- 2018年02月27日12:00
【24時間営業】阿佐ヶ谷「餃子酒場」の安さと便利さ
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24時間営業の餃子酒場（←そのまんまの名前）が昼酒にも深夜酒にも重宝しそう！
阿佐ヶ谷「24時間餃子酒場」
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★阿佐ヶ谷24時間通りに“餃子酒場”
阿佐ヶ谷の川端通りは24時間営業の酒場が3つもあります。ここ「餃子酒場」と、24時間飲み放題で話題となった「博多屋台よかたい阿佐ヶ谷店」、そして川端通りからまっすぐパールセンター商店街に向かうと「磯丸水産」があります。
阿佐ヶ谷民、そんなに24時間いつでも酒飲みたいの？ バカなの？
10月のオープン直後に南阿佐ヶ谷エリア在住の友人が「餃子酒場」に来て、私に報告してくれたのは、正直イマイチという感想でした。
しかし、オープン直後では、オペレーションがまだきちんとしていなかったり、店員さんも慣れておらず、そこにオープン記念のセールなどぶっ込んで来るので、おのずと評価は低くなりがち。
オープンから4ヶ月ほど経ち、そろそろ落ち着いて正しい評価ができる頃合いじゃなかろうか。
とある2月の休日の昼下がり、ランチタイムに「餃子酒場」に来てみましたよ。
★メニューが豊富！「餃子酒場」
実は、オープン直後に「いまいちだった」と報告してくれた友人は、その後一度も行ってないと言いますが、近所（というか通勤経路）にお店があるために店の様子は日々確認しているらしい。友人「解せないことに、客が入っているんだ」
イマイチという評価にも関わらず、客が入っている。24時間営業が成り立っている。その理由を彼は知りたいと言う。
よろしい、わたくしが人柱になろう。そう勇気を持って中に入り、メニューを拝見すると……
5個で300円（税抜価格。以下すべて同）の基本の焼餃子から、黒酢や麻婆、チリソースなどの中華風のソースでアレンジした変わり餃子が、15種類。
中華料理の一品料理や、普通に一食ランチになりそうなラーメンやチャーハンなど、コンプリートは不可能と思える数多くのメニュー。お値段もそこそこリーズナブル。
ここは一度来たくらいじゃ、評価はなかなかできなさそうだぞ……！
★餃子の盛り合わせは“わかりづらい”
18種類もの餃子メニューから選んだのは、3種の味が楽しめる「羽根つき焼き餃子盛り合わせ」（980円）。
プレーンの餃子、チーズ餃子、海老餃子が各4、12個。ええ、見てのとおりです。まったくどれがどれだかわかりません！
これは何かな〜と探りながら食べるのは楽しい。餃子の味は、普通かな。特別おいしいわけでもないですが、不味くもなく、意外にひょいひょい食べ続けられそう。餡も思いの外みっちり入っていてボリューミーです。
こちらは変わり水餃子「サンラー水餃子」（6個・580円）。
焼餃子よりは小ぶりなので、個数は1個多くなっている。皮も厚めで、水餃子用の餃子と見えます。
酸辣スープはとろみのある野菜の具入りで、スープだけ舐めても酒のおつまみになりそう。
★一品料理は安くてボリューミー
麻婆豆腐は、豆腐一丁分くらいの量で、正直見てびっくりした。なぜならこの麻婆豆腐のお値段は、380円。お椀くらいのちまっとした麻婆豆腐が出てくるかと思ったら、麻婆丼にするならがっつり2人前は取れそうなボリューム。
もも肉しっかり一枚分に、たっぷり辛味ソースとピーナツペーストがかかった「よだれ鶏」は、お値段税抜580円。これも値段から想像していた1.5〜2倍のボリュームで来た。
麻婆豆腐もよだれ鶏も、特別なおいしさという意味では驚きはなかったのですが、この値段とボリュームなら、及第点以上。「普通においしい」って奴です。
値段から想像していた以上のボリュームで料理が届いたので、もう一品くらい……と選んだのは、
レンコン挟み揚げ。普通ですね。でもこれ、200円。安い。多くても2個くらいかと思ってたら3つ来た。
もうダメ、これ以上食えません。ごちそうさまでした。
★24時間営業だからいつ来ても“普通”に飲める、家庭的な店
お昼時に来てみましたので、ランチのメニューもありました。ラーメンとチャーハンのセットが500円（税込）とか、びっくりするくらい安い。
定食なんかご飯のおかわり自由ですよ。
なんでランチだけ税込み価格なのかわかりませんが、500円ぽっきり、ワンコイン。お得度が高まりますね。
メシなんか食わねーよ、酒だ酒！ という方に、一番搾り生が300円。
ホッピーセットは500円ですが、勝手に2杯目用の中がひとつ付いてきます。
ふとテーブルの隅も見れば、新店舗にあるまじき占いマシーン。
実はこれ、店員さん呼び出し用ボタン。（占いも買えます。）
壁を見れば、お客さんの感想ノート。中身をさらすのはやめておきますが、きちんとお客さんの声に対してオーナーさんの返事が書き込まれていました。
2017年10月にオープンした酒場とは思えない、昭和のにおいすら感じる中華居酒屋。24時間営業。
値段も味もそこそこで、気取らずいつでも来れる敷居の低さ。
誰かに教えたくなるいい店！ではなく、時間調整や店を選ぶのが面倒な時に自然に足を運びそうな雰囲気。
ああ、こりゃ入るわ。
オープン直後に来てイマイチと言っていた友人に、さっそく報告してやろう。
客が入っているわけがわかったぞ、と。
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