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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

近未来感パねぇ!「無人コンビニ600」でオフィスにコンビニがやって来る

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冷蔵庫?いえ、自販機です。「無人コンビニ600」は、オフィス向けのミニコンビニ。ユーザー目線で言わせてもらえれば、超便利のひとこと。
【追記・動画あり】

会社内にミニコンビニが
やって来る!
「無人コンビニ600」


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★シェアオフィスに“謎の冷蔵庫”が設置された

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普段、私はシェアオフィス「CASE Shinjuku」で仕事をしてます。ウォーターサーバーに電子レンジ、湯沸かしポット。ソファーにテーブルと来れば、まあそこそこゆったりと昼休みや、仕事のあとのくつろぎタイムも取れます。

しかしその日、このリビングのようなスペースに、何かが設置された。

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ほら、部屋の隅に、何かが設置されたでしょ?
冷蔵庫かな?

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中には食品、お菓子、ジュースなどがしまわれてますが、扉の取っ手部分に液晶画面があり、「施錠」されていることがわかります。

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実はこれ、オフィスで働く人達に、バラエティゆたかな食料品を提供する「無人コンビニ600」。つまり自販機なんですよ。


★「無人コンビニ600」とは

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オフィス向けに無人コンビニを設置し管理運営するシステム「無人コンビニ600」。
(現在サービスエリアは東京23区内のみ)

その冷蔵庫内に置かれる商品は、利用状況に応じて商品のラインナップを提案したり、逆にユーザーからの要望を取り入れてカスタマイズが可能。

形は冷蔵庫ですが、文房具を商品として入れることも、不可能ではないと聞きました。
(「封筒」を入れることもできるが、冷蔵庫の中に入れなきゃならないので「湿気ます」とのこと。)

つまり「無人コンビニ600」を導入するオフィスが100あれば、商品のラインナップは100とおりある、ということ。

かゆいところに手が届くラインナップで、24時間コンビニと同じように買い物ができる。
……まあ、24時間オフィスに缶詰にされるような職場は皆さん願い下げとは思いますが(笑)、ちょこっとした買い物のために一旦会社を出て、道路を渡り、戻ってくるという手間が省けて、能率的でしょう。

また、雨の日の外出の面倒さも解消できそうです。


★「無人コンビニ600」の使い方

では、実際に「無人コンビニ600」で買い物してみましょう。

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見てのとおり、冷蔵庫の扉の「鍵」となっている端末。

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この端末の横に付いているカードリーダーにクレジットカードを通します。

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すると、解錠されます。

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あとは冷蔵庫の中身から欲しい商品を物色し、

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買いたいものを取り出す。

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扉を締めると施錠され、

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買い物の商品確認画面に。取り出した商品と画面に表示されている商品が合っていることを確認したら、「購入完了」をタップ。

クレジットカードがこのデータで決済され、買い物終了となります。カンタンです。無人です。
まさに無人コンビニ……!

【20180625 追記】
当の設置者である「CASE Shinjuku」さんが、YouTubeに無人コンビニ600利用動画をアップしておりましたので、追記します。

【追記以上】

★「無人コンビニ600」の特徴

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察しの良い方はもうおわかりですね。実はこの「無人コンビニ600」は、決済方法がクレジットカードのみとなっています。
小銭いらずの便利ととる人もいれば、クレカでの少額決済がイヤという方もいると思います。

今やクレカを持っていない人は少数派だとは思いますが、電子マネーなどが普及し、時代はキャッシュレスの流れ。私はむしろキャッシュレスで面倒ないなと感じました。

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きちんと買ったもの(買おうとしたもの)を感知するのは、冷蔵庫内に設置されたセンサーで、商品に取り付けられたタグを読み取るシステム。

冷蔵庫の扉を締めない限り、どんなに物色し、最悪商品の設置位置を変えても、間違って購入することがないのが安心、かつ不思議。

そして購入された商品はリストとなって管理され、
「お宅の会社ではコレが売れてますよ」「他にこういう商品を置くのはどうですか」
オフィスワーカーの買い物傾向がデータとなって、そのフィードバックは「無人コンビニ600」の商品ラインナップを変えていく。

またユーザー自身もLINE@やSlackなどを使い、運営側に、置いてもらいたい商品のリクエストも可能。使えば使うほど「無人コンビニ600」はどんどんコンビニエンスになっていくのです。


★「無人コンビニ600」を導入したシェアオフィスの弁

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「無人コンビニ600」をなぜ導入したのかとシェアオフィス・CASE Shinjuku マネージャーに聞いてみたところ、

 ユーザーへの福利厚生

が大きな理由だそうです。普通の会社で言えば、社員への福利ですね。
「無人コンビニ600」の導入にあたって、CASE Shinjuku が払っているものは、無人コンビニ600運営への設置料(と電気代)だけ。
普段からユーザー向けに「フリーおやつ」や「フリードリンク」を用意しているので、そのコスト感覚は同じなんだそうですよ。

あとは運営が週2回、中身の入れ替え、補充をする“丸投げ”システムなので、あくまでユーザー(社員)の買い物は、運営の利益の上乗せになるということのよう。

ただし値札を見てもらえればわかるとおり、商品の値段は山小屋価格ではなく、普通にコンビニと同じ程度です。使うユーザー(社員)側に、割高感はさほどありません。
むしろオフィスの中ですぐ欲しいものが外のコンビニと同じ価格で買えるのは、かなり便利だと思いますね。

そして何より、「キャッシュレス化する時代の無人コンビニ」という近未来感。私はちょっとワクワクしました。

まだサービスエリアは東京23区内のみとなっていますが、あなたのオフィスにも「無人コンビニ600」、どうですか?
会社の上司に相談してみては。
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