- 2019年09月01日12:00
お茶漬け海苔とポップコーンでハワイの味“なんちゃってハリケーンポップコーン”作ってみた
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なるほど、これがハワイで流行っているポップコーンか。なんと「おかき海苔味」。それを自分で作るキット。
ハワイ土産にいただいた「ハリケーンポップコーン」。
流行っているもなにも、現地では20年以上も前からあるお菓子らしく、日本でも数年前に話題になったというのですが、私は今年知りました。みなさんは知っていたでしょうか。
パッケージの中身はこのとおり、小袋がいくつか入っており、自分で作るスタイルみたいです。
特になにこれと思うのが、透明で大きなビニール袋。何に使うのかは、後述します。
まず、ポップコーン本体を電子レンジで作ります。
紙袋を上下の位置を確認してから、約5分加熱。次第にポンポン中でポップコーンが弾ける音がしてきます。
弾ける音が少なくなったら、レンジから取り出す。
そして、例の大きなビニール袋に移します。
そこに、トッピング用の銀の小袋の中身を投入。
えっ、なにこれ。あられと海苔とゴマ。すごく日本のテイストです。
ここで一旦、ビニール袋の口を閉じて、シャカシャカと振って中身を混ぜ合わせる。
よく混ざったところで、白い小袋のバターオイルを投入。
何で後入れなんだとか、ちょこっと舐めてみたところバターの風味はわずかで、ただのサラダ油の味でしかなく、コイツの存在感と価値はなんだと疑問に思いながらも――
再びシャカシャカと振り、よく混ぜ合わせる。
あとは、皿に出して完成です。
写真ではどんぶり1杯ですが、実はビニール袋には同じくらいのポップコーンが残っています。
なんでこんな面倒なことさせるんだ……と最初は思いましたが、このボリューム感。完成品を袋詰めすると、相当大きな分量になるので、輸送的には最良の方法なのでしょう。
さて、ハリケーンポップコーンそのものの味ですが、これがまあ完全に和風のテイストでウマい。
ポップコーンなのに、和食みある味わいは、きっと海苔の風味が強いから。
そういう意味でも、開けたての海苔のパリパリ食感と香りを活かすには、消費者に混ぜ混ぜしてもらうキット方式がまた正解だったのかもなんて。
というか、海苔・あられの風味がこんなにポップコーンが合うなんて。
この頃の流行りはキャラメルポップコーン等、甘味での味付けが主流だが、しょっぱいもの×しょっぱいものだって、普通にうまい。
特にあられと海苔の味わいがいいという点から、私はピンと来ました。
それは、これです。
市販の塩味ポップコーンに、永谷園のお茶漬けをかけて混ぜればいいのです。
って、あれ？ ３袋入れたのに、お茶漬け海苔の存在感が薄い……。
ええい、４袋目をトッピングだ！！
とまあ、実はハリケーンポップコーンの後入れバターオイルには、海苔やあられのトッピングを、乾いたポップコーンにほどよく馴染ませくっつける意味合いがあったのだとわかりました。
ともかく、普通のポップコーンにお茶漬け海苔をかけただけでも、和風の味わいになっておいしいです。
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