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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

新規OPEN鵜の木「BEER STAND Stoop」と21年の老舗 沼部「とんぼ」と

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ひっそり住宅街のおいしい焼鳥屋。大田区・沼部「とんぼ」。



鵜の木「Stoop」と
沼部「とんぼ」


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★京急多摩川線沿線にびっくり

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線路内に草生えてる……。

飲み友達に京急多摩川線・沼部駅至近の焼鳥屋での飲み会に誘われて、たぶん人生初めてと思われる京急多摩川線に乗ったのは、先週6月27日。

知らない町を散歩するのも楽しいか、気になる店を発見したら0次会でもするか……と、多摩川駅で途中下車。

文字通り多摩川とその土手、公園などしかなく、駅の周囲に飲み屋は数軒ほど。
その飲み屋も、常連さん以外お断りの雰囲気を外ににじませる、こじんまりとした店で、こりゃ0次会とか言ってる場合じゃねえな……と、多摩川線に沿って蒲田方面に散歩をしてみた。

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ほどなく、隣駅の沼部に到着。今夜の飲み会会場「とんぼ」の場所を確認。

多摩川駅同様、近隣には「とんぼ」以外は、インド料理屋や中華料理屋がぽつぽつとあるだけで、0次会で軽く一杯……という感じの店は無し。

飲み会の時間にまだ余裕があったので、さらに多摩川線を蒲田方面に歩いて行く。

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鵜の木駅まで来ると、ようやく商店街らしきものが現れた。個人経営の居酒屋は広く明るめの店がちらほら。
鳥貴族やひもの屋など、チェーン店もあり、ようやくホッとした。

★鵜の木のクラフトビールスタンド「Stoop」

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軽い多摩川線沿線散歩の終点は、鵜の木駅近くのクラフトビールパブ「Stoop」。

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クラフトビールを5種類、おつまみはナッツと、簡素なメニュー。0次会に最適な、一杯飲んでサッと帰るタイプの立ち飲み屋です。

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エチゴビールの「レッドエール」(M・900円)をいただきました。キャッシュオンです。

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おつまみは「ジャイアントコーン(ペペロンチーノ味)」(300円)。

琥珀色のエールビールは、すっきりタイプで飲みやすく、散歩して喉のかわいた私は、グッと一気に飲み干す勢い。

きけば店主はクラフトビールの醸造所にお勤めの経験があり、6月25日にお店をオープンさせたばかり。
多摩川線沿いにほとんどクラフトビールを提供するお店がないので、ぜひクラフトビール文化を広めたいと、こちらにお店を構えたらしいですよ。

長っ尻することなく、おいしいクラフトビールをサッと飲む、鵜の木の一軒目、多摩川線の一軒目を目指したいとおっしゃっていたので、沿線にお住まいの方はぜひ。

【店舗情報】
名称:BEER STAND STOOP
住所:東京都大田区鵜の木2-12-1
営業時間:16:00〜22:30/土日14:00〜22:00
定休日:月曜日
公式サイト:Facebook

★沼部の老舗やきとり「とんぼ」

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さて、今夜の本番は「やきとり とんぼ」。沼部駅からすぐの焼鳥屋さんで、こんなおしゃれで綺麗な店構えですが、もうこの場所で21年営業しているそう。

それどころか、もともとは肉屋さんで、生肉を売ることから、肉を焼いて食べてもらう店に業態変更をしたそうで、21年というのはあくまでも焼鳥屋さんとしての営業年数。
肉屋時代を含めれば、それ以上の歴史がある老舗。

元肉屋さんと聞けば、仕入れる肉を見極める目は、信用に値しますね。

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一品料理のメニューに「宮崎牛サーロイン」なんてものがあるのも、そんな肉屋時代の面影かもしれません。

……でも8,000円はちょっと手が出ないよ!!www

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さて、焼鳥。こちらは「ヒナハツ」(3串500円)。

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「ひなレバー」(3串450円)。

ぎりぎり全体に火が通った焼き加減もよろしく、赤い肉汁がしみだすジューシーな仕上がり。
すっきりとした甘さのタレが、またそんなハツ、レバーの濃い味にマッチ。

元肉屋の素材の確かさに加え、20年以上ここで焼鳥を焼いて来た大将の腕も確かだとわかる。

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「手羽先」(2串550円)。

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「つる」(3串500円)。

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「ナンコツ」(3串500円)。

脂の味を楽しむ串は、塩で。手羽先のおいしさはもちろんのこと、つる(いわゆるネック)の張りのあるシコシコ感は食感が楽しいし、身肉の多すぎるナンコツはお得感ありすぎ。

いい店だぞ〜ここ〜。

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一品料理からは、「焼きなす」(350円)。

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「ゆで落花生」(480円)に「里芋煮付」(350円)。

焼きなすは、生姜醤油ではなく、ごま塩というのがシンプルで、これがなかなかうまい。この食い方はしたことなかったな。

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ゆで落花生は、こう手に置けばその大きさがわかるかな? おおまさりのゆで落花生なんですよ。
おおまさりはゆで落花生に最適な、最大級の大きさ。迫力、おいしさ、規格外。

里芋の煮付けは、これまたなんというか、焼鳥のおいしさはもちろんのこと、驚きという意味ではこの夜のハイライト。
かなり甘めの出汁を含んだ里芋は、これまで食べた里芋の中でも最高クラスにうまい。
この里芋、1つでお酒2、3杯飲めそう……。

ご一緒した飲み仲間は、「この出汁はこんぶだしと……不思議なことに豚系の味わい、甘みがありますね」と類推。(彼はラーメンに詳しい人物なので、間違いないと思います。)

なので、角煮などほかのメニューと合わせて煮込んで味を深めているのではと想像しましたが、女将さん曰く、出汁は里芋を煮ること以外に使っていないそうで。

それにくわえ、今は本来季節のものじゃないから、今日はたまたまあるだけと、それ以上詳しいことは教えてもらえませんでした。

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予定より早めにでかけ、京急多摩川線を散歩し、商圏の狭さ、閑静な住宅街っぷりに、呑助に厳しい沿線だな……と、最初は軽く見ていたイハラさんですが、沼部のとんぼ。ここは本物です。

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お店の中はこんな感じで、同じ場所で改装もせず21年営業を続けているとは思えない小奇麗さも、大将や女将の几帳面さ、丁寧さを表しているようで、好印象でした。

近くにお住まいの憩いの場となっている雰囲気もあったので、紹介するのも一瞬ためらわれましたが、
沼部に飲みに行くと友人知人に言うと、「多摩川線?何もねえよ」との反応多数だったので、そんなことねえぞ、いいところあるぞと反論するためにも、レポート書いておきました。

ごちそうさまでした!

【店舗情報】
名称:やきとり とんぼ
住所:東京都大田区田園調布本町33-11
営業時間:17:00〜24:00
定休日:日・祝

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