- 2019年04月23日12:00
これぞご当地グルメ！北海道・札幌土産の「月寒あんぱん」
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北海道土産に「月寒あんぱん」。みんなこんなあんパン、知ってた？
北海道・札幌土産
「月寒あんぱん」100年の歴史
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★北海道土産に「あんぱん」をもらった
北海道に出かけた友人。
「白い恋人、バターサンド、生キャラメル……定番過ぎるお土産を買うのは飽き飽きしたので」と、選んで買って来てくれたのは、なんとアンパン。
これがお土産ですか。アンパンなんてどこでも買えるじゃないか。
★「月寒あんぱん」100年の歴史
「月寒あんぱん」の裏書きを見てみました。
その歴史は明治39年（1906年）に始まる。
東京・木村屋の桜あんぱんが人気という噂を聞いて、なぜか“月餅”風に仕上がったのが「月寒あんぱん」。
その後、月寒の地を開拓する日本陸軍の道路工事の最中に配布されたおやつが月寒あんぱんで、そのおかげで平岸〜月寒間のその道路は「あんぱん道路」と呼ばれるようになった。
……という歴史があるそうです。
「ほんまの月寒あんぱん」と、急に大阪弁で言われても、と困惑したんですが、
「ほんま」って、会社の名前だった。明治39年というのは、ほんまの創業した年か。
あと、賞味期限長い！ もらったのは3月27日。賞味期限は一ヶ月くらいあるらしい。
そんなアンパン、見たことない！
★「月寒あんぱん」食べてみた
ほんまの公式サイトにも書かれていることですが、ほんとに月餅みたいです。サイズ感といい、皮と餡のバランスといい。
買ってきてくれた友人は、「木村屋のあんぱんの真似をしようとしたけど、北海道では寒すぎてイースト菌が発酵しないんだ」と冗談を言っていましたが、さもありなんという皮の薄さと硬さ。
（ちなみに木村屋のあんぱんは、正しくはイースト菌ではなく酒種を使っているよ！）
かといって皮が月餅とまでの硬さがあるかと言えば、答えはノー。
そうだな、三立製菓の「かにぱん」みたいな歯ざわりだと言えば伝わるかな。
そんなほどよい食感の皮の中に、ぎっしり餡が詰まっている。
あんぱんというよりは、和菓子そのもの。素朴でおいしい甘さ。
100年の歴史ある、ご当地お菓子。知る人ぞ知る北海道土産。
公式サイトや楽天を見てたら、写真の月寒あんぱんは表面がこんがりテリッと艶があるけれど、
買ってきてもらったものは普通にパンみたいな生地だなあと思いましたが、これ、実は買ってきてもらったものは「月寒あんぱんミニ（5個入り）」が正しい商品名。
そっか、これは本来の月寒あんぱんよりも小さいサイズなのだと気づいて納得。
いいものを知りました。北海道に行く時は、月寒あんぱん探してみよう。北海道に行く人がいたらリクエストしてみよう。
ごちそうさまでした。
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