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「阿佐ヶ谷 20TAPS」は「ビール工房」系列店の樽がすべて集まる総決算ビアバー。20個も並んだビアサーバーが楽しい。

「阿佐ヶ谷ビール工房」が「阿佐ヶ谷20TAPS」としてリニューアルしてはや半年。

ようやくお邪魔することができました。

荻窪、高円寺、中野、新宿、高田馬場などに展開するそれぞれの「ビール工房」は、各店舗の店内でビールを醸造するご当地クラフトビールのお店。

阿佐ヶ谷20TAPSは、そんな各店舗のオリジナルクラフトビールが一堂に会する、すべての系列店の味を一度に楽しめるというコンセプト。

訪れたこの日に用意されていたビールは、ラグビーワールドカップに合わせて出場各国をイメージしたビールを各店舗が醸造したもの。

一部系列店外のビールもありますが、全20種類の生ビールサーバーが準備されていました。

しかも、オープン直後のハッピーアワーは、そのすべてのビールが30分1,000円で飲み放題。

各ビールはMサイズ480〜680円。3杯飲めばもとが取れる！

というわけでビールにあうアテを注文し、30分1本勝負に出ました。

おつまみが出てくる前にすでに飲み干す勢いの1杯目は、「阿佐ヶ谷すだちエール」。

すだちの酸味と苦味がきいたフルーツビールです。

2杯目は「新宿フィジー応援ビール」。IPA。

こちらは同行した友人が頼んだ「荻窪夕張メロンビール」。荻窪店が6周年・北海道フェアで北海道の味をイメージして醸造したビールとのことで、友人曰く「メロンだ。メロンがいる！」と、かなりメロンの主張が強いビールだったようです。

ココアのようにも見えるこちらも、友人が頼んだ「新中野ミックスベリーセゾン」。

この色合は苺とラズベリーのジャムから作ったものだそうで。

私の3杯目は「荻窪塩大福ブラウン」。

こちらも荻窪6周年オリジナル醸造、塩大福の甘さとしょっぱさ、そして柏餅のような香りを感じる不思議な一杯。イロモノかなあ、飲み放題だしチャレンジしてみるかーと頼んだものの、意外といおいしくてびっくりしました。

そして私が最後にいただいた4杯目は、まさかの「ハイネケン」。

ラグビーワールドカップのスポンサーということで20TAPSのラインナップに加わっていたメジャービールの1杯ですが、これが意外とね。個性の強いクラフトビールを何杯かいただいた後だと、せっかくクラフトビールの店に来ているのに、すっきりとしたシャープでオーソドックスなビールもなかなかいいなと思ってしまう。

ていうか生のハイネケンってのもあんまりこれまで飲んだことなかったな。

実は30分1,000円飲み放題、話が弾んで30分なんかでは済まずに、もう30分延長。それでも1時間2,000円でクラフトビール飲み放題。

そりゃそうですよ、20種類の生ビール、クラフトビール（※）が飲めるとあっては、数杯飲んでおしまいじゃもったいない。いろんなビールを飲みたくなって、30分じゃ済むわけがなかったのです。

（※ただしこの日はうち2本が品切れ終了）

あれもこれも飲みたくなっちゃう「○○ビール工房」系列の総決算店。「阿佐ヶ谷20TAPS」。

開店直後のハッピーアワー飲み放題がオススメです！

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