- 2019年08月23日12:00
冷やし中華?「座・麻婆唐府」の川北涼皮
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絶対辛いやつ。
座・麻婆唐府の
川北涼皮
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★高田馬場のことなら高田馬場新聞を見ろ
高田馬場エリアの情報サイト「高田馬場新聞」さんの、7月のこの記事に注目していました。
特集、高田馬場で食べられる冷たい麺(冷やし中華)。
チェーン系を排除し、個人経営と思われる飲食店の、この夏の冷やし中華を紹介するグルメ一覧。
その中でも私は――
(高田馬場新聞より転載)
「座・麻婆唐府」の川北涼皮に注目。
こんなに辛そうな見た目なのに、夏の冷やし麺だというのだから、興味深い。
ちなみに「涼皮」とは「リャンピー」と読みます。
(なお、「川北」はそのまま「かわきた」でしょうか。四川省の読み方からすれば「せんほく」でしょうか。ちょっとわかりません。)
「涼皮」という料理自体についても、以前当ブログでは紹介しています。
★座・麻婆唐府に来てみた
高田馬場駅から徒歩数分。駅からほとんど離れない路地裏の中華料理店「座・麻婆唐府」。
こちらのランチは、何度かお世話になっています。レポートも以前書きました。
ですが今日は、高田馬場新聞編集長のおすすめ、川北涼皮。
メニューから探すと……どこにもない。
いつものボリュームランチの中にも、通常メニューの中にも、涼皮がない。
えー、ちょっと、困る〜と、卓上のメニューをチラリと見ると、
(「爆辣」と書いてある牛の胃袋四川風和えもちょっと気になります。)
前段で書いたとおり「川北涼皮」の読み方がわからないので、店員さんに指で指し示し、オーダー。すかさず店員さんは、
「ごはんつける?」
と聞いてきます。
え、涼皮はたしかに軽食の範囲内とは聞いているけど、ゴハンと一緒に食べるものなの……?と戸惑いつつ、最近炭水化物×炭水化物を避けているので、今回は涼皮のみで、お願いします。
★川北涼皮食べてみた
ほどなく着丼。
おや? と思うのは、高田馬場新聞さんでの写真と違って、パクチートッピングがありません。上にかかっているのは、ネギ。
値段も情報と違って、税抜800円から税抜780円に値下げ。パクチー分の値引きでしょうか。
これはちょっと残念だった点。
それなのに、冷たい麺だというのだから驚き。
一応確認しておきますが、上掲写真の白い細いものは、えのき茸ですよ。麺じゃありません。
以前食べた涼皮とはまた違った見た目です。
そして、見た目どおりタピオカやこんにゃくに近い、でんぷん質のプルプル感。
あれ? 意外に辛くない。というか酸っぱい。
……酸っぺえ!!
このタレは、ほぼ黒酢とラー油。辛さよりも、黒酢の酸っぱさがすごい強い。
もちろん辛味もあります。その赤さに反して意外に激辛ではない印象なんですが、これは黒酢の酸味の効果のひとつでしょうか。酸味は辛味に勝つ。
これ、辛さがどうのこうの言う前に、酸っぱいもの苦手な人もヤバいんじゃないかと思うほど、酢の味がダイレクトです。
とはいえ、酸味はまた涼味のひとつ。
水でしまったぷるぷる麺やもやしやえのき茸と、完全なる夏の味覚としてするする胃に入って行くんですよね。
一気に完食し、お会計して帰る頃に、汗がだくだくと出て来る。
これが酸味に隠された辛味の効果。
まずは酸味でさわやかな涼感を楽しみ、食後は唐辛子の発汗作用でさらに体温を下げる。
「川北涼皮」が夏の麺として推せるのは、そうした理にかなった医食同源的な効能が、単純に身体に心地よいからかもしれません。
【店舗情報】
名称:座・麻婆唐府 高田馬場本店
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目11−10
名称:座・麻婆唐府 高田馬場本店
住所:東京都新宿区高田馬場4丁目11−10
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