- 2018年07月17日12:00
青森の「いか寿司」は“お寿司”ではない!?
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えっ、これ何?「イカのお寿司」頼んだんだけど……
一度聞いたら忘れない!?高田馬場の居酒屋「やだらめぇ」
高田馬場に「やだらめぇ」って店があって、その看板がTwitterでネタにされがちです。「ヤダ、らめぇ」じゃなくって「やだら(やたら)めぇ(うまい)」ですからね!
高田馬場の青森酒場「やだらめぇ」に行ったのは、5月のこと。
その時メニューに発見したもののオーダーせず、次回の宿題としたのが「青森いか寿司」でした。
メニューの右の列、おばんざいの一覧の3行目に「青森いか寿司」というのが見えるでしょうか。
一品料理のひとつとして並んでおり、別に寿司のカテゴリではないわけですよ。
なんだこれ、ホントに寿司なのか?
(ちなみに猪原さんはイカの握り寿司が大好物です。)
青森下北半島の郷土料理「いか寿司」は、津軽海峡を隔てた向こう、北海道の「いかめし」に似ているが、イカの身にパンパン詰め込まれているものは、イカのゲソとキャベツ等の漬物。
なんと、握り寿司とも鮒寿司などのなれ寿司とも違い、まったくお米が使われていない。
まじかよ、全然寿司じゃないじゃん! というツッコミは、長年誰もがしてきたはずですが、その由来は……謎。
言ってみればイカ飯の野菜バージョンなわけだが、もともとは郷土食「いかのすし」が原型なのだとか。
これは茹でたイカを塩、米飯で漬け込んで発酵させた発酵食のこと。
冬の保存食として遙か昔より青森県各地で作られていたらしい。
やがて時を経て昭和50年頃。大畑の水産加工業協同組合が惣菜造りを行った際、イカの中に野菜を漬け込む形態に変化。
味付けも改良が重ねられ、今の形に近づいたのではないか……と言われている。
(Excite bit より引用)
そもそも原型として、それこそ鮒寿司同様、米で漬けた発酵食品(なれずし)の「いかのすし」という青森の郷土食があった。
それがなぜか、惣菜づくりの中で、イカの中に野菜を入れる形に変化。「今の形に近づいたのではないか……と言われている」と上掲の記事に書かれているように、その理由や由来ははっきりしないようです。
イカの握り寿司を食べたい時は、その店が青森の郷土飯を出す店じゃないかどうかを気をつけましょう。
それはそうと青森のいか寿司は、酒のつまみにもご飯のおかずにもおいしいです。青森の味ってしょっぱ濃いからw
その他、その日「やだらめぇ」でいただいた料理を紹介して終わります。
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