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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

営業日に注意!南阿佐ヶ谷「吾ガ輩ハネコ」の中華そば

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淡く滋味深い ザ・昭和のラーメン&魚の旨味を重ねたあごだしラーメン。南阿佐ヶ谷「吾ガ輩ハネコ」のレポートです。



昨年末、惜しまれつつ閉店した南阿佐ヶ谷のラーメン店「晴々」。

もちろん私も好きなラーメン店でしたが、むしろ私の妻がこちらの「ゆきらーめん」のファンでして。
「晴々」が閉店時アナウンスしていたのは、同じテナントの後釜に入る次のラーメン店に、地元ファンのため、ゆきらーめんのレシピを伝授したいとということ。

もともとゆきらーめんは「山手」のラーメンで、「晴々」のご店主はそちらで修行された方だったのかな。
なので今でも「山手」に行けば食べられるのですが、

「ワンチャン、同じ場所でゆきらーめんが食べられるかチャレンジしたい」

と妻が言うので、とある休日のランチタイムに、「晴々」跡地へと向かいました。

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「晴々」跡地は「吾ガ輩ハネコ」という店名に。店の佇まいは以前と変わらず、看板の文字だけが変わっています。

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店頭の立て看板も「晴々」のままです。

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ほらね。晴々時代と変わってない。これは「ゆきらーめん」の引き継ぎ、期待できる……!

と中に入ると、残念無念。こちら「吾ガ輩ハネコ」のメニュー構成は、
  • 中華そば(500円)
  • あごだし中華そば(650円)
のみと、超シンプル。
大盛りは50円増し、追加のトッピングはねぎ(50円)、味玉(100円)、チャーシュー(150円)。
サイドメニューはご飯(100円)、唐揚げ(50円)。

ゆきらーめんはありませんでした。……まあ、経営者も店も変わったのだし、作りたいラーメンというのは店主の一存。仕方ありません。

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妻がいただいたのは「中華そば」(500円)に、味玉トッピング。

澄んだ醤油スープは昔なつかし、あの頃のラーメン。
尖りのない滋味深い味で、ほっと安心する「あの味」です。

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私がいただいたのは「あごだし中華そば」(650円)に、チャーシュートッピング。

通常の中華そばに比べ少し濁りのあるスープの色合い。これがかなりあごだしの味が強く、スンと鼻に入って来る強い魚の香り。醤油味のベースに合う、日本人なら好きな味です。

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チャーシューは、本来1枚入っているロールチャーシューが増量されるのではなく、別の形のバラチャーシューと鳥チャーシューが追加されました。

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麺は茶色い粒が混ざった全粒粉、中細ストレート麺。スープを吸いやすく、すするとスープとの一体感があります。

優しく、ホッと安心する味。「晴々」が閉店した後でも、近隣のファミリー層にはこの方向性が正解だったようで、お昼時、ひっきりなしに入って来るお客は、我々同様夫婦や家族。
「晴々」を私は”地元愛され系”と感じていたのですが、「吾ガ輩ハネコ」も同様に、近隣の皆さんに愛され続ける予感がします。


ちなみに、そんな近隣ご家族のお客さん達が、メニューにない「煮干し中華そば」をオーダーしていて、そんなメニューが店内どこにも書かれていないため困惑したのですが、店を出てからネット検索してわかりました。

限定メニューで「煮干し中華そば」(650円)がツイッターで告知されていたのです。
隣のお客さんが食べていた煮干し中華そばは、あごだし中華そばよりさらに白濁したスープだったのを覚えています。

これから行く際は、ツイッターを確認しておかねば……と思っただけでなく、私は運の良さにホッと胸をなでおろしました。なぜなら「吾ガ輩ハネコ」の営業日は、火・木・土のみ
時間は11:30〜14:00のランチ営業のみ

またイレギュラーなことに、金曜日だけは中華そばの無い定食屋としての営業

私達夫婦が訪れた日曜日は、連休に合わせた臨時営業日だったとわかり、たまたまやってて良かったねと、夫婦で顔を見合わせたのでした。

【店舗情報】
名称:吾ガ輩ハネコ
住所:東京都杉並区成田東5丁目19−5(ら〜めん晴々跡地)
営業時間:11:30〜14:00(火・木・金・土/臨時営業あり)
注:火・木・土は中華そば、金は定食営業
公式サイト:Twitter
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