2018年10月31日17:00

ノックいらずの“時短”シャープペン！ぺんてる「オレンズネロ」は3,000円の価値あり

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1本3,000円という高級シャープペンシル「オレンズネロ」は、芯を使い切るまでノックがいらないシャープペン。その値段を出す価値のある機能。まだ手描きで下描きしているマンガ家さん、いかがです？

芯が折れない・ノックがいらない
シャープペン「オレンズネロ」

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★今更だけど今更だから“買える”オレンズネロ

ぺんてるのシャープペンシル「オレンズ」シリーズのひとつ「オレンズネロ」。

2017年2月に発売になり、発売当初から「芯が折れず、ノックが必要ない自動芯送りシステム」というコンセプトがネットで話題となったことを覚えていますか？

当時は人気すぎて品薄、私も文房具屋さんに走ったクチですが、どこに行っても買えない状況が続きました。

買えないな〜と思っているうちに2年弱。先日文房具屋さんに寄った際、普通に売っているのを見つけ、

「欲しかったんだよこれ！　すっかり忘れてた！」と、今更買ってみましたよという話。

★折れない＋自動新送り機構の「オレンズネロ」

3,000円のオレンズネロは、実物はこんな感じで、ブラックカラーのマットな雰囲気。細く角ばったフォルムは、鉛筆にも似ています。

約2年前ネットで話題になった時に詳しく調べなかったため、今ようやく知ったんですが、もともと「オレンズ」というシャープペンシルは2014年に発売した商品だったんですね。

シャープペンの芯は出ているから折れる。

じゃあ芯をパイプから出さなければ折れないんだ！　という構造が「オレンズシステム」。しかし芯が減ればそれに合わせてパイプも奥に引っ込み、ノックをしてまた最初に戻すという手間があったそう。

それが、オレンズネロで初めて「自動芯出し機構」を搭載。芯を1本使い切るまで、必要なノックは最初の1回だけということが、2年前の発売当時の話題の主、だったというわけです。

だって、ノックしないでも、書き続けている間ずっと芯が出続ける。そんなの魔法の鉛筆じゃないですか。

★ほんとに折れない！出続ける！オレンズネロ、気持ちいい

試しに1度ノックして、サラサラと書き始める。

あー、折れない。途切れない。

いくら書いても出続ける。すごくないですか？　これ、一度たりともシャープペンの先を紙から離してないんですよ！

ノックする時間も惜しい、芯が折れたらまたノックするその0.1秒の手間さえも惜しい、そもそも芯が折れる瞬間に舌打ちしちゃう。

そんなせっかちな人にはそりゃあ、売れる。当時品薄になった理由がよくわかる使い心地。

締切間際に下描きをしているマンガ家さん、自習室で勉強している時にポキッと折れる音が周囲の人の気に障るんじゃないかと気が気でない受験生の方にオススメです。

……え？　私が何にシャープペン使ってるんだって？

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これですよ、これ。

月刊ヒーローズで連載中の『ひるねぶる。』こちら私・猪原賽が原作を書いてましてね。

基本的に文字で原作をお渡ししているわけですが、ネームチェックで「構図はこう、フキダシの位置はこう」と少し参考イメージ図をお渡しするんですよ。その時紙とシャープペンを使います。

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— 猪原賽【ひるねぶる。原作/宇宙戦争脚本】 (@iharadaisuke) 2018年10月1日