- 2017年11月27日12:00
“雑”さが気になる?スペイン伝統菓子「ポルボロン」
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スペインのご当地伝統菓子「ポルボロン」って知ってますか? さすが海外のお菓子だな!って、いろいろ雑で笑っちゃいますよ。
スペインに旅行して来た方がお土産で届けてくれた「ポルボロン」。
「くちに入れてから、お菓子がくずれる前に『ポルボロン!』と3回云うことができれば、願い事がかなう!と云われています。」
そういうスペインの伝統文化としてのお菓子、それが「ポルボロン」。
何が雑って、開け口がありません。ミシン目が付いているような気の利いた箱ではないんです。
どうせ箱の中身は裸で入ってんだろと思いましたが、お菓子はキャンディー包みの個包装。あれっ? 雑じゃない?
1個包装を剥いてみました。……ん?
パッケージにある写真と現物が違い過ぎないかな。合ってるのは形だけじゃない? こういうところが雑なんだよなw
楕円形の長径は5cmほど。
「口に入れてくずれる前に」と言うのは、ひとくちで食べるには大き過ぎるこのお菓子を頬張り、キャンディのように含んで喋りづらいから「ポルボロン!って3回言えるかな?」的チャレンジなのでしょうか。ちょっとわかりません。
口にそのまま放り込まず、まずは包丁で割ってみました。切断面がのこるのはほぼ半分。つまり力を込めて刃を立てると、崩れてしまう柔らかさ。もろさ。
残った切断面でわかってもらえると思うんですが、焼き菓子というわりには細かい粉のカタマリ感の食感。味はアーモンド風味。シンプルなお菓子。
こんなのひとくちで口の中入れたら、水分持ってかれるしむせるし、原型をとどめたまま3回「ポルボロン!」と言うのはけっこう至難の業かもしれません。
「ポルボロン」は1000年以上の歴史あるお菓子で、スペイン発祥ということでフィリピンやキューバにも伝播しているほか、沖縄の「ちんすこう」とも共通点が多いのだとか。
ああ、確かに、もっと目が細かくてやわらかいちんすこう、と考えてもらえればイメージつきやすいかも。
世界のお土産として、輸入ものや、日本製のものもけっこう通販で買えるみたいです。
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