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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

阿佐ヶ谷「朝陽」で町中華飲み+3分カレーライス

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爆笑問題・田中さんもお気に入りだという阿佐ヶ谷の町中華「朝陽」。1から作って3分で完成するカレーライスは、調理の様子から必見。


阿佐ヶ谷の町中華
「朝陽」のカレーライス


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★爆笑問題・田中さんは“もやしそば”がお気に入り

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阿佐ヶ谷駅北口・旧中杉通りの奥に「朝陽」があります。「あさひ」じゃありません。「ちょうよう」です。

こちらは爆笑問題・田中さんのお気に入りの店なんだそうです。ちょっと完全なるソースがハッキリしないのですが、ネットを検索すると、田中さんがラジオで「朝陽のもやしそばがお気に入り」という発言があったことが散見します。

爆笑問題の事務所・タイタンは阿佐ヶ谷駅の北口にあり、まあ、行かないことはないだろうなという立地ではあります。

しかし見てのとおり、お店の間口は狭く、中も見えず、これは知ってる人じゃないと入らないなという印象。実際、案内されて来た私は、気づかず素通りしかけたくらいです。

案内? そう、たびたび中央線沿線情報を提供いただくto-Dieモトクラシー(東田妹暮らし~)さんに、今回も案内され、「朝陽」に来たのです。

田中さんはもやしそば。しかし、中華鍋で1から作るカレーライスに一見の価値ありと、to-Dieさんは言いました。さて、中に入りましょう。


★「朝陽」で軽く町中華飲み!春雨がうまい

中はカウンターのみ。白く塗られた壁で、意外と明るい。小ぎれいに整頓され、ものは少ない印象。
しかし歴史を感じさせる調度品、置物、備品。
黒電話が現役で、NTTの前身・電電公社時代のタイマーなどが置いてある。

へー、意外な内装……と思いながら、瓶ビールを頼んで、おつまみをオーダー。

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▲玉ブタ(500円)

玉子と豚肉とメンマ、そしてさやいんげんの炒めもの。ラー油の赤い油が底にたまっているのに、ちょっと甘めの味付けが意外。ご飯のおかずにも、お酒のアテにもよろしくってよ。

100円アップの600円で、ライス・味噌汁・漬物付きの定食になります。

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▲餃子(400円)

大ぶりな餃子は、あっさり味、ゆるめの餡。とりたててウマいと叫ぶほどではないが、パクパク食べたくなる、中の上といったところ。
ヒダが大きめで、焼餃子だけどワンタンのようなつるり感もあってよし。

こちらは150円アップの550円で定食になります。

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▲麻婆豆腐(500円)

いくら町中華でも麻婆豆腐が500円って安すぎない!? 味も想像の範囲内ながら、こういう麻婆豆腐食べたい時ってあるよね。
使われている豆腐は木綿豆腐。

こちらは100円アップの600円で定食に。……安い。

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▲春雨(500円)

単なる「春雨」と書いてあり、一体春雨をどうした料理なんだろうと思いましたが、まあ炒め煮ですね。
ところがこれ、この日食べた料理で一番ウマい。

to-DIEさんにはカレーライスをオススメされたが、春雨のツルリとした食感だけでなく、妙に艶めかしいトロリとしたのどごしが気持ちいいんですよ。

麻婆豆腐は飲み物だ、という格言がありますが、朝陽の春雨も飲み物です。一気に飲み干したいくらいだ。


★1から作って3分で完成!カレーライス

さて、これらのつまみを食べながら、2人で瓶ビールを3本飲み干し、いよいよ〆のカレーライス。

ツマミにビールをいただいているので、ライスは少なめでオーダー。

店主はオーダーを聞いてから、あいよと具材(肉・玉ねぎ)を用意。
でかいまな板の上でドンドンドン!とぶった切り、火を入れた中華鍋でザッと炒める。
その後スープを煮立て、カレー粉をバラバラ。
ぐるぐるぐるぐる〜っとかき回すと、カレーが完成。

その時間、3分とは言い過ぎにしても、5分とかかっていないことは確かだ。

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ちんまり盛った少なめライスにザッとあけられ、カレーライスの完成。

サッと火が通る細切りカットの豚肉と玉ねぎのシンプルなカレー。ぼってりとしたカレー粉のルウは、若さがありつつしっかりウマい。そうか、ラーメンスープを使うとカレーはこうなるか。じっくり煮込まれなくても旨味があるのか。

……といったところで、満腹、満腹。

爆笑・田中さんのオススメのもやしそばどころか、ラーメン的なものはまったく食べてませんが、十分満足しました。

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そうした小一時間ほどの滞在の間に、常連っぽいおじさんがお酒を飲みに来たり、独身男性とおぼしき人が晩ごはんを食べにきたり、テーブル席がないにも関わらず幼児二人連れのパパさんがやって来たり、そのお子さんを見て、店主が目を細めたり――
非常に入りづらい間口の狭い町中華「朝陽」ですが、近場の住人には地味に愛されている様子が見えました。

営業時間は17時半から24時までの夜のみ営業なのが、この近隣の人々の帰宅前の立ち寄り中華としても重宝されているのかもしれません。

こういう風景は、ずっと残っていて欲しいものだ。

【店舗情報】
名称:朝陽(ちょうよう)
住所:東京都杉並区阿佐谷北4丁目7−12
営業時間:17:30〜24:00(毎月22日定休)

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