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『キャプテン翼』って埼玉ご当地ものでしたっけ？

西武池袋線の駅構内で見かけたポスター。

約半年近く開催され、12月21日に終了予定の「鉄道でめぐる 埼玉×アニメ横断ラリー2018」を知らせる、言ってみれば“聖地巡礼”街歩きイベントの告知です。

その開催地は、『月がきれい』の舞台となった川越市、

『ヤマノススメ』の舞台となった飯能市、

『あの花』と『心が叫びたがってるんだ。』の聖地・秩父市（横瀬町）、

『らき☆すた』の久喜市鷺宮、

『クレヨンしんちゃん』のお膝元、春日部市……

キャプ翼の舞台って埼玉だったっけ！？

いやいや違う。そもそも舞台は、架空で存在しない静岡県南葛市。

高橋陽一先生が葛飾区生まれで、出身高校である「南葛飾高等学校」にちなんで「南葛」という地名となった経緯もあるので、葛飾区が「キャプテン翼」の聖地であると言ってもいい。（実際、葛飾区立石には翼くんの銅像もあります。👉【コチラ】）

埼玉×アニメの聖地巡礼イベントに『キャプテン翼』がある理由は、「作中に埼玉スタジアムが出てくるから」という説をネット上で見かけましたが、パンフレットでも見れば正しい理由が書いてあったかもしれませんね。

7月から始まり、もう終わろうとしているイベントなんで、パンフレットが全然見つからなかったんですけど。

あと、埼玉スタジアム最寄りの駅「浦和美園駅」に、キャプテン翼の巨大ステンドグラスが設置されているらしいので、キャプ翼聖地……とでも言いたいのかな。

ま、漫画・アニメ作品が自治体に請われてイベントの「顔」になり、聖地巡礼としてイベントそのものも盛り上がるなら、喜ばしいことだとは思うんですけどね。

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