2018年01月28日12:00

辛さ・痺れ“普通”でも注意！川口「雲林坊」の激辛汁なし担々麺と麻婆丼

カテゴリ▶: 激辛; 埼玉; mixiチェック

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本場の汁なし担々麺はパッと見で“赤”くないので油断するけど、気をつけて。サイドオーダーの麻婆丼も“普通”が既に激辛注意。「雲林坊」川口店にて記す。

普通で充分激辛だ！
川口「雲林坊(ゆんりんぼう)」
汁なし担々麺と麻婆丼

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★川口で“神田の本格中華”の味に出会う

激辛大好き系漫画原作者、猪原賽（@iharadaisuke）ですこんにちは。

先日、埼玉川口・SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザで開催されている「RIKIの8BIT展」に向かう道すがら、まず川口の駅前でランチをとることにしました。訪れた店は「雲林坊」。四川風麻辣味の担々麺と麻婆豆腐に特化した中華料理店です。

本格四川中華料理を提供する「神田雲林」の姉妹店で、ゆったり中華を楽しむのではなく、サッとカジュアルに麺・丼を食べられる店。川口のほか秋葉原、日本橋室町、九段に支店があります。

★辛さと痺れとランチタイムサービスを店員さんに伝えよう

本店の「神田雲林」こそ本格中華店ですが、「雲林坊」は食券制のお手軽ショップ。
四川中華の定番の味――辛さと痺れは5段階あります。

席について食券を店員さんに渡すと、ランチタイムサービスの「麺大盛りor味玉付きご飯orザーサイおにぎり」について尋ねられる。
あらかじめこの店の基本であり推しである「担々麺」「麻婆豆腐丼」を一緒に楽しめるセットの食券を買っていたイハラさん。
そこへさらにご飯もボリュームもいらないだろうと「いらないです」と伝える。……あっ、辛さと痺れのレベルを伝えるの忘れちゃった。

まあ、何も言わずに出てくる「普通」で、その辛さと痺れを体験しておけば、次回の辛さの調整の基準になるだろう。

というわけで私の目の前に届く「汁なし担々麺」と、

「ミニ麻婆丼」。漬物とスープ付きのセット価格、1,150円です。

★雲林坊の担々麺＋麻婆丼のセットを食べてみた

「汁なし担々麺」は、たっぷりのピーナツがトッピングされ、辛さを予感させる色味ではありません。しかし下に隠れている麺をほじり出し、よく混ぜると、むしろ黒い。辛さよりも痺れの心配をする。

太麺に絡む大量の薬味。香ばしい風味。辛味と痺れは――ボフォッ！むせた。
痛い。辛い。さっそく唇がピリリとして来た。そしてじんわりと首筋に汗が。

これは充分激辛だ。何も言わずに出された「普通」の辛さと痺れだが、舐めてかかるとヤケドする。

こちらはこの日のツレ・友人Aが食べた「汁あり担々麺」。ラー油の赤さが攻撃的。

辛さがそう得意ではない彼は、「普通だから大丈夫だろうと思ったが……正直つらい」顔を赤くし、汗をじっとり垂らしながら、もそもそと食い進めていく。完全に激辛チャレンジをしている人状態。

「麻婆丼もヤバいですよ……」と、もうひとりのツレ・友人Bが青ざめて言う。
彼が頼んだ麻婆豆腐丼は、ワンプレート状態。ラー油の赤さ、多さはもちろんのこと、油でよく揚がって黒くなっている唐辛子が5本。

「これ、食べなくていいやつですよね……」友人Bは、半分ほど食べ進めたところで、黒い唐辛子をレンゲで転がし、絶望する。

ああ、そうか。俺の汁なし担々麺の黒さは、もしかしてこの唐辛子の黒さかな……ｗ

そんな友人Bが食べている麻婆丼よりは、当然ボリュームが少ない私のミニ麻婆丼。よく見れば黒い唐辛子が、こちらは2本。

下のご飯まで、ラー油がビットビト。

あー、ラー油がすごいな〜。辛いな〜、痺れるな〜。「汁なし担々麺」の普通レベルが充分激辛チャレンジだけど、麻婆豆腐はさらに辛いな〜。これが普通の辛さなの……？

▲「麻婆豆腐はタレのベースで豆板醤が多く入っているので、控えめでも少し辛くなっております。」

あ〜、普通でも麻婆豆腐のほうが辛い設定かあ。

　友人B「じゃあ『控えめ』を『普通』にするべきじゃない！？」

　――あはは。

友人Bは目を白黒させながらなんとか麻婆丼を完食。
友人Aも汁を残して固形物はなんとか完食。

激辛マニアで耐性の強い私も、頭皮の汗が髪をつたい、首筋に冷たい汗が落ちる、真冬とは思えない状況に陥りながら完食。
ごちそうさまでした。