- 2019年04月24日17:00
もし関東大震災がなかったらカツ丼はソース味だった説
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関東大震災がなかったifの世界では、カツ丼は玉子とじではなく、ソース味だろうという話。ifの世界
関東大震災がなかったら
カツ丼はソース味だった
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★「奏す庵」のカツ丼弁当を食べる会
以前「奏す庵」の「わせカツ!丼」を食べたレポートを上げたところ、トントンと何かが転がり、私が仕事場にしているコワーキングスペースで、「奏す庵」のオーナーさんを迎えてランチ会をする催しが開かれました。
★いわゆる“かつ丼”がソースかつ丼というifの世界
上掲の高田馬場経済新聞から引用します。「奏す庵」は2016年に開店したカツ丼専門店。1913(大正2)年に早稲田にあった洋食店が日本で「初めて」カツ丼を発表、ドイツで修業していた店主がシュニッツェル(カツレツ)をウスターソースに付けて丼にしたのが起源とされている。その洋食店は関東大震災をきっかけに福井市に移転。そのため福井県内では、現在でもソースカツ丼がカツ丼と言われている。
同店が提供する「ワセカツ!」はそのオマージュ。
高田馬場経済新聞さんはニュースサイトなので、とても冷静な言葉でまとめていますが、その場で奏す庵のオーナー氏からお話いただいた内容は、こう続きます。
逆に福井では、いわゆる“かつ丼”は「玉子とじカツ丼」と言われている。
玉子とじのカツ丼は、早稲田のそば店「三朝庵」が発祥。その年代は大正7年とされており、それはソースかつ丼の数年後。
関東大震災をきっかけに、ソースかつ丼を発明した洋食店が福井に行かなかったら。
そのままその洋食店が東京・早稲田でソースかつ丼を提供し続けていたら。
ソースかつ丼は福井のローカルの味ではなく、「かつ丼」そのものとして東京から全国に広がっていたのではないか――
ということは、今で言う「かつ丼」こそ東京・早稲田ローカルグルメ「玉子とじかつ丼」なんて呼ばれていたんじゃないかと、私は思うわけで、そんなifの世界を妄想すると楽しいですね。
★元祖・早稲田のかつ丼オマージュ「奏す庵」を弁当で
お弁当はお店で提供されるワセカツ!とは少しその内容が違い――
(また、カツは通常2枚で1,000円。今回はオーナーさん迎えての交流会ということで、メンチカツが1枚追加でサービスしてもらいました。)
ソースをくぐらせたカツは、冷めてもおいしく、お弁当にも合います。
お弁当は店頭で受け取る持ち帰りか、手数料込みの追加料金がかかりますが、UberEatsでも取扱いしているそうです。
お店に行くほかに、お弁当という手もありますよとお伝えして終わります。ごちそうさまでした。
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