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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

「スッパイマン」干し梅のルーツは中国だった

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スッパイマンの柿ピーがうまい。


知らなかった!
スッパイマン“干し梅”の歴史


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★「スッパイマン」の柿ピーって

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沖縄の乾燥梅菓子ブランド・スッパイマン……の、柿ピー。

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柿の種といえば辛味が特徴の、おせんべい。元祖を名乗る会社や、世界に柿の種を販売する大手の会社がありますが、各社いろいろフレーバーを出す中、地方発・全国区の知名度をほこる干し梅のブランド「スッパイマン」も柿の種出してたんだ。

当然、梅味。辛味よりも酸味が立った「スッパイマン 柿ピー一番」は、梅好きなら納得の味わい。

……と、それだけなら別に、こうして文章を各ほどのことではなかったんですが。

★干し梅「スッパイマン」のルーツは中国・台湾にあり

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今でこそ「干し梅」は、柿ピー以上に各社から販売されているお菓子。

しかし「スッパイマン柿ピー一番」の背面ラベルを見て、へぇ〜と思った。

乾燥梅干は台湾・中国を中心としてポピュラーなおやつで、沖縄では隣国ということもあり、馴染みのある商品でした。(スッパイマンは)それを日本風に甘く食べやすく改良を加えた商品です。

え、もともと日本のお菓子じゃなかったの!?

干し梅(ほしうめ)とは、梅干しをさらに乾燥させて作った菓子である。多くの場合、甘味料が加えられて、普通の梅干しよりも甘酸っぱい味付けとなっている。乾燥梅菓子。発祥の地とも言われる中国では話梅(広東語: wa6mui4 ワームイ)と呼ばれる。
(略)
日本には、沖縄県を通じて台湾から輸入されたのが始まりで、沖縄県の土産菓子として販売されていた。しかし、日本では使用が禁止されている人工甘味料のチクロが使用されていたことが問題となり、いったんは輸入が途絶えた。その後、1981年(昭和56年)に、沖縄県内の菓子問屋上間菓子店が別の甘味料であるステビアを使用した製品「スッパイマン甘梅一番」を製造するようになり、観光客の口コミなどで日本全国へと広まった。
Wikipediaからの引用なので、2次ソースですみません。

私の地元・埼玉でも、現住の東京でも、コンビニやスーパーで必ず見かける「干し梅」。それこそ子供の頃の遠足のおやつにも、駄菓子屋さんで買ったような記憶がありますが、その発祥が中国で、沖縄を経由して拡散した食文化だとは知りませんでした。

そもそも「スッパイマン」自体、干し梅なんて全国どこにもあるのに、なんで沖縄ご当地みたいな感じでこの頃見かけるようになったんだろうと思ってたんですが、逆だったんですね。
元祖ゆえに、別の会社の干し梅が駄菓子屋に並んでいることにムムム……となって、ブランディング戦略を進めた結果、「最近スッパイマンよく見かけるな」というふうになったのかもしれない。

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▲「スッパイマン甘梅一番」も買ってみた。子供の頃駄菓子屋で買った干し梅は、もっと肉薄で種ばかりだったような気がする。

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なお、スッパイマン製造販売元「上間菓子店」は、工場見学もできるらしい。スッパイマンの製造工程を見て、その歴史が学べる。今度沖縄旅行に行くことがあったら、ぜひ旅程のコースに入れる検討をしたいと思います。

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