- 2018年11月17日12:00
絶対噛むな!冬限定北海道銘菓「大甞飴」
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冬期菓子の王 大甞飴は、絶対噛んではいけない飴。噛むも噛まないも、とりあえずビッキビキに割って食べます。
冬の飴、北海道の味覚
「大甞飴」は
絶対噛んではいけません
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★北海道土産の「大甞飴」
レトロなデザインがかわいい、「大甞飴(たいしょうあめ)」。
「甞」の字は、「嘗」の異体字で、「ナめる」とも読みます。
大甞飴は大正4年(1915年)から続く100年以上もの歴史あるお菓子で、大正天皇の大嘗祭(だいじょうさい・おおにえのまつり)にちなんで作られたお菓子なんだそうですよ。
大正天皇の大嘗祭の字を借りた、ナめるお菓子。三十の掛詞はけっこう気がきいてますね。
また「冬期菓子の王」とあるのは、11月〜2月の間の限定製造商品だから。長い歴史がありながら、今年もこの冬だけの味覚というわけです。
★「大甞飴」あけてみた
これを一体どのように食べればいいのかと考える前に、このお土産をくれた人の言葉を思い出す。
「絶対、噛んで食べないでください」
★絶対噛むな!「大甞飴」
大甞飴をくれた人は、買った時に店員さんに「念を押された」と、その言葉を私にも繰り返します。
「とても硬くて粘着力のある飴なので、絶対噛まずに最後まで舐めて溶かしながら食べてください。噛むと歯にくっついて、詰め物が取れます」
ああ、それは絶対噛んじゃダメなやつだw
それはともかく、延べ棒みたいな飴じゃん。噛まないとなると、一体この大きさの飴をどのように口に放り込むと言うのだ。
パッケージ裏には、こう書いてあります。
「包装のまま中の飴をたたいて小さくお割り下さい。食べやすくなります。」
開けた包み紙を一旦とじて、拳でゴン! 叩いて割ったひとかけらをいただくと……
乳白色の飴の中の黒い粒は、黒ごま。すごく素朴な甘さの中に香ばしさも感じられます。
歯の詰め物が取れると困るので、注意深く舐め続けましたが、ふと誘惑にかられ軽く歯を立ててみると、硬さの中に僅かなやわらかさ。
冬期限定のお菓子である理由は、主な原材料が水飴なので、暑いと溶けてドロドロになってしまうから。
その本来のやわらかさが感じられるこの食感。何かに似てる……と記憶を探ると、そうだ、七五三の千歳飴に似てる。
千歳飴も硬い棒状ですが、パキッと割れますよね。でも歯を立てると妙にくっつく感じ。大甞飴の食感は、アレに似ています。
ですが、味は地味で素朴な甘さ。緑茶と一緒にいただくと、双方引き立て合う予感がする味わいです。
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古き良き日本の味。大正の浪漫を感じる冬期限定 大賞飴 100g