- 2017年11月03日12:00
海外土産の「OREO THINS」は日本の「オレオクリスピー」より薄かった

イギリス土産でもらった「OREO THINS」(写真・右)と、日本で販売されている薄いオレオ「オレオ クリスピー」を比べてみました。ヤマザキナビスコ時代が懐かしいですね。

こちら、イギリス土産でもらった「OREO THINS」。直訳すれば「薄いオレオ」。
日本ではヤマザキナビスコがヤマザキビスケットとなり、ナビスコブランドの「オレオ」や「リッツ」を手放した一方で、モンデリーズ・ジャパンが改めて海外生産品の「オレオ」「リッツ」を日本市場に投入している状況。
まだヤマザキナビスコ側は“黒くて丸いアレ”――オレオ風のものをリリースしていませんが、逆にモンデリーズがその隙に、ココアビスケットサンドの市場を開拓し独占しようとしているのでしょうか。様々なフレーバーや、「オレオクリスピー」のような従来より薄手のオレオを投入していますね。

ただ薄いだけでなく抹茶味の「オレオクリスピー」や、その黒さのアイデンティティを捨て、「ゴールデンオレオ」なるものまで現在発売されています。

(「ゴールデン」って、ものは言いようですが、普通にビスケットサンドじゃないかい?w)
「オレオクリスピー」は、そんなモンデリーズ・ジャパンの焦りが見えるように感じていた私なんですが、この土産「OREO THINS」をもらって「薄さ」は世界的流れなのか? と考えを改めました。

左から「OREO THINS」「オレオクリスピー(抹茶)」「ゴールデンオレオ」です。

「オレオクリスピー」の上に「OREO THINS」を重ねてみました。日本で売られている「オレオクリスピー」のほうが、やや大きい。

そして、厚い。
ビスケット表面の模様は変わりませんが、見た目が微妙に違った。
それぞれの味の違いは、なかなか言葉に言い表せません。正直言えば「どちらもヤマザキナビスコ製のオレオと違う」。
海外輸入菓子の、どこか慣れない味。
もちろん日本で売っているオレオは中国産の輸入品になってしまいましたし、イギリス土産のOREOだって海外製造品。日本国内で製造していた「ヤマザキナビスコのオレオ」とはどうしても違い、それぞれ微妙に味わいの違いはあるんですが、もともと慣れ親しんだ「ヤマザキナビスコ味」と比べての違和感がある、という意味では同じです。
「ゴールデンオレオ」は普通のバタービスケットのクリームサンドでした。オレオはココアビスケットだからクリーム挟んでおいしいんじゃないかな……。
ま、何が言いたいかと言うと、実はイギリス土産の「OREO THINS」の話でも海外産で輸入菓子となってしまった「オレオクリスピー」の話でもなく、ヤマザキビスケットが早く“黒くて丸いアレ”を出さないと、消費者はずっと「昔の味と違う……」って首をひねり続けるんじゃないかなーいう事。
タイトルと内容のズレ、すいませんw
ヤマザキビスケット 「スタンドパック」が素晴らしいので近く予想される“オレオ的なもの”の発売にさほど期待していない件
ちょっとソースは辿れませんが、YBC社長クラスの偉い人が、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』の取材で、
「(17年末には契約が切れ)黒くて丸いものも、販売できるようになれば」
と、オレオと言わずにボカシて語っているのを、私は見た記憶があります。
というわけで、リッツ的なもの「ルヴァン」を販売するYBCは、今年末、2017年12月には「オレオ的なもの/黒くて丸いもの」を販売開始するか、発売のニュースリリースを出してもおかしくない。
……とまあ、もっとツッコんで言えば、私が先月末に書いたエントリーのとおり私は個人的に、YBCは「オレオ的なもの」に拘る必要はないんじゃないかなーと考えているんですが、この年末に果たしてYBCが「黒くて丸いもの」を発表するかどうかは、ニュースとしてけっこう気にしているという話でもありました。今回は以上です。
お土産ありがとうございました。
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