- 2018年04月30日12:00
自転車に乗り始めるキッズがいるファミリーは「杉並児童交通公園」に行くといいよ
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「杉並駅」？ なにそれ知らない。「中野」はともかく「武蔵野」って駅も。
こちらは「杉並児童交通公園」。園内に展示してある蒸気機関車に、「すぎなみえき」の駅名看板が掲示されていた。
ですが、今回はそんな釣り的冗談はただのつかみであって、本題は「杉並児童交通公園」というスポットのショートレポートです。
地図で言うと「杉並児童交通公園」はこの辺り。「善福寺川緑地」に併設する施設で、中央線・阿佐ヶ谷駅と京王井の頭線・浜田山駅の間くらいにあります。クルマでもなければほぼ行かない、電車を基本に行動していると気づかなさそうな立地です。（実際、電車で行く場合は杉並区のコミュニティバス「すぎ丸」の利用がオススメされています。）
まあ、私がこういう施設にこれまで気づかなかったというのは、立地だけでなく、子どもがいないから、というのもありますね。
たまたま善福寺川沿いを延々歩く散歩の途中に見つけたスポットで、おや、なぜ、川沿いに子どもが、みんな同じような自転車乗って走っているのか……と思ったら。
ここは「交通公園」。園内を自転車や足こぎゴーカートに乗り、交通ルールを学ぶ公園だった。そしてサイクリングキッズ達は皆、ここから川沿いのサイクリングコースへ繰り出して来ていたのです。
園内のコースは、子どもの縮尺に合わせたちょっと小さめの道路標識や信号が設置され、かわいくもリアルに車道が再現されています。
休日にふらっと立ち寄った私など、逆に場違い。ファミリーで、園内の自転車を借りた子どもに、ほぼリアルの街に近いコースを走らせ、親や指導員が交通ルールを学ばせています。
その人気ぶり、利用者の多さは、自転車に乗っていないオトナな私が、子どもの縮尺に合わせたコースを渡るのにも通るのにも躊躇するほど。
貸出自転車は補助輪あり・なしも選べ、園内のコースである程度慣れたら、園外・善福寺川沿岸の「善福寺川緑地子どもサイクリングコース」（全長1,300m）に直接出て走ることができます。
（私が公園の存在に気づいたサイクリングキッズ達は、そのようにして公園から出て来た子達だったのです。）
ここはぜったい親御さんがお子さんと来ると楽しいスポット。
こうした交通公園はいくつもあるようで、
Comolib｜東京の子供に人気の交通公園
などで探すと、都内各地にあることがわかります。
上にも書いたとおり子どもがいないため、子育て関連の情報に疎い私は、散歩の途中で偶然「杉並児童交通公園」に行き当たり、こういった施設の存在を知りました。
また、埼玉の田舎育ちなもので、自転車の乗り方の練習などは、だだっ広い空き地や公園でしたものですが、都会の子はこういう場所で練習も、交通ルールの勉強もできるんですね。
なお、「杉並児童交通公園」の利用料は無料。お金のかからない、休日のファミリーでのお出かけに楽しそうです。
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