NewsACT

あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

よね田の遺伝子高円寺「音鶏家」の“特製つくね”

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

IMG_5898
250gのつくね、目玉焼き添え。「よね田」だと思った〜? 違うよ、ここは高円寺「音鶏家」。よね田で修行した方が店主のお店だよ。


高円寺「音鶏家」
読み方は“おんどりゃ〜”


★NewsACT管理者 猪原賽 の新刊を買おう

2019comics
>>すやすや部活系お昼寝コメディ『ひるねぶる。』(作・猪原賽 画・春夏アキト)
>>HGウェルズ作 侵略SFの金字塔『宇宙戦争 1』(脚本・猪原賽 画・横島一)

★高円寺中通りの新顔焼鳥店「音鶏家」

IMG_5886
高円寺・中通商栄会の中腹に、小綺麗な焼き鳥屋を発見。

IMG_5890
チラシを拝見すると、「新鮮肉まみれぶっさし処 音鶏家」。6月にOPENしたばかりの新顔さんらしい。

オススメメニューの写真のトップは「音鶏家特製つくね(250g)」。この扇状の串、大きさ、どこかに似ている……。


まあつまりなんだ、「よね田」っぽさを感じたわけです。

というわけで、入店。

IMG_5891
一品料理のメニューはこんな感じ。

IMG_5892
そして串の類はこんな感じ。

イチオシだとすぐわかる大きな文字で「特製つくね」には、チーズと目玉のトッピングあり。
「30分お時間下さい」。

ああ、もうこれ、よね田のアレだ。

★音鶏家の焼鳥・一品料理

IMG_5888
まずは生ビールを注文。お通しはなんと「牛すじと大根の煮込み」。黒胡椒のトッピングがまた「よね田」みある。

IMG_5894
まずはサッと出てくる「鶏刺し」(380円)。もちもちの食感がうまくて、その新鮮味がわかります。

IMG_5897
「焼きなす」(120円)。
串で出てくるのかなーと思ったら、そっと一人前サイズの焼きなす。一人飲みにちょうどいい。

IMG_5895
焼鳥から「せせり」(160円)と「ぼんじり」(120円)。

メニューには「串のボリュームたっぷりなので気をつけて」と書いてあるものの、ここらへんに関してはまあ普通のサイズに思える。

IMG_5896
それらをもぐもぐ食べながら、ビールを飲み干してしまったので、つくねに備えて「赤ホッピー」を注文。

IMG_5898
赤ホッピーを舐めながら待っていると、ようやく来たきた、「特製つくね+目玉」(250円+100円)。

こ、こ、こ、これですよこれ! このボリューム感!!

IMG_5899
目玉を潰してソースがわりに。

IMG_5903
串を持って食う重さじゃないので、箸でほぐして食って行きます。
こんな大きなつくねなのに、しっかり中まで火が通っている。じゅわっと滲み出る脂。

99%よね田。

そこで、串を焼いている店員さんに聞いてみました。

★「音鶏家」の店主は「よね田」出身

 ――ここってもしかして、よねd……

 店員「ウチは高田馬場のたこ焼きバー『お前まんまるやん!』の姉妹店で、店主は『よね田』で修行しました」

 ――ちょ、情報が過多なんですけどwww

俺、爆笑。


たこ焼き屋不毛の地だった高田馬場において、2017年4月にOPEN、現在も鋭意営業中のたこ焼きバー「口内ズルムケBAR お前まんまるやん!」。

「音鶏家」はそのオーナーが開いた姉妹店で、「よね田」で働いていた人物を店長として招聘した焼鳥店。

実は正しい読み方が不明だった「音鶏家」も、正式には「新鮮肉まみれぶっさし処 音鶏家(おんどりゃ〜)」。

改めて知ると、オーナーのセンスが伺い知れる……w

★「音鶏家」のオリジナリティ

IMG_5889
お通しだった「牛スジと大根の煮込み」も、これはお通し用のハーフサイズ。
通常メニューの煮込みは、「よね田」と同じように、どんぶりサイズで出てくるそう。

そんな「よね田」と「お前まんまるやん!」の遺伝子で作られた「音鶏家」。
もちろんよね田そのものというわけではなく、「音鶏家」としてのオリジナリティを武器に、高円寺で勝負したいのだと店員さんは言います。

IMG_5901
その証明が「殻ごとウズラ」(220円)。

アルバイトの店員さんも「最初メニューを見た時、何かの冗談か、からかわれているのかと思った」と驚いたというその串は、リアルに殻ごと焼かれている。

FullSizeRender
うわ〜、ホントに殻ごと食べられる! 意外とやわらかいウズラの殻!

生のウズラの玉子を串に刺して焼くのかな、殻に塗られたタレととろりとした中身が……こんな妙味、今まで食ったことない!!

IMG_5904
オリジナリティその2は、クラフトビール。

卓上に置いてあるメニューには20種類以上ものクラフトビールがリストアップされていますが、週替りでこの中から4種類のサーバーが用意されます。

つまり訪れたこの日あるクラフトビールは、赤いマジックでマーキングされた4種類。

IMG_5905
というわけで、「インドの青鬼」をチョイス。クラフトビールはどの銘柄も650円均一ですって。

IMG_5906
そして最後にオーダーしたのは、無理を言ってハーフサイズで作ってもらった「五平餅」。

中部地方・山間部のご当地グルメがなぜ……と思いますが、店長さんとか店員さんに長野出身の人がいたりするのかな〜?
(「お前まんまるやん!」オーナー氏は大阪出身だし。)

通常メニューの「五平餅」は、この倍以上、つくねと同等以上の大きさで380円。

IMG_5907
五平餅は本来はお米を潰して団子状にしたり、米粒感がどれだけ残るかで好みもハッキリ分かれそうですが、「音鶏家」の五平餅は、ほぼ焼きおにぎりと言っていいかも。

ただ、タレは味噌ベースの甘めのお味。
当然ながら、串・焼鳥のタレを流用するのではなく、五平餅専用のタレを別に用意してあるそう。

日本酒のおつまみとしてちみちみ食べても良し、〆のメシとしても良さげな、便利なメニューかもしれない。

★お前まんまるやん! meets よね田 at 高円寺

IMG_5886
冗談みたいな店名「新鮮肉まみれぶっさし処 音鶏家(おんどりゃ〜)」は、高田馬場で「口内ズルムケBAR お前まんまるやん!」を経営される方がオーナーで、店長は「よね田」出身。

楽しく美味しい焼き鳥屋が、高円寺にできていた。
これは注目のお店です。

そう聞いて行ってみようかという高円寺の人、中央線沿線に住む呑んべえさん。
ネットで検索する時は注意してください。

スクリーンショット 2019-08-30 12.57.39
食べログよりキャプチャ)

こちらのお店の名前は「音鶏(おんどりゃ〜)」です。

お店の公式情報なのに「音鶏」と、自らの屋号を間違えている。

そのおかげで「音鶏家」の検索結果がブレるだけでなく、食べログレビューも「……か、書いていいのかな…………?」と戸惑いを誘うのか、1件しかありません。

(※すべて執筆時8月末時点での話)

IMG_5890
「音鶏家」です。6月23日OPEN。まだまだこれから。

ぜひ特製つくねと殻つきウズラ、食べてみて。

【店舗情報】
名称:新鮮肉まみれぶっさし処 音鶏家
住所:東京都杉並区高円寺北3-21-5
営業時間:17:00〜翌5:00(目安)

【Amazon】




【楽天】
鶏つくね串 35g x10本 焼き鳥 冷凍食品 粗びき 国産鶏肉使用 あす楽
鶏つくね串 35g x10本 焼き鳥 冷凍食品 粗びき 国産鶏肉使用