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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

「サラダホープ」が“新潟限定”ってどういうこと?

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新潟土産にもらった「サラダホープ」。新潟限定商品らしいんですが、え? そうかな、どこでも売ってない?


新潟限定 亀田のあられ
「サラダホープ」


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★新潟限定って聞いたんだけど、これどこでも売ってるよね?

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新潟に出かけた方からいただいた、新潟限定土産「サラダホープ」。

私自身、新潟に出かけることが多いので、確かに越後湯沢駅でよく見かける米菓。でも、「限定」ってホントかな?
都内のお菓子屋さんやスーパーで、こういうのよく見かけない?

★サラダホープが新潟限定の理由

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亀田の「サラダホープ」。左が「海老しお味」で、右が「まろやかな塩味」。うん、やっぱりこれよく食べてる奴だよ。

新潟じゃないと買えないなんてウソじゃん? と疑問の私に、「サラダホープ」を届けてくれた方が豆知識を伝授。

「類似品が多すぎて、全国で売ると埋もれちゃうから、あえて新潟限定にしてるらしいですよ」

……え。類似品?

細長い形のひとくちサイズ、あっさりとした塩味とサクサクした口当たりが後を引き、食べ始めると止まらないおいしさの、サラダホープ。誕生したのは昭和36年(1961年)で、すでに半世紀を越えて愛され続けているあられです。

そんなサラダホープは、ほぼ新潟県内だけの販売。最初から地域限定を意識していた訳ではなく、最初は全国販売を視野に開発され、販売されました。ところが予想を上回る売れ行きで製造が追いつかず、一旦県外出荷を停止に。生産ラインを整えて、翌年全国販売を開始したところ、すでに類似商品が出回り、逆にサラダホープの方が類似品とみなされ、扱ってもらえない状況になっていたそうです。
新潟市公式観光サイトWelcome to Niigata Cityより引用/強調筆者)

意外なことに、その販売開始は1961年とかなり昔の話。
全国発売したところ人気すぎて(県外)出荷停止という事態は、この頃のお菓子メーカーの新商品ではよく聞く話ですが、そんな昔からあったんですね。

ただ、現在のお菓子業界と違うところは、一旦県外に出荷停止したところ、そこがチャンスだとばかりに他社の類似商品が出回ってしまった点でしょう。
せっかく全国販売に耐えうる生産ラインを整えたのに、再出荷を始めたら、逆にそうした類似商品の類似品扱い。

「じゃあもう新潟限定でいいよ!!」と亀田製菓が逆ギレした……かどうかは知りませんが、結果的に新潟限定という形に落ち着いたということでしょう。

どこの何が「サラダホープ」の類似品かどうかは私は検証しませんが、どおりで新潟で売ってるサラダホープを見ても、「どこでも売ってるやつだ」と思っていたわけだ。

「海老しお味」に「まろやか塩味」。……もちろん味も、皆さんの想像どおりだと思います。おいしいですよね。

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