- 2017年10月14日12:00
遊びたくない!怖い!路地裏歩道の怪しく寂しい“謎の公園”……
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なにこの歩道。なにこの構造物。アート? 残骸? ……いえ、ここ、公園らしいんですよ……。
散歩で裏路地をウロウロ歩いていると、変な一角に迷い込みました。遊歩道でしょうか。奥にブランコが見えます。
おそらくは暗渠、かつては川だったのではないかと思われます。というのも、この歩道に面する家々が、ほとんど裏口、家の背面を見せているのです。
上の写真から180度回転し、背後を見てみます。
うん、歩道ですね。
グーグルマップで言うと、この辺り。阿佐ヶ谷すずらん通り商店街の裏手。高円寺から荻窪まで住宅街の裏路地を選んで歩いているうちに、けっこうメインストリートの近くまで来ていたのですが、地図上に色を付けた赤いエリア。
完全に道路です。
ですが、公園です。名前は「馬橋児童遊園」。きちんと杉並区に管理されている公園なのです。
「馬橋児童遊園」にぽつんとあるのは、ブランコだけ。もしやこの周囲の住人が、この遊歩道を私物化し、個人的に遊具を置いたんでは疑惑すら浮かぶ、謎のエリア。
すいません、「ブランコだけ」というのはウソでした。もうひとつありました。どう遊べばいいのかわからない、曲線を描く鉄パイプ。鉄棒には太すぎる、ベンチには華奢すぎる。
阿佐ヶ谷にお立ち寄りの際は、この不思議空間に迷い込んでみてください。
一応杉並区の公式サイトでも紹介されています。(※)
(※上記公式サイトでは、公園写真に回転ジャングルジムが見えるため、老朽化し遊具が減った現状が想像できます。)
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