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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

寒天なのに信玄餅の再現度が高い!山梨土産「寒天信玄餅」

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山梨の味“信玄餅”の寒天バージョン「寒天信玄餅」は、意外と信玄餅っぽいし、きなこが散らないし、いいじゃんこれ!


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山梨土産の「金精軒寒天信玄餅」。

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小分けにされたそのお菓子は、黒蜜寒天にきなこをまぶしたお手軽信玄餅。

餅じゃなくって寒天じゃん、とかけっこう軽く見ていたんですが、固めの寒天はもっちりと弾む食感。
かなり“信玄餅”らしさがあって、本来の信玄餅が賞味期限10日ほどに比べ、こちら寒天信玄餅は賞味期限120日間。

いつ会えるかわからないけど、あの人にお土産買っとかなきゃ……という時、日持ちの関係で焦ったりしないで済むのはちょっと良いですね。

ちなみに、信玄餅の日持ちというワードに思い出す信玄餅がありますね。


そう、賞味期限30分でお馴染みのご当地スイーツ「水信玄餅」です。

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今回紹介した「寒天信玄餅」も、現地に行かねば食べられない「水信玄餅」も、どちらも「金精軒」の信玄餅。これ、けっこうわかってない人多いです。

様々な企業とコラボしたり、山梨物産コーナーでお馴染みの「桔梗信玄餅」の「桔梗屋」とはまったく別の会社です。

その昔、1970年代、「信玄餅」の商標(主に「信玄」の)を巡って裁判沙汰になり、桔梗屋側が負け「桔梗信玄餅」と名を変えることに落ち着いた一方で、
実は金精軒の「信玄餅」は桔梗屋の後追いで発売されているという経緯があり、その関係は微妙なよう。
(桔梗屋が「信玄餅」を発売したところ、金精軒が「ウチの『信玄最中』の商標を侵害している」と訴え勝利。金精軒はのちに「信玄餅」の商標を取り、信玄餅の取り扱いも始めた。)

特に桔梗屋は信玄餅の工場見学・アウトレット等で、ドライブやバスツアーの定番スポットとなっていますが、桔梗屋に行っても水信玄餅は食べられないし、寒天信玄餅は買えないこと、ぜったい覚えていたほうがいいですよ。

金精軒の信玄餅と、桔梗屋の桔梗信玄餅、混同していると山梨県人に白い目で見られるかもしれません。

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まっぷる山梨(’20) 富士五湖・勝沼・甲府・清里 (まっぷるマガジン)
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