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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

赤城そば街道「なかや桑風庵本店」の“一升そば”

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普通、蕎麦を「一升(1.8リットル)」なんて注文するかなーー!?www


赤城そば街道
「なかや桑風庵」の
一升そば


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★赤城山そば街道「なかや桑風庵本店」

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群馬県前橋市、赤城山を登る県道4号沿いは、蕎麦屋さんが密集し「そば街道」と呼ばれているらしい。

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実際、グーグルマップで赤城山の周辺の「そば屋」を検索すると、点在する蕎麦屋さんのポイントが密集している道がすぐ見つかります。これが県道4号。通称そば街道。

その中でも特に人気があり、週末となると行列必至のお店が、「なかや桑風庵本店」。

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これは、ゴールデンウィーク中、5月1日の11時30分の様子です。大きな門構えの中の広い庭園に、その雰囲気を壊しかねない長蛇の列。

店の扉まで2、30人の行列。さらに扉をくぐっても、中の待合室に20人ほどの順番待ちがあります。
営業は昼の時間帯のみ。

自家栽培、手打ちの蕎麦が自慢の「なかや桑風庵本店」は、そば街道の中でも特にその行列が激しいお店。
古民家のような店内は広く、最低80席はありそうに思えましたが、行列の最後尾についてお蕎麦にありつくまで1時間かかりました。

★「なかや桑風庵本店」の蕎麦は2人前から

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行列の長さの理由のひとつは、その人気だけではなく、グループ(ファミリー)客が多いからだと思います。逆に、ひとり客にはオススメできないお店。

それはなぜなのか、メニューを見てもらえると納得いただけるはず。

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お蕎麦の頼み方は、
五合(2人前)
七合(3人前)
一升(3〜4人前)
と、これまで見たことのない単位で書かれています。
一合とは180cc。1升とは1,800cc。というか、蕎麦って合や升で数えるもの!?

温かいそばならば1杯売りをしているようですが、それは冬季限定。
基本的に冷たい蕎麦を、最低2人前(五合)からオーダーするとなれば、そりゃソロ活動に向かない。

逆に、4人以上のグループで「一升というサイズを見たい」となるのは必至でしょう。

★「なかや桑風庵本店」の“一升そば”

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というわけで、私は今回4人で来訪、「そば一升」をいただきました。

この大きさ、伝わるかなあ。そば猪口の大きさと対比してもらっても、頭が理解できないかもしれません。
このせいろ、女性の腕でひと抱えくらいありますよ。

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あわせる天ぷらは、旬の山菜「天然たらの芽」(840円)。

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「舞茸天ぷら」(680円)。

これも、値段に比べボリューム感は想像の倍以上。

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「大海老天ぷら」は2尾+野菜天で1,600円。頬張るほどの大きさです。このスケール感、写真では迫力が伝わらないのが残念。

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蕎麦自体は、太切の田舎そば。コシが強く野趣あふれながらも、蕎麦の香りは繊細で、一度食べる価値のある蕎麦。わざわざクルマで乗り付けて、行列に並ぶ客が絶えないわけだ。

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この迫力、おいしさは写真では伝わりません。ぜひ赤城山におでかけし、体験してほしいなと。

ちなみに、同じそば街道を下ったところ(つまり前橋市街から手前)に「桑風庵 馬事公苑店」があります。
そちらは「なかや桑風庵本店」の店主のご兄弟が経営されているんだとか。
4人とはいえ1升の蕎麦をいただいた後にハシゴする余裕はなかったので、私の食べ比べはまた次の機会に。

【店舗情報】
名称:なかや桑風庵本店
住所:群馬県前橋市富士見町赤城山1135
営業時間:11:00〜売り切れまで

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