- 2019年02月10日12:00
【埼玉・新ご当地カレー】「北本トマトカレー」北本市とトマトの深〜い関係
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埼玉県北本市のご当地グルメ「北本トマトカレー」。B級グルメブームに乗った新しいご当地ものかと思いきや、北本とトマトの関係は長く深いものでした。
北本トマトカレーと
北本市とトマトの関係
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★元埼玉県民として「北本トマトカレー」を買ってみた
私は埼玉県鴻巣市の出身。鴻巣は荒川の“川幅日本一”認定をきっかけに、「川幅うどん」「川幅ラーメン」「川幅どらやき」など、幅広な“川幅グルメ”をご当地ものとして売り出しています。
しかし、その歴史は当然ここ数年。ブームに乗って、とってつけた感がありありなのは否めません。
そんな鴻巣のお隣町・北本にも、ここ数年で生まれたご当地グルメがあり、それが今回紹介する「北本トマトカレー」。
★「北本トマトカレー」食べてみた
もっと肉や他の野菜のコクが出てくると、デミグラスソースになっちゃうところですが、ほどほどの辛味がじんわりと後から増して来て、しっかりカレーしています。
おや、これはなかなか美味いじゃないか。
その実力は、「よこすかカレーフェスティバル2014」全国ご当地カレーグランプリ優勝、
「土浦カレーフェスティバル2016」C-1グランプリ優勝という成績が裏付けています。
……川幅なんて物理的な売りには、敵うべくもないか。ぐぬぬ……。
とはいえ、北本が、なぜトマト? という疑問も同時に湧くわけで――
★北本市とトマトの関係
北本市とトマトの関係は、パッケージ裏に説明されていました。
実は「北本トマトカレー」自体は、ご当地グルメブームにあやかりここ最近に生まれたものですが、北本市とトマトの関係は1925年(大正14年)にまで遡るそうです。
現・北本市である当時の石戸村でトマトの栽培が始まり、1927年(昭和2年)には、国産初の無着色ピューレ「トマトクリーム」が開発され、東京の老舗名店で評価を得た食材となった一方、生トマトも村の名前を冠した「石戸トマト」として販売、トマトクリームと共に全国でブランドとして認知されていた時代もある。
しかし、そんな生トマトもトマトクリームも、戦争中に生産中止に。
戦後、トマトの生産が再開され、石戸村も北本市となり、「北本トマト」としてブランドが確立。こんにちに至る――というわけです。
……意外と知らなかった、私が生まれ育った町のお隣の、ブランド。
正直これまで「北本? トマトカレー? 何で今?」なんて軽く見ていました。北本市の皆さん、すみませんでした!! 北本トマトカレー、おいしいです!
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