- 2018年10月11日12:00
予約が取りやすくなった!?SATOブリアン系列「サトブリDA」でコースを堪能しながら“食の道”にビビる
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予約困難で高いだけあるな……とタメイキしか出ないSATOブリアン新店舗「サトブリDA」の最低額コース11,500円。出す価値あり、予約も以前より取りやすくなったそうですよ。
予約困難焼肉店
阿佐ヶ谷「サトブリDA」
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★オープン1周年間近「サトブリDA」
阿佐ヶ谷の予約困難店のひとつであり、肉を語る時に外せない焼肉店「SATOブリアン」。
阿佐ヶ谷駅近辺だけで5店舗展開し、そのどれもが名店と呼び声が高いのですが、なにせその予約が難しい。
以前、私はNewsACTでSATOブリアン本店をレポート。もうあれから2年が経ちますが、ようやく再訪の機会を得ました。予約してくれた友人O氏に感謝。
今回系列2回目、2店舗目のお店は「サトブリDA」。オープンは昨年12月、比較的新しい店舗です。
★予約方法が変わり、予約が取りやすくなった
予約してくれた友人O氏は言います。
「これまでは、予約方法は電話のみでした。予約解禁日の解禁時間になってからお店に電話する。予約したいお客の電話が殺到して、まずNTTの回線の奪い合いですよ(笑)。そして運良く繋がった人からどんどん予約を入れていき、予約が埋まっていく。ですが最近、電話と平行して公式にネット先行予約がスタートしました」
それは、私自身当ブログでもお知らせした、OMAKASEという予約管理サイトを利用したSATOブリアン系列店の先行予約サービスのこと。
O氏は続けます。
「ですがネット先行予約が始まって、まずNTTとの戦いがなくなった。もちろん早いもの勝ちですが、お客達はそれぞれお店、曜日、時間で指定し分散することになるので『電話が繋がらないうちにまったく枠がなくなった』という事態がなくなったんですよ。おかげで今回僕も、数カ月ぶりに予約が取れました」
私はその恩恵に預かれたというわけです。ありがとうございます。
こうした予約困難店に足繁く通うグルメ・食通の皆さんは、まずは予約を取ってしまい、その日に来られるメンバーを後から募るんですよね。
その日もO氏が集めたメンバーの中には、SATOブリアンに限らず予約困難店に足繁く通う食通さんが。
彼が言った一言が、非常に「業が深い」と感じ、11,500円の焼肉コースすらも生ぬるく思える言葉だったので、一番最後の項でお伝えします。
そんなことはいいからコースの肉写真を見たい人は順番にどうぞ。
予約をしたいぞという人は、下のリンクをブックマークしておいてください。
(今すぐ予約はできません。毎月30日〜末日のみの稼働です。)
【Amazon】
★ある日の「サトブリDA」コース(11,500円)
▲用意されたタレ/左上から時計回りにレモンマスタード、焼肉のタレ、特製スパイス、マスタード醤油、わさび醤油
ちなみに、SATOブリアン各店舗は、私達お客は何もすることはありません。店員さんがつきっきりで肉を育ててくれます。
我々は鳥の巣の雛のように、プロの焼き加減で仕上がった肉をただ受け入れるのみです。
それにしてもタンやカルビの厚さ、ものすごいですね……。
脂が少なめながら、きちんとサシの入ったランプとカメノコウ。カメノコウは淡白かつ旨味の強さ。ランプは予想以上にジューシーです。
ひとくちご飯の上に、焼き上がったヒレを松茸入り割り下にくぐらせ、溶いた卵黄と絡めてのせる。さらに松茸を添えて完成する焼肉一品料理。ヤバい。
ご飯が出てきたのでこれで〆かと思っちゃうでしょ?
一般的に考えられる“高級肉”キタコレ。ほどよくレア、ピンクの仕上がり。
なのに柔らかすぎることはなく、肉としての歯ごたえあり。
もちろんあふれるほどのジューシーな脂。しかしおろしポン酢仕立てだからでしょうか、すっきりとキレが良く、いくらでも食べられそうです。
〆とか言いながら、肉焼き始めちゃったよ!とか思うじゃない?
「SATOブリアン」の店名の由来、店の本命、真骨頂。シャトーブリアンがバターダレで整えられていきます。
その間に……
▲ブリかつサンド
〆の1品目として登場する、ブリかつサンド。奥の厨房で用意されていた、シャトーブリアンのビフカツが登場。
唇で噛み切れそうな柔らかい、ヒレの中の王者、希少部位。
そのレアカツを、サクッと軽く焼いたトーストで挟んだトーストサンドは、食感のコントラストに脳がしびれる。
頭がぽややと幸せ物質に支配されている間に、網で焼いていたシャトーブリアンが二段攻撃かまして来ます。
バターダレで仕上げたシャトーブリアンをOTR(On The Rice)。さらにウニのっけちゃったりして。
豪華な食材合わせりゃその分うまさが相乗するバカ発想、というのが第一印象。しかし食べると旨味がリアルに相乗効果を発揮していることは、2年前のSATOブリアン本店で経験済み。ヤバい。
で、パン・ご飯と来て〆は終わりと思うでしょ?
最後に3大炭水化物勢揃いした〆+デザートで、この日のコース終了です!!
★グルメ道は茨の道、“焼肉”はまだ序の口
ワインなどいただいたので、この日のお会計はひとり頭16,000円となりました。
ええ、普通の焼肉店に行き、ちょっと贅沢しちゃったな×3くらいのお値段ですね。
その額だけを聞けばびっくりもしますが、満足度は3倍以上。
ひと切れのボリュームも大きく多く、足りないことはなく、多すぎることのないちょうどいい分量。
結果的にコスパは良かったと思います。
私自身は、2年ぶりのSATOブリアンでしたが、このくらいのペースで経験するなら、たまの、たま〜の贅沢。
予約が難しいくらいがちょうどいいかもしれません。
さて、この日同席した初対面の食通さんと幹事O氏の衝撃の言葉で、今回のレポートは終わります。
食通「仕事で疲れた時は、ストレス解消と自分へのご褒美に、寿司食いに行くことが多いです。1回行くと2、3万は飛びます」
――高すぎじゃない!?
食通「原価1尾1,500円するようなエビが1貫に乗ってるんですよ? でも1貫で帰れないですよ。支払い額もわからないし、ビクビクしながら食べてます」
――(それはストレス解消なんだろうか……。)
食通「肉は久しぶりだし、予算がだいたいわかるから良かったなあ」
――あ、はい。
考えてみれば、肉は生産されているもの。言ってみればどんな高級な肉でも、全てが“養殖”。
高級寿司で養殖の魚を使うわけないですよね。原価から、その仕事の手間。焼肉より寿司のほうが高くなるのも、容易に想像できる。
O氏「寿司は沼ですよ。ハマればハマるほどカネが飛ぶ。だから僕は、行く店のジャンルをそこそこの高級で値止まりする肉に絞っています」
――なーるほーどねー(棒読み)
SATOブリアンもグルメ道の中でも、まだほんの入口っぽいです。
怖いですね。
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