- 2018年01月26日17:00
信州の味は“懐かしの味”!?「寒天氷もち」
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冷やしておいしい「寒天氷もち」!…なんて、こんな寒さ厳しい正月明けに言われても困るよねw
気になってつい買っていた見慣れぬお菓子「寒天氷もち」。
寒天? 氷? もち? どれひとつとして一体感のない単語の合体。
食べるとアレですよ、懐かしの駄菓子ゼリー。おばあちゃんが「ゼリーだよ」と出して来て、「どこが!?」と疑問を持っちゃう系。
材料は寒天。砂糖と水飴だけのシンプルな甘さ。その甘さも控えめで、夏、冷やして食べるとホッとしそう。
とはいえ、「餅」ってどういうことなんだろう。寒天ゼリーでいいじゃないかと思っていたら、この「寒天氷もち」のメーカーの住所にヒントがあった。
有限会社小原製菓。長野県飯田市――
凍りもち――信州の寒さが作る伝統保存食
「凍りもち」ってご存じですか? それは信州の厳しい寒さが生んだ伝統的な自然食。今年は暖冬傾向ですが、暦の上で大寒を過ぎて寒さも一段と厳しくなる長野県北部の大町市と、南部の上伊那郡飯島町では、伝統の「凍りもち」作りが今年もはじまっています。「凍りもち」は、昔は多くの家庭で作られていた保存食で、お菓子としてだけでなく、離乳食や病気の時の流動食としても最適な自然食品だとされています。ついたおもちを細長く切って、和紙に包んでワラやビニール紐で編み、2日から3日ほど水に浸した後、寒中の軒下につるして、寒風にさらして凍みた状態のまま乾燥させたもので、今でいう"フリーズド・ドライ"のような感じ?
信州には、「凍り餅」という伝統保存食があるらしいんですよ。
もちろん原材料は餅。それを厳しい寒さの冬、長期保存するための生活の知恵。
「寒天氷もち」は餅ではないし「凍り餅」でもないですが、「コオリモチ」という単語が耳馴染みある長野だからこそ、その名が付いたのでは?
「甘さをおさえた新しい食感」とパッケージに書いてあるのも、昔なつかしい寒天ゼリーを知っていれば、“新しい”なんて書かないはず。むしろきっと、「凍り餅とは違う“新しい”食感」という意味で書かれているのではないでしょうか。
――という私の想像です。ホントのところは知りません。あしからず。
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▲以上のように、信州の他メーカーからも同様の「氷もち」が販売されていることからも、長野では寒天ゼリーにせよ餅の保存食品にせよ「こおりもち」自体がお馴染みの食品であることが伺えますね。