佐ヶ谷にOPEN。

長く阿佐ヶ谷に住む阿佐ヶ谷民の友人が、その復活を喜んでいたのが昨年3月。
私もようやく、ウワサのげんこつ屋にやって来ました。

私は、過去のげんこつ屋の味を知りません。思い入れもないのでなかなか来る機会はなかったんですが、
妻がお気に入りのラーメン屋・南阿佐ヶ谷「ら〜めん晴々」閉店後、どこか代替になるラーメン屋ないかと言うので、ふと阿佐ヶ谷民の友人がその復活を喜んでいた「げんこつ屋」を思い出したんですよ。

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というわけで、入店。券売機でチケットを買い、私の目の前に着丼したのは「わんたんめん」(950円)。

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大ぶりのチャーシューはとろける食感でかなり美味い。

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加水多めと思われる麺はやわらかめでもちもちしています。

醤油味のスープは旨味が複雑ながら、主張が優しい。公式のTwitterアカウントの説明によると「鳥と豚でとった白湯スープ+利尻昆布と鮪節でとった和風スープ」のWスープらしい。

なるほど、言われてみれば昆布の旨味が全体をなじませてて、やわらかい和風の味わいに整っています。
良い意味で「そうめん(にゅうめん)」のような雰囲気もありつつ、しっかり脂のガツン感もあって、しっかりラーメン。

これ、たしかにうまい。ラーメンなのに毎日食えそう。

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ワンタンはぺろりんつるりんと食感が楽しい皮はかなりのボリューム。

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実はサイドで「焼き餃子(2個400円)」も頼んでいたのですが、ちょっとボリュームオーバーだったかもw

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餃子は通常の1.5倍から2倍弱くらいの大ぶりで、醤油や酢のいらないしっかり味付き。ジューシーな肉汁もあふれます。

過去のげんこつ屋は知りませんが、旨味が複雑なのに優しい。このラーメンは癖になりそう。

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ちなみに妻は「ちゃーしゅうめん しお」(1,220円)をチョイス。

彼女は私に味見の隙を与えることなく一気にすすり、私より早く完食。スープまで完飲していました。
「晴々」なきあと試したいくつかのラーメンの中では特に気に入った様子です。よかったよかった。

で、前述の阿佐ヶ谷民さんの話ですが、このテナントは短いスパンでラーメン屋が入れ代わり立ち代わりする呪われたテナントだったらしいです。

「二代目げんこつ屋」のオープンは昨年3月。そろそろ1年が経ちます。
私はお昼時にお邪魔しましたが、行列こそないもののお客さんは8割がた埋まっていて、ラーメンマニアというよりは近隣のファミリー、ご夫婦といった客層に見えました。

その点では、ようやくこのテナントが落ち着きそうな雰囲気でしたよ。

【店舗情報】
名称:二代目げんこつ屋 阿佐ヶ谷店
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-37-6
営業時間:11:30〜
定休日:月
公式サイト:Twitter
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