- 2018年01月22日12:00
ライバル店も唸る完全無化調ガッツリ系!高田馬場「らーめんよし丸」
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某ラーメン店のご主人が「あそこ旨いんで行っておいたほうがいいですよ」って勧めてくれた、高田馬場「らーめんよし丸」。二郎ライクなガッツリ系で完全無化調というラーメンのひとつの“完成形”。
ライバル店も唸る
無化調濃厚ラーメン
高田馬場「よし丸」
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★地域ライバル店が一目置く「らーめんよし丸」

漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。
たまに顔だす高田馬場の某ラーメン店で、ご主人に「イハラさん、あそこのラーメン食べました?」と尋ねられたのは、同じ高田馬場、早稲田通りの「らーめんよし丸」。
もう4年も平日の昼を過ごすイハラさんですが、めったにランチを外で摂らないので、ついついスルーしていたラーメン店のひとつです。
高田馬場はラーメン激戦区ですからね。全部行ってられないし、行こうと思ったら別の店になってたりね。
ここ「よし丸」は違います。ネットに散見する情報を見るに、2018年は高田馬場で8年目。それ以前は埼玉で10年以上やっていた、かなり息の長いラーメン屋。

早稲田通りにあるので、私も存在は知っていましたが、店先の立て看の自己主張の強さが、ひねくれ者の私の足を遠のかせていたのかもしれません。
種類多くて、何食べたらいいかよくわからんし。
某店店主「豚骨の二郎風? の奴があるんですけど、完全無化調でこの味出されたら敵わないっすよ。スープを飲んで味を探すと、いろんな旨味があって……」
ふむ、「味を探す」。いい言葉だ。忘れた頃にもらっておこう。
それはそうとて、名は伏せても某店だって高田馬場の顔になりつつある有名ラーメン店のひとつ。そのご主人が認めるラーメン。食べておかねばなるまい。
★よし丸の「豚次郎らーめん」食べてみた

らーめんらーめんらーめん油そばつけめんチャーシューめん……来てみたはいいものの、メニューが多すぎてよくわからない。私がなかなかこの中に入ろうとしなかった理由のひとつ。
ただ今日は、某店店主が言う「豚骨の二郎風……」という説明を頼りに、選ぶものはたったひとつ!

▲「豚次郎らーめん」(880円)
「豚次郎らーめん」です。だって「次郎」だもん。これに違いない。

しかし、名前は「次郎」だが、ヤサイがない。もやしは?キャベツは?ニンニクは?
そんな疑問を持ちながらも、そんなことどうでもよくなりますね。

だって、チャーシューの迫力がヤバ過ぎ。1cmはあるであろう厚み。長径は15cmあってもおかしくはない。そんなチャーシューがドドンと2枚!
その他の具は、挽肉餡に味玉1つ、ネギ。辛味ダレをバッと垂らして彩りのアクセントに。シンプルな具ながら、肉の迫力がヤバい。二郎っぽくないけど、これはこれでイイ!!

麺はストレートの自家製太麺。ほぼつけ麺の麺と言っていい。麺量も250g(茹で前)。けっこうなボリュームあります。つるつるくちくちと太麺自家製麺らしい小麦感が、頬張るほどにうまい。

巨大なチャーシューはゆるい巻き肉。ホロリとほどけて溶ける脂身と、しっかり繊維質な赤身部分の旨味。ズシンと来ます。

「完全に原価割れですよ!!」うん、わかる。こんなチャーシュー2枚乗っけておいて、880円は安すぎだろう。
肝心の無化調スープですが、最初のひとくち目は、見た目に反して薄味というか、旨味より塩味が強いかなと一瞬戸惑うんですが、飲み進めるほどに味が膨らむ。ザラッドロッとしたスープは、「味を探す」と、様々な顔を見せます。
豚骨100%なのに、鶏ガラこってり(つまり天一)のような旨味を見せたかと思うと、濃厚に香る豚骨の旨味が戻って来る。麺と、チャーシューと、合わせて食べ進めるほどに、箸がレンゲが止まらない。
卓上に胡椒など調味料が置いてありますが、味変なんて外からすることなく、どんぶりの中で勝手に変わっていく印象。最初の薄味感が逆に不思議だ。
無言で一気に完食。ごちそうさまでした。
★よし丸の「豚マックスらーめん」食べてみた
オススメされた「よし丸」行ってきましたよーと、某店ご主人に報告しようとしたところ、某店店主「オススメしたのは豚マックスでした。イハラさんの食べた豚次郎じゃないです」
――あれっ!?

▲豚マックスらーめん(780円)
数日後、再び「よし丸」に来たイハラさん。もちろん頼むのは、某店ご主人が勧める「豚マックスらーめん」。
味玉が半分、チャーシューが1枚、挽肉餡とネギは変わらず、海苔と背脂、ニンニクがトッピングされている。

量こそ二郎各店のデフォルトよりも少ないように見えるが、もやしとキャベツのヤサイがチャーシューの下に隠れています。
なるほどこれが「二郎的な……」と某店ご主人が愛してやまない「豚マックス」。780円と前回よりも安くなった!
(※ニンニク入れますか?とは問われなかった。)

スープも麺も、「豚次郎らーめん」と変わりはないようです。

天地返しし、スープをならし、写真を撮ったところで、みるみるスープを吸いそうな自家製極太麺を一気にかきこむ! すする!
「豚次郎らーめん」とは基本的に変わり映えしませんが、ヤサイのシャキシャキ感の食感と、背脂ニンニクのパンチが加わって、ほう、ふむ、ジャンキーな旨味は痺れるようですが、完全無化調。どこか優しい包容力さえ感じるスープだ。
あ、俺、こっちのほうが好きかも……。
★「よし丸」のラーメンはスープが3種

そんな2回も続けてお邪魔した「らーめんよし丸」。仕事場のシェアオフィスの休憩スペースで行ったことを話していると、メンバーのひとりがやって来て、
メンバー「イハラさん、よし丸行ったんですか?」
――あ、はい。
メンバー「『魚らーめん』食ってください」
――魚?
メンバー「あそこのチャーシュー、すごいボリュームでパワフルだったでしょう? よし丸の魚スープはすっきり系で、そのコントラストがイイ!んですよ」

実はここ「よし丸」は、豚と魚、2種のスープを用意している。
ラーメンの種類によって、豚と魚のハーフ&ハーフ(よし丸らーめん)、豚100%(豚マックスらーめん)、魚スープ80%豚20%(魚らーめん/ニボ次郎)と、ラーメンの種類によってブレンド比率を変えている。
メンバー「ハーフ&ハーフの『よし丸らーめん』が基本なんで、それも食べておくべきです」
そんな熱狂的なファンなら、もう何年も顔合わせてるんだから、教えてくれたっていいじゃないかw
わかりました。近々豚以外のラーメンもいただいてみましょうかね。
初見で「メニュー豊富過ぎ!」と避けていたラーメン屋ですが、まさかどのラーメンにも支持者がいるとは。
さらにつけ麺、油そばでしょう? 滅多に高田馬場で食事する機会ないのに、他のラーメン屋に行けなくなるじゃないですか。
某ラーメン店店主の「教えるんじゃなかった……」という声が聞こえてきそうだw
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