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あなたの暮らしのためになる(?)漫画原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 17:00

フグ毒と言えば「マンガ日本の歴史のフグ毒一家全滅事件」トラウマのあるアラフォーの人にお知らせです

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(画像は『学習まんが 少年少女日本の歴史』より引用)

『マンガ日本の歴史』でフグ毒死する一家の悲劇があったじゃないですか。現在の版だとあのシーン、カットされてます。アレでフグの恐怖を植え付けられたアラフォーむせび泣き。

先日愛知県のスーパーでフグの肝が販売されていたと報道あったじゃないですか。

あれ自体、ちょっと地元の食文化に関係する問題で、ここで詳しく述べるのは話が逸れるのでやめておきますが、それでふと思い出したんですよね。

私・猪原賽。今年43歳になったアラフォーのおっさん。子供の頃、フグ毒の恐怖は『マンガ日本の歴史』第1巻で学んだ。

釣れたフグをべろべろ舐めるほどフグ好きなおじさん。それが上掲コマ一番右の人。
でも、フグの肝に当たって、一家全滅。

父親「おまえは見ないほうがいい」
息子「兄ちゃんも死んだの?」
父親「家族みんなやられている」
ジジ「フグの食べかすがのこっていた。中毒死じゃ」
父親「あいつはフグが大好物だったからな」
ジジ「誰も死体にさわっちゃいかん。そのまま土でうめるんじゃ」

そして、家ごと死体ごと火に燃やし、縄文時代の章終わり。

小学生時代に『マンガ日本の歴史』にそんなシーンを読み、フグ毒の恐怖がしっかりトラウマ刻み込まれたイハラさん。
愛知のフグ肝販売騒動に、トラウマ元のマンガを読みたくなって――

調べてみると、現在も発売中。ウェブで立ち読みしてみて、最初の見開きで縄文時代のムラが描かれている時、「あ、これだ!」と確信。
そうか、『マンガ日本の歴史』じゃなくって、『少年少女日本の歴史』だったんだな。
迷わず電子書籍版を即購入してみた。

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フグ毒で死ぬ運命にあるおっさんをコマに発見した時は、ガッツポーズまでして、楽しみに読み進める。しかし――


なんと、フグ死するおっさんが釣りをするシーンから死ぬまでバッサリカットされている。

そして記憶にないエピソードが埋められている。

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奥付を見ると、2014年の時点で、増補版で30刷も刷られた書籍が底本となった電子書籍版。
私が読んだ30年前から、歴史は様々な発見と研究で上書きされ、『少年少女日本の歴史』もその時節に合わせて内容が改訂されて来たらしい。

隣の一家の死、というショッキングな展開を、子供向けのマンガで描くのはちょっと……という、環境の変化もあったかもしれない。

でも、私がフグ死のトラウマを植え付けられた本が現在もあり、読めるのに、中身が違ってカットされているなんて、知ってたら買わなかった。

ショックと怒りと悲しみで上掲のツイートしたところ、同様に「今あのシーン無いの!?」「あのおっさん死なないの!?」という驚きのレスポンス多数。
おいおい、このマンガ、どれだけ読まれて、どれだけ人にフグの恐怖植え付けていたんだよと、その影響力の強さにビックリ。

歴史は発見や研究によって絶えずアップデートされるもの。
それはそうとして、あの頃の『少年少女日本の歴史』現物が読みたくなりますね。図書館の閉架書庫にあったりしませんかね……。

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