- 2017年11月07日17:00
もうちょっと周知されたい!?秋田伝統菓子「バター餅」とは
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秋田ご当地スイーツ「バター餅」。……バターの餅? 乱暴な和洋折衷が来ちゃったなと思ったら、歴史ある郷土菓子でした。
東北物産コーナーで見つけた「バター餅」。不勉強ながら秋田の郷土菓子としてまったく認知しておらず、「初めて見た」と買って来たもの。
常温で放置していて、やわらかな食感が保たれている不思議なお餅。
食べてみて納得。あ、これ、「すあま」ですよ。バター入りのすあま。
ほんのり甘いすあまに対し、バターの風味がほんのりしょっぱい、独特の風味になっています。
どんな材料使ってるんだろうなーと裏書きを見てみると、原材料は……「餅粉」。
あれ? すあまの材料は確か上新粉。え、ちょっと待って。餅なのに、常温保存で配送の手間と時間がかかっているのに、もっちりやわらかさを保っている「バター餅」って、何だ……!?
バターを入れることで時間が経っても硬くなりにくく、餅の柔らかな食感が保たれているという特徴があり[2]、このことから伝統的方法で冬に狩猟をするマタギたちの間で保存食として用いられていた[1]。
Wikipediaによれば、バターがその柔らかさを保ち、40年以上の歴史あるマタギの保存食。それが「バター餅」の正体。
「すあまにバター入れちゃいました」みたいな安易なお菓子ではなかったのだ……。
そんな秋田の伝統菓子・バター餅を全国に知らしめようと「日本バター餅協会」なる団体があり、認定業者が13店舗ある、ということまでWikipediaに書いてあったんですが、その当の「日本バター餅協会」の公式サイトなどがなく、どんな店舗が認定されているのか、私が買った「蕗月堂」のバター餅は認定されているのかわかりません。
秋田地元のご当地グルメのひとつと言える「バター餅」。それを全国に知らしめるためには、公式サイトほか周知させる活動が必要かと思うんですが、何をしてらっしゃるのでしょうか、日本バター餅協会さん。
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