- 2019年05月03日12:00
地元系酒場「めがさわ」の気になる手書きメニューと牛すじ煮込みと
当ブログはアフィリエイト広告を利用しています
手書きのイラストがかわいらしい居酒屋「女ヶ澤」。老舗の雰囲気があるにも関わらず、営業歴数年。
どんなかわいらしい女将がいるのかと思ったら――
どんなかわいらしい女将がいるのかと思ったら――
荻窪のほっこり地元酒場
「煮炊処 女ヶ澤(めがさわ)」
★NewsACT管理者 猪原賽 の新刊を買おう

>>すやすや部活系お昼寝コメディ『ひるねぶる。』(作・猪原賽 画・春夏アキト)
>>HGウェルズ作 侵略SFの金字塔『宇宙戦争 1』(脚本・猪原賽 画・横島一)
★イラストが気になる住宅街の居酒屋

こちら、荻窪駅から徒歩5分。住宅街の角に突然現れる居酒屋。
「煮炊処めがさわ」にメガ沢・ギガ沢・テラ沢ジョークを思いついたけれども…

先日散歩で通りかかった路地裏に、「めがさわ」なる飲食店を発見。ついつい「メガ沢」……と、100万倍単位の"Mega"を想像してニヤリとしてしまいました。
じゃあそのさらに上は「ギガ沢」か。通常サイズは「大沢」かな。あれ? 一兆倍なら「テラ沢」…………
すると、たびたび荻窪・阿佐ヶ谷ネタを提供いただいているto-Dieモトクラシー(東田妹暮らし~)さんも「気になってました」と言うので、ご一緒していただくことに。

店の外の看板には、手書きのイラスト。本来ならば、おいしそうな写真を掲示するべきなのに、味のあるイラストで攻めているのは、店主の子どもやお孫さんが描いた絵を使っているほのぼのした店なのか、それともそういうセンスの若女将なのか――と、妄想激しくしていたイハラさんとto-Dieさん。
ガラリと扉を開けて迎えてくれた店主は……なんと、ねじり鉢巻の気合の入ったまさに「大将」という雰囲気の男性。
to-Die「ちょっと、上級者向けですかね……」
――一見さんには危険なにおいがしますね……。
と、ひそひそ話しつつ、とりあえずビールと、おつまみを何品か。
実はto-Dieさん、以前にこちら「めがさわ」さんのランチタイムには一度来ているそうで、
to-Die「味は、心配ないと思います」
to-Die「この牛すじをアタマにしたどんぶりがランチに出てて、それ食べて『この店はうまい』と確信しまして」
――もぐもぐ(納得)。
ちなみにランチタイムの「牛すじ煮込み丼」は、お新香、味噌汁、小鉢付きで800円。この牛すじ煮込みがそのままゴハンの上に乗っていると思ってもらって差し支えないビジュアルだそうです。
食べればどれもしっかりうまい。……しかし、(仕込みはともかく)調理自体はどう手間がかからなさそうなものばかり。
ちょうど常連の方が去り、客が我々だけになったので、大将に声をかけてみてお話してみることにしました。
★大将に話を聞いてみた
to-Die「表や店内のメニューのイラスト、どなたが描いてるんですか?」
大将「あー、僕です。クレヨンで描きました。下手くそでしょう?」
と、ねじり鉢巻で気難しい様子だった大将が、声かけてみるとけっこう温厚で、にっこりと自虐的なギャグも入れて来る。
いえいえ、味があって、それが気になって我々今日飲みに来たんですよと会話を続け、いろいろお話を聞くことができました。
大将はもとはと言えば、荻窪の某寿司割烹店で日本料理の板前として働いていたのですが、約2年前にここ「めがさわ」を始めたそう。
前も居酒屋だったこの建物に、内装に多少のリニューアルを図り、そのため老舗の雰囲気が漂っていますが、まだお店歴は短かった。
そもそも、私がギガ沢やテラ沢も……と冗談を言ったその屋号も、大将の苗字そのもの。
ロケーションが住宅街なので、近場の常連さんしか来ないため、普段は少数精鋭みたいな居酒屋メニューしかないが、前もって予約して来てくれた時だけ――
大将「刺身とか、天ぷらとか、鍋とか、お出しできるんですけどね」
ずっと日本料理をしてきた腕がいかんなくふるわれるんだそうですよ。
月曜のカレーもなにげに気になりますがw
私もついついボトルを入れてしまったので、またお邪魔せねばなりません。
ランチも夜も、定休日なしで営業。
夜は11時を過ぎて誰もいなければ閉める……と大将おっしゃってました。
【店舗情報】
名称:煮炊処 めがさわ(女ヶ澤)
住所:東京都杉並区天沼2丁目3−20
営業時間:ランチ/ディナー
名称:煮炊処 めがさわ(女ヶ澤)
住所:東京都杉並区天沼2丁目3−20
営業時間:ランチ/ディナー
【Amazon】
地元のごちそう 荻窪・西荻・阿佐ヶ谷 (エイムック 4050)
posted with amazlet at 19.04.22
エイ出版社
売り上げランキング: 137,745
【楽天】
![老舗になる居酒屋 東京・第三世代の22軒 [ 太田和彦 ]](http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3346/9784334043346.jpg?_ex=128x128)
老舗になる居酒屋 東京・第三世代の22軒 [ 太田和彦 ]