- 2017年11月22日12:00
〆サバ・生サバ・炙りサバ!漁港から歩いて100歩で直送!「輪中」高級希少魚“松輪サバ”尽くしのフルコース
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船 to 店、歩いて100歩が新鮮さを担保する!だからブランド鯖「松輪サバ」を生の刺身でも食べられる!「輪中」の松輪サバ尽くしフルコースは最良の漁期に期間限定でいただける絶品ランチ。今年は12月上旬に終了と思われます。予約はお早めに。ディナーもあるよ。
“松輪サバ”尽くしの不定期店
「輪中」の鯖フルコース
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★『ぶらり途中下車の旅』なぎら健壱が立ち寄った「輪中」

三浦半島・三崎市、松輪漁港にほど近い民宿を借り、期間限定スポット営業している飲食店「輪中」。
ここは松輪港に水揚げされる秋のブランド鯖「松輪サバ」尽くしのフルコースがいただけるお店。
2015年にテレビ番組『ぶらり途中下車の旅』において、なぎら健壱さんが立ち寄ったことがきっかけで話題となり、一時期予約困難となっていたようですが、それから2年が経ち、今年は客足は落ち着いているんだとか。
その間もテレビ東京『たけしのニッポンのミカタ』『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』『出没!アド街ック天国』、NHKの情報コーナーなどで取り上げられ、雑誌にも多く登場しているお店の様子。
しかも偶然なことに、昨日発売になったばかりの月刊ヤングマガジン12月号、『海めし物語』(高田サンコ)にも登場。私が食べたものと同じものが、マンガで描写されたばかりでびっくり。

▲月刊ヤングマガジン12月号掲載『海めし物語』第19話 松輪の黄金サバ

▲私もいただいた「炙りサバ(刺身)」が写実的に描写され、松輪サバのおいしさの秘密が語られている
とはいえ、松輪サバがおいしい漁獲時期のみの正常営業。昨年は12月上旬に終業し、今年は3月に数日だけスポットオープン、正式に営業開始されたのが9月2日。
当然今年も、脂の乗った松輪サバが漁獲される12月上旬までの営業と思われ、私の酔っ払い友達が慌てて予約。とある11月の中旬日曜、彼に案内されてやって来た。
★ぶらり途中下車どころではない「輪中」までの道のり

最寄りの駅は、三浦海岸駅。
そこから京急バス「海34・35 剱崎 三浦海岸駅 ゆき」に乗り、約15分。

剱崎バス停で降り、案内役で予約もしてくれたKさんに付いて行く。

おいおい、誰がこんな道通って“店”に行くのだ……という畑の中を歩き、

約15分の徒歩でたどり着く、松輪漁港。その海のにおいと波の音が感じられるとある民家――

えっ、民家!? こんなところに店があるの!?

ちょ、それ、裏口だよ、Kさん! いったい俺達をどこに連れ込もうというのか……

じゃん! はい「輪中」に到着。Kさんに付いていった我々は裏手から敷地内に入っただけで、正面はきちんと店の様相です。

上掲『海めし物語』でも描かれている表玄関。
地図で表示するなら、ココ(▼)!
なぎらさん!「ぶらり途中下車の旅」って、ココはぶらりと途中下車で行ける立地じゃないですよ!!!!www
しかし、お店の公式サイトによれば、ブランド鯖「松輪サバ」が揚げられる港から、歩いて100歩。船 to 店の距離が近ければ近いほど、新鮮でおいしいサバが、それこそ“生”で食べられる!?
★松輪サバ尽くしランチコースご案内〜!

元は民宿とおぼしき建物。その入ってすぐの広い畳の居間が、お店としての座敷になっていました。
30分に1本あるかどうかの路線バスでやって来て、畑の中を抜けた小さな漁港。こんな立地で客が来るのか……と思いきや、実際来てるんですよ。この日日曜日のランチタイム。Kさんに案内された我々4名含め、最終的に4組の客がこの座敷に座った。

我々(というかKさん)はランチコースで既に予約済みだったので、席につくなり、セッティングされるサバ、サバ、サバ……。
ちなみに松輪サバ、通常のマサバに比べ魚屋価格で10倍の値段がつくという、高級魚。そのおいしさは関サバにも比肩し、なんとこちらのフルコースでは、“生”の刺身が食えるんですよ……!

▲松輪サバの南蛮漬け/松輪サバの煮物


▲松輪サバの刺身3種盛り(〆サバ・生サバ・炙りサバ)
のっけから最高潮のサバ尽くし・お酒の進みそうな小鉢に、刺身3種盛り。生のサバなんて最後にいつ食べたっけ?
目の前の漁港で獲れたての高級・松輪サバをそのまま提供するので、生で食べられる。サバの青魚の独特の臭みがまったくなく、みっしりねっちりした食感とサバの旨味が楽しめる。
“生サバ”のレア(希少)な旨味、“〆サバ”のギュッと絞られた旨味、“炙りサバ”のとろける脂味。その差異を楽しむ3種盛り。どれも非常にお酒に合います。

ランチコースですが、電車とバスを乗り継いでやって来ましたんで、安心して皆でお酒、いただきますね!

「渓流朝しぼり 出品貯蔵酒 氷冷熟成酒」は、長野のお酒。熟成酒なので20度とアルコール度数高め。フルーティな甘さがありながら、キレがとてもいい日本酒です。

▲松輪サバ味噌煮
味噌煮というにはか・な・り・! 味噌成分が薄く見えるサバ味噌。実際味噌は風味程度で、逆に味噌の味の濃さでごまかさない、サバの旨味がふっくら立っています。

▲松輪サバ塩焼き
そしてシンプルに塩でサバの甘味を立たせる塩焼き。味噌煮も塩焼きも身ほぐれがよく、ふっくら・しっかりのサバ身の食感の違いが楽しめる。
いやー、酒が進むなぁ〜。

その他熱燗も4人で1合ずつ飲む、昼酒会の様相。女将さんも最後の食事を後回しに、お漬物を出してくれました。
しかしこの後、我々はバス旅が始まります。せっかく三浦半島・三崎に来たのです。マグロも食っておきたい。ここまでゆったり座敷で楽しむサバ尽くし、気がつけば1時間半やっていた。


▲サバ茶漬け/アイスクリーム
〆の茶漬けは、小ぶりなおにぎりの上に松輪サバ塩焼きを乗せ、出汁をかけ、ほぐして混ぜて食べるスタイル。
出汁も松輪サバから取っているのでしょうか。身とご飯と汁の一体感・芳醇さ。その旨さはこれまで食べた松輪サバ料理のどれもにも匹敵する旨さ……!
げふぅ、ご馳走さまでした。
★松輪サバ尽くしフルコース「輪中」まとめ

末端価格が通常のマサバの10倍という希少・高級魚「松輪サバ」。目の前の漁港からの獲れたてを、様々な姿でいただく「松輪サバ尽くしランチフルコース」は、1名様3,980円。
さらにそこにお酒を足せば、そこそこのお値段になる上に、そもそもここまでの交通費がかかります。……が、その価値のある、時間や空間も含めての贅沢ランチ。週末日帰りプチお出かけとしてはかなりイケてる企画だと思いました。(紹介・案内いただいたKさん、ありがとう!)
夜のディナーコースは5,980円と値段がまた上がりますが、逆にランチと違ってどんなものが出てくるのか、興味が沸きます。
とにかく、生で食べるサバのおいしさ、調理の仕方で変わるその味わい。「輪中」の「松輪サバ尽くしフルコース」でしか体験できない貴重な機会。
「輪中」はおいしい松輪サバが揚がる、秋の期間限定・スポット営業。当然今年も、脂の乗った松輪サバが漁獲される12月上旬までの営業と思われます(※)。
気になる方は急いで予約するか、来年の秋にまた思い出してください!w
(※期間外のスポット営業は輪中公式Facebookページでお知らせがアップされます。)
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