- 2018年07月09日17:00
シンガポール土産の「雲片糕」その正体は……
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シンガポール土産の「雲片糕（Snowy Cake）」の、正体見たり！……えぇと、みじんこ？
シンガポール土産
雲片糕（Snowy Cake）
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★シンガポール土産の謎い菓子「雲片糕」
仕事場のフリーおやつとして置いてあったシンガポール土産の「雲片糕」。
「甘い砂みたいな」と説明されており、いったいどんな菓子かと早速取り出し、いただいてみる。
袋の中身は、真っ白な物体。大きさはカロリーメイトのブロックひとつ分くらいかな。
ボロボロに崩れかかった表面はコーティングではなく、中までみっちりその白い粉が固まっている状態。
口に含むとほぐれ崩れる食感が面白く、味は……地味。ただしこれ、どこかで食べたことあるような。
記憶の奥に引っかかって出て来ないので、どうにも皆さんに伝える方法がないなーと、しばらくブログに書くこともなく放置していたんですが。
★秩父土産の菓子で“これだ！”と気付く
数日後、仕事場のフリーおやつコーナーに埼玉土産が置かれていました。
埼玉・秩父の老舗菓子舗、小松屋本店の「つる」です。
伝統菓子と書いてありますが、一体どういうお菓子なのかわかりません。
開けて食べてみましょう。
あっ。これ……。
「つる」の正体は、黒糖まんじゅうに白い粉がコーティングされているお菓子。
「雲片糕」が何かに似ていると思ったら、こういうタイプのお菓子の表面にかかってるこの白い粉に似ているんだ。
原材料を見る限り、この白い粉とは……「みじん粉」！
みじん粉とは、ついたもち米を乾燥させて粉砕した、粗目の白い粉。
製菓材料として使われる以外に、揚げ物の衣としても使われます。
「雲片糕」は、脇役でしかなかったみじん粉を主役にしたお菓子。
私は「雲片糕」の味を伝える時にそう言っておこうと思います。
それは間違いだというシンガポール通の方は、ぜひお知らせください。
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