- 2019年05月24日17:00
【阿佐ヶ谷ニュース】路地裏横丁「いちょう小路」の廃墟に動きあり
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阿佐ヶ谷駅南口の小さな路地裏横丁「いちょう小路」の“廃墟”に動きがありました。
阿佐ヶ谷駅南口、川端通りの路地裏に、昔ながらの飲み屋横丁「いちょう小路」があります。
その細さ、入り口すぐの4軒連なる「営業していない店」が怪しい雰囲気を醸し出しているのですが、中央線エリアでも指折りの行列店の餃子酒場「豚八戒」や、いつ見ても満席の居酒屋「越川」があり、密かな酒飲みスポット。
▲Google Mapsでいうと、赤く塗った小さな路地
私も馴染みのバーがこの通りにあり、バーテンダーさんに近隣の情報を聞くこともしばしば。
特にこの「いちょう小路」入り口の並びの数軒に関しては、長屋のつくりで権利がよくわからず、唯一残っていた正面の不動産屋さんも突然経営者がお亡くなりになり、内装、調度品はそのままに廃墟のような様相となっていました。
「商店街の入り口が4軒、ぜんぶ空いてて暗いでしょ？ 新規のお客さんが入りづらいったらありゃしない」
と、バーテンダーさんがボヤくのを聞いたのも去年の話。
▲この古めかしい不動産屋は営業しておらず、中は突然家主を失ったように
デスク、棚、書類が無造作に残され、埃が積もっていた
デスク、棚、書類が無造作に残され、埃が積もっていた
▲確かに派手な商店街のアーケード看板に対し、入口近辺は暗く寂れた印象
ですが先日の選挙の際、正面の不動産屋跡地が立候補者の事務所になり、選挙が終わった後に少しずつ工事が始まったと、くだんのバーテンダーさんはうれしそう。
確かに商店街の入口から4軒、まとめて足場が組まれ幕が下りていた。
長屋の店舗4軒分、まとめて取り壊されるのか、大規模なリフォームがかかるのか。その詳細の告知は出ていませんでしたが、私のお気に入りの小さな飲み屋街が、明るく活気のある印象に生まれ変わることに期待をしてやみません。
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【いちょう小路のお店紹介】
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