- 2017年12月01日12:00
アメリカンにイタリアン！？台湾ラーメン元祖都内進出店「郭政良 味仙」東京神田店
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「台湾ラーメンアメリカン」と、通常の「台湾ラーメン」です。都内に「味仙」は2軒もあるんですよ。名古屋めし好きや、名古屋出身の都内住まいには見逃せません。
台湾ラーメンアメリカン！？
東京都神田の「味仙」
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★皆さんご存知の……と思ったらそうでもなかった「味仙」都内進出
「味仙」東京神田店で台湾ラーメン（／アメリカン）。オープン当初は「ラーメンだけかよつまみはねえのか」みたいにガッカリされてたように思うけど、西口2号店が中華のコースが食えて予約ができる店としてオープンしてたし、今は神田店も同様にコース・予約できるみたいね。 pic.twitter.com/fjfcGH5hne
— 猪原賽【新連載準備中】 (@iharadaisuke) 2017年11月23日
11月23日、わたくし・猪原賽のつぶやきです。
名古屋に行って「味仙」を体験し、あの辛さにシビレた私です。
去年の夏、2016年8月の「味仙」都内進出、東京神田店のオープンは注目のニュースでした。
もちろんオープン直後に行った――ということはなくて、この日1年以上経ってからの初来訪。
遅れ馳せながら……という調子で書いたのに、意外に「初めて知った」「東京にあったのか」というレスポンスが付いたんですよ。
「台湾ラーメン」といえば名古屋を代表するご当地グルメ。意外に認知されてないことに驚き。
とはいえ、オープン当初の東京神田店の評判は、私の周囲ではイマイチでした。
いち早く東京神田店に行った友人は、
「台湾ラーメンしかない」「混んでる」「飲めない」とバッサリ。
「台湾ラーメン」は単体でご当地ラーメンとして認知されていますが、その元祖「味仙」は、中華料理店。あくまで中華で一杯やってから、〆にいただくラーメン。それが「台湾ラーメン」。
愛知出身者や、名古屋で味仙を体験している者には、酒ないつまみない、いきなり台湾ラーメンというのは、物足りない環境だったんですね。
”台湾”なのに名古屋オリジナル！台湾ラーメン元祖「味仙」行って台湾ラーメン食ってきた
2013年に名古屋「味仙」本店で中華つまみで酒を飲み、台湾ラーメンで〆てきたレポート。「味仙飲み」についてはこちらを山椒ください…おっと参照ください。
★「味仙」東京神田店で“飲める”ことを知る
さて、そんな「味仙」の東京進出第1号、東京神田店。食券制で店内はカウンター中心の手狭な様相。（テーブル席は4人席が2つ。）
メニュー表を見れば、噂の「台湾ラーメンアメリカン」に加え、辛さ2倍の「イタリアン」。
見慣れぬ塩・味噌・カレー……それだけでなく、
あるじゃん、一品料理。酒もあるじゃん。
それどころか、コースもあるじゃん！ 予約できるし飲めるじゃん！！
これは、友人達の弁をそのまま鵜呑みにしていた私の軽率さでした。
- 東京神田店は、2016年8月のオープン当初から一品料理も酒もあった。品数は少なかった
- 今年3月、同じエリア神田西口に「味仙」西口店オープン、都内2軒目
- 2号店オープンに合わせ、2倍辛い「イタリアン」と、新商品「台湾ラーメン 味噌」発売
- 2号店のほうが東京神田店より広く、飲み放題コース料理を用意。予約も受け付け、1号店との差をはかる
- 1号店もコースを設置・予約を受け付けるようになる（←今ココ）
★台湾ラーメン“元祖”の味を味わい、アメリカンも比べてみた
さて、ようやく「台湾ラーメン」と対面です。左は「台湾ラーメンアメリカン」。右がデフォルトの「台湾ラーメン」。
両者の違いは、スープの色で歴然。
アメリカンは、トッピングのミンチの汁を穴あきお玉で切ってから、ダシを注いでいるらしい。ミンチにどれだけ辛味があるのか、色からして推して知るべしですね。
初めて名古屋で食べた「台湾ラーメン」は、予想よりだいぶ辛かった思い出があります。
実際、久々に食べた元祖台湾ラーメンは、唐辛子の辛さとニンニクの爽やかさ、どちらも生の風味が立っていて、Wの刺激。かなり辛く、今こうしてブログに書いて思い出すだけでも条件反射で汗が出てくるほど刺激的だった。ニラの風味も強く、食べたそばから口臭が気になるレベル。
でも、うまーい！
一方、辛味控えめだという「台湾ラーメンアメリカン」。これが意外な罠。
色が薄いから辛くないと思いきや、見てのとおり唐辛子と挽肉を使った肉餡はほぼそのまま使われている。脂汁としての辛味は抜けているものの、唐辛子とニンニクの正味は変わっていない。
つまり、やっぱり辛い！ のだ。
逆に、薄まったスープがやわらかいだけに、唐辛子の身の辛さは、突然舌に刺してくるナイフ。アメリカンだから辛さが苦手な方にも大丈夫！とはまったく言えない、充分激辛メニューの範囲内だ。
むしろ、挽肉と唐辛子とニンニクの三位一体となった、ミンチそのものの辛さを味わうには、アメリカンのほうがハッキリしそうな……ｗ
★台湾ラーメンミンチを使用した「台湾餃子」も注目
副菜に「台湾餃子（ハーフサイズ）」も頼んでいた。台湾餃子とは、もちろん台湾風の餃子ではないことは明白。
「台湾（ラーメンの具のミンチを餡に使った）餃子」だ。中身がうっすら赤い。餡には白菜が使われている分、ジューシーでマイルドになっているが、醤油を付けずにそのままでもおいしい。ビールが欲しくなる。
……いや、今はやめておこう。一品料理でビールを飲み、〆に台湾ラーメン。そんな「味仙飲み」は、次回に持越し。2号店の西口店へ行ってもいい。
楽しみな宿題を自らに課し、この日はおいとまを。ご馳走様でした。
【店舗情報】
名称：郭政良 味仙 東京神田店
住所：東京都千代田区神田鍛冶町３丁目３−２１
営業時間：11：00〜23：30（日祝〜22：30）
公式サイト：http://www.misen-ganso.jp/
名称：郭政良 味仙 東京神田店
住所：東京都千代田区神田鍛冶町３丁目３−２１
営業時間：11：00〜23：30（日祝〜22：30）
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