南阿佐ヶ谷のそうめん専門店で食べたおつまみ、自宅でカンタンに作れそうだなーと思ったら意外と手間だった件。

昨年の晩秋に訪れた、「阿波や壱兆 バイパス店」は、東中野にある24時間営業のそうめん店「阿波や壱兆」の暖簾分け店。

徳島名産のおつまみや、お手軽な創作おつまみでお酒を飲んで、徳島の半田そうめんで〆まで行けるお店です。

２、３ヶ月ぶりに再訪し、いただいたのが、以下のメニュー。

フィッシュカツ。

煮込み豆腐。

そして「燻製カニカマと玉子のマヨネーズ和え」＋すだちサワー。

前回は「田舎ぶっかけそうめん（温）」をいただいたので、〆は冷たい「ねぎそうめん」。

具材はシンプルになりましたが、白髪ねぎと青ネギを合わせた薬味に、塩味のきいている淡口の冷たい出汁に、コシあるそうめんがベストマッチ。冬はあったかにゅうめんがいいけど、冷たいそうめんもやっぱりおいしい。

ごちそうさまでした。

食レポは２回目なのであっさり済ませて、今回はコレです。「燻製カニカマと玉子のマヨネーズ和え」。

これ、地味においしくてですね、燻製さえなんとかすれば、自宅でもカンタンに作れそうだなーと。

自宅での晩酌用に、見よう見まねで作ってみた。それが今回の主旨。

我が家には、燻製調理モードを搭載したコイズミ「スモークトースター」がありますから、まずはカニカマを燻製に。

そうして出来上がった燻製カニカマを割いて、あらかじめ作っておいた錦糸玉子とほぼ同じ幅に。

あとは錦糸玉子と燻製カニカマを、マヨネーズで和えるだけ。

ゴマを散らして、完成です。

……もちろん、「阿波や壱兆 バイパス店」でいただいたものとまるで同じとは言いませんが、燻製されたカニカマの香ばしさと玉子の甘み、マヨネーズの酸味。これはなかなかイケるおつまみ。

缶チューハイもぐびぐび進むってもんです。皆さんもご自宅で作ってみては？ ……というオチでは終わらない。

「阿波や壱兆 バイパス店」でいただいた「燻製カニカマと玉子のマヨネーズ和え」は、お値段もそう高くなく、3、400円くらいだったと思います。原材料もその値段の想像がつき、これなら家でも作れるなと思って勝手に再現してみたものですが、写真を比べれば一目瞭然で、錦糸玉子は私が作ったものより薄く色合いもキレイで、元のカニカマももっと良いものを使ってらっしゃるし、やっぱりお店は違うなと。

というかですね。

錦糸玉子を作るのに、我が家の包丁は切れ味悪いし、カニカマも意外と割くのが手間。後半に従って雑に太くなっていく。

ものはシンプルなのに、作業に手間がかかり過ぎる！！

自作すればたった一人前ですが、これを何人前も用意するんでしょ？

うわー、バイパスさん（阿波や壱兆バイパス店の店長さんのあだ名）すげーなぁと、いまさらのように感心しちゃう。

これで3、400円だったら払うよ、払う。むしろ安いよ。

という結論に至ったので、南阿佐ヶ谷に住んでいる友人を誘い出してまた行こうと思います。

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