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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

「飲める○○」というフレーズの濫用に疑問を呈する

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スシローの鮨居酒屋業態「鮨 酒 肴 杉玉」阿佐ヶ谷店を再訪。カレーに始まった「飲める○○」っていうフレーズ、そろそろみんな考えたほうがいい。


「飲める○○」というフレーズの
濫用に疑問を呈する


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★カジュアル寿司居酒屋「杉玉」再訪

スシロー新業態!(ほぼ)299円均一寿司居酒屋「杉玉」阿佐ヶ谷店

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「ウニとイクラのこぼれ軍艦」が299円ほか、魚介を肴に寿司で〆られるカジュアルな寿司居酒屋「杉玉」は、スシローの新業態。俺、こっちのほうが気楽かもw
と、一人で伺った「鮨 酒 肴 杉玉」は、スシローの居酒屋業態。
軽いつまみでさっと飲めて、最後に寿司をつまめるカジュアルなスタイルは、あまり量を食えなくなっている中年男性(=私)にとっては、回転寿司より使いやすいなーという印象でした。

この軽いレポートを後から見た妻が「連れてって欲しい」と。
「なんで一人で行ったの?」と。

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メニューにあった「飲める親子稲荷」とは? 「飲めるサーモン」とは? 「レバ刺しみたいな生サーモン」とは?

気になるメニューに挑戦したいし、妻も行きたいと言うし、じゃあ行きましょうかと夫婦で再訪。
今回は【昨日の日記】枠で、ちょっと語りますよ。「飲める○○」っていう悪ノリは、もうやめましょうよw


★「杉玉」の生ビール・チビから始めてみた

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まずは(ほぼ)299円酒場としての挟持、生ビール・チビ(299円・税抜/以下同)から。

このサイズ感は「とりあえず生」として、ビールがすぐ腹にたまって満腹になるアラフォーには、逆に待ってたミニサイズ。一杯目はこれくらいでいいんだよ。

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「板わさ」(299円)と、

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前回も食べた「マグロの中落ち」(399円)は、妻とシェアしても余る勢いのボリューム。

さて、ジャブはこれくらいにして、「飲める○○」気になるメニューを確認して行きましょう。

 妻「そんな気になるんなら、どんなものなのか訊かないの?」

 ――別に訊いたって訊かなくたって、頼むからいいじゃん。

 妻「ふ〜ん」


★「杉玉」の気になるメニューを確認してみた

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「おでんの大根なのに天麩羅」(299円)

おでんの大根がネタになってる天ぷらでした。ジューシーな大根とサクサク衣のコントラストは、意外なマッチング。

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「レバ刺しみたいな生サーモン」(399円)は、薄切り生サーモンに、ごま油と塩がかかっています。

レバ刺しみたいって、所詮サーモンだろ……とか思ってたんですけど、実際に食べてみると意外にレバ刺し感あります。
レバ刺しが食べられなくなって久しいですが、今思えば、レバ刺しの味の7割くらいは、ゴマ油と塩の味だったのかも……と、軽く絶望すること請け合いです。

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「やめられないとまらないフライドポテト」299円。

そのフレーズから「かっぱえびせん」の風味をイメージした……海老パウダーがかかっている……と、いろいろ想像してたんですけど、ごく普通のフライドポテトです。ただのフライドポテトです。

マジかよ、騙された! とおこぷんですが、あれば食べちゃうフライドポテト。
……くそ、キャッチフレーズってすごいな。

こうなると、「飲める親子稲荷」「飲めるサーモン」――どういうものが出てくるか、驚きと肩透かし、どっちもあるぞこれ……!


★「飲める○○」に疑問を呈する

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はい、「飲める親子稲荷」(299円)です。

……稲荷寿司じゃん!! 固形じゃん!!!
別につゆだくでもないじゃん!!!

親子とは、鮭とイクラの親子寿司。
おいしいんですが、これは逆に飲みたくないです。きちんと咀嚼して味わいたい。

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「飲めるサーモン」(2貫 299円)。

……え、寿司じゃん。

ネタは、とろけるほど柔らかい生サーモン。だから「飲める」と言いたい気持ちはわからないでもないが、やはり寿司ならシャリとの一体感を味わうために、飲みたくない。咀嚼したい。

飲もう!ハンバーグ!A5黒毛和牛焼肉店のスピンオフ「飲めるハンバーグ」高田馬場店の肉汁どくどくぶりに慌てる

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「飲めるハンバーグ」に箸さしこんだら肉汁の洪水にビビって写真撮るの失敗した。
以前、「飲めるハンバーグ」を体験しました。

これは肉汁どくどく、口を直接つけて吸いたいくらいで、そういう意味では「飲める」というフレーズは理解する。

そもそも「飲める○○」の元祖的なカレーライスだって、まあどろどろポタージュ様とも言えるし、スープカレーってものもあるし、納得できる。

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でもこれはさすがに「飲める」というのには無理があるでしょ。これは、寿司! 食べろ!!

……そんな憤りも、ネタ。寿司だけに。
「なんだよこれ、飲めねぇよ〜」って妻と顔を見合って笑う酒の席は、楽しかった。
そういうエンタメ性も、さすがスシロー。ラーメンやデザートをメニューに取り込み、「寿司屋かよ」とツッコまれつつも支持されているような飲食チェーンの力技。

「飲める○○」が全然「食べる○○」だったことが確認できましたので、〆の寿司を頼んで、

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ついでに日本酒も頼もうか。〆の段階で1合追加は多いけど、半合299円から頼めるし……

 妻「ねえ、待って。『飲める』って、もしかしてお酒のことじゃあ……」

 ――・・・あ。

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まさか、「(酒が)飲める親子稲荷」…………。

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