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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

もし関東大震災がなかったらカツ丼はソース味だった説

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関東大震災がなかったifの世界では、カツ丼は玉子とじではなく、ソース味だろうという話。


ifの世界
関東大震災がなかったら
カツ丼はソース味だった


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★「奏す庵」のカツ丼弁当を食べる会

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早稲田の“元祖”カツ丼を標榜する「奏す庵」は、お弁当も対応。冷めてもおいしいのがいわゆるソースかつ丼の旨さだなあと。

以前「奏す庵」の「わせカツ!丼」を食べたレポートを上げたところ、トントンと何かが転がり、私が仕事場にしているコワーキングスペースで、「奏す庵」のオーナーさんを迎えてランチ会をする催しが開かれました。

 >>「早稲田発祥」 高田馬場のコワーキングスペースでカツ丼食べる会|高田馬場経済新聞

 >>カツ丼元祖の町・早稲田「奏す庵」のソースカツ丼

★いわゆる“かつ丼”がソースかつ丼というifの世界

上掲の高田馬場経済新聞から引用します。

 「奏す庵」は2016年に開店したカツ丼専門店。1913(大正2)年に早稲田にあった洋食店が日本で「初めて」カツ丼を発表、ドイツで修業していた店主がシュニッツェル(カツレツ)をウスターソースに付けて丼にしたのが起源とされている。その洋食店は関東大震災をきっかけに福井市に移転。そのため福井県内では、現在でもソースカツ丼がカツ丼と言われている。

 同店が提供する「ワセカツ!」はそのオマージュ。

高田馬場経済新聞さんはニュースサイトなので、とても冷静な言葉でまとめていますが、その場で奏す庵のオーナー氏からお話いただいた内容は、こう続きます。

逆に福井では、いわゆる“かつ丼”は「玉子とじカツ丼」と言われている。
玉子とじのカツ丼は、早稲田のそば店「三朝庵」が発祥。その年代は大正7年とされており、それはソースかつ丼の数年後。

関東大震災をきっかけに、ソースかつ丼を発明した洋食店が福井に行かなかったら。
そのままその洋食店が東京・早稲田でソースかつ丼を提供し続けていたら。

ソースかつ丼は福井のローカルの味ではなく、「かつ丼」そのものとして東京から全国に広がっていたのではないか――

ということは、今で言う「かつ丼」こそ東京・早稲田ローカルグルメ「玉子とじかつ丼」なんて呼ばれていたんじゃないかと、私は思うわけで、そんなifの世界を妄想すると楽しいですね。

★元祖・早稲田のかつ丼オマージュ「奏す庵」を弁当で

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さて、そんな奏す庵さんのワセカツ!弁当。

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かけ紙には、その内容が記されています。

お弁当はお店で提供されるワセカツ!とは少しその内容が違い――

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左下に、そぼろ状の「豚のしぐれ煮」、その上の沢庵か煮物のような「たくあんの煮たの」が添えられています。

(また、カツは通常2枚で1,000円。今回はオーナーさん迎えての交流会ということで、メンチカツが1枚追加でサービスしてもらいました。)

ソースをくぐらせたカツは、冷めてもおいしく、お弁当にも合います。

お弁当は店頭で受け取る持ち帰りか、手数料込みの追加料金がかかりますが、UberEatsでも取扱いしているそうです。
お店に行くほかに、お弁当という手もありますよとお伝えして終わります。ごちそうさまでした。

【店舗情報】
名称:奏す庵
住所:東京都新宿区早稲田鶴巻町555−19
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜22:00
定休日:火曜・水曜
公式サイト:http://www.sauce-un.jp/
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