- 2018年10月31日12:00
都内の蔵元「石川酒造」蔵見学とクラフトビール
都内の酒蔵「石川酒造」の蔵見学と、ビール工房でできたて生ビールを堪能。日帰りプチ遠出(&昼酒)に最適。
福生の酒蔵「石川酒造」と
「福生のビール小屋」
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★福生の酒蔵「石川酒造」で…ビール!?

とある休日。友人に誘われて向かったのは、東京都福生市。都内の酒蔵のひとつ「石川酒造」にやって来ました。最寄り駅は拝島駅です。
蔵見学はスタート時間が決まっていますので、時間調整がわりに敷地をぷらぷら散歩していると……
実は石川酒造は、明治のある期間だけ、ビールの醸造をしていたそう。銘柄名は「日本麦酒」。今も大メジャーなアサヒやキリンの創業と同じ時期ながら、まだまだ外国の酒が認知されず、当時はあまり売れなくてすぐ撤退してしまったそうなw
実際にビールを醸造していた歴史があるので、地ビールブームに乗っかって、100年以上ぶりにビールの醸造を再開。
クラフトビールブームも手伝って、現在、石川酒造敷地内のレストラン「福生のビール小屋」は、こちらで食事をするためだけに来るお客さんもいるほど、人気スポットとなっていた――
★「福生のビール小屋」でクラフトビール昼飲み
これだけでクラフトビールジョッキで3杯飲んだ。
ここまでいただいて、ご馳走様。さて、帰りますか……とはなりません。角打ち行こう!
★「向蔵ビール工房」で角打ち
階段上がって我々は驚いた。
都合4杯の生クラフトビールを飲み、ほろ酔いになったところで(ほろ酔い?)そろそろ蔵見学ツアーかなーと、集合場所に行ってみた。
★石川酒造・蔵見学ツアー
お兄さん「これから『もろみ見学ツアー』するんですけど、どうっすか?」
――我々、16時からの見学に参加しようとしてるんですよ。それに間に合います?
お兄さん「通常の見学の間を縫って参加してもらうために企画したんで、30分で終わる予定です」
――だったらちょっと参加してもいいかな……。
お兄さん「あ、でも、ちょっと話が弾んじゃって、さっきは1時間くらいになっちゃって」
――それ、通常見学に間に合いませんよね?w
お兄さん「途中で抜けてもらってかまいませんので!」
なんだか妙に押しの強いお兄さんだが、途中抜けも申し訳ないので、参加は見送り。お兄さんは寂しそうに手を振った。
おじさん「今日はウチの杜氏が、スペシャルツアーもしてたんですけどね」
――スペシャルツアー? 酒蔵での酒作りのトップたる杜氏さんが?
おじさん「ウチの杜氏は30代の若手で、今日はもろみを見てもらうと張り切ってて」
――……。(さっきのお兄さんだ)(アイツじゃん)(さっきの人だ)
と、顔を見合わせ心で会話する我々。もろみツアーのほうに行けば良かったぁ〜!! 蔵見学はいつでもできるじゃん!!!!!
(石川酒造Facebookページよりキャプチャ)
実はこの日「石川酒造10月の感謝デー」イベントを開催。

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