- 2017年08月28日12:00
「マーキュロバン」が製造中止だという話題と、擦り傷に絆創膏はNGと医者に言われた話
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切り傷に最適なお気に入りの絆創膏「マーキュロバン」が製造中止になっていたなんて……。擦り傷を負って気づいた残念なニュースと、ところで擦り傷に絆創膏しちゃダメらしい、という話題。
「マーキュロバン」製造中止と
擦り傷に絆創膏はNGという話
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★カミソリ負けがひどい傷になっている
あまり見られたものじゃないのでぼかし修正入れておきますが、カミソリ負けでペロンと皮を剥きまして。傷自体は小さく、傷の周囲が赤くなっているんですよね。
傷を負ったあと、血がにじむので寝る時布団を汚しそうだと絆創膏を貼ろうとしたんですが、見てのとおり傷は一直線に複数箇所。普通の絆創膏じゃ5、6枚必要になる。見た目も無様だ。
というわけで、以前このブログでも紹介した「マーキュロバン」を貼ろうと、薬局で買って来たんですよ。
マーキュロバンはガーゼがなく、バンド全面に消毒剤を塗布した絆創膏。一直線の傷にはこれが良かろうと。
まあ、買ってから気づいたことなんですが、マーキュロバンは「切り傷・割れた傷など」専用のもの。「擦り傷や化膿した傷には直接使用しないでください」とあり、私の今回のカミソリ負けの剥け傷にはよろしくない。実際使うことはできなかったわけなんですが、それをTwitterに投稿したところ、
「その絆創膏、製造中止になっていますよ」とレスをいただきました。え、マジで?
★「マーキュロバン」は2016年に製造中止になっていた
買ってきた「マーキュロバン」の箱を開けると、生産中止のお知らせが入っていました。
曰く、一部原料の入手が困難になったため、2016年秋頃に生産ができなくなると。
マーキュロバン製造元の日廣薬品の公式サイトでも、2016年9月に生産が中止されたことがアナウンスされていました。
えー、残念。後継商品として布製でガーゼのない「プラチナバン」が紹介されていましたが、消毒効果ではなく抗菌作用のある絆創膏らしいです。
つまり私が買ったマーキュロバンは、製造中止になってから約1年、薬局で在庫限りで販売されていたレア商品ということになるでしょう。
皆さんももし、今マーキュロバンを知って、ストックしておきたいというのであれば、お早めに。
私が買ったものは、品質保持期限が来年の8月になっています。使えるのはあと1年弱……といったところでしょうか。あれば便利だけど、買い占めてもしょうがない……。
★擦り傷に絆創膏は厳禁!と医者に注意された
さて、戻って私の足の擦り傷です。どこかで聞きかじった「絆創膏すると治りが悪い」という言説。
ところが擦り傷なんで、血や膿のような体液が出る。それが服や布団を汚すのがイヤだ。
なので、私は夜寝る時だけ絆創膏を貼り、昼間は傷をさらし、ズボンが汚れるくらいは許していた。
ですが治るどころか日に日に悪くなる傷。傷口の膿は数日経ってもかさぶたにならないし、傷の周囲も赤く、かゆくなってきた。
仕方ない、病院行こう。なんか軟膏でももらおう。
そして傷を見て、医者は言った。
「炎症がひどいね。え? 絆創膏? そんなの寝る時でもしちゃダメだよ。それだよ」
医者が言うには、絆創膏を貼ると、擦り傷は蒸れ、雑菌が繁殖。傷の周囲が炎症を起こす。
「あなたの傷の周囲が赤いのは、その炎症が広がっているから。軟膏出すから、傷に塗って、覆わずに放置してください。このくらいの傷だと、数日お風呂もダメ。シャワーで流して清潔にする程度に留めてください」
でも、布団が……。
「分泌物で汚れが気になるなら、大きくガーゼで覆ってテープで軽く留める程度に。通気を良くして、決して密封しないように」
……はい。
★「生兵法は怪我の元」鵜呑みにせず自己判断せず病院に行きましょう
中には「絆創膏 治らない」「絆創膏 擦り傷」等のワードで検索して、当ブログにたどり着いている方もいらっしゃると思います。私の場合は、医者に「擦り傷に絆創膏は絶対ダメ」と釘を刺されたわけですが、まるごとそれを鵜呑みにせず、素直に病院に行くことをオススメします。あくまで、ボカシを入れている私の傷に対して、医者がそう言ったまで。
そもそも、私が病院に行ったきっかけは、「赤くかゆくなってきた」からだけではありません。それだけだったら今も行ってないと思います。
実は怪我を負って炎症を起こしだしたタイミングで、たまたま私、人間ドックに入りまして、血液検査で担当医に尋ねられたんですよね。
「猪原さん、白血球値が高いです。そういう病気と診断されたことがあるか、それとも現在、大きな傷を負っているのでは?」
――病気に心当たりはありません。傷は……ああ、擦り傷なら。数日前にカミソリ負けで。でも大したもんじゃないですよ?
そう答えてズボンをまくって見せたら、担当医がすぐ皮膚科へ行くように言うんですよ。
なので、人間ドックが終わったその足で、皮膚科に行ってみたら……というのが上の項に続きます。
自分で大した傷じゃないと放置し、夜は絆創膏を貼って寝ていた。それが悪化しても、そんなもんだろと病院に行かなかったかもしれない。
しかし実際はこの程度の傷でも人体は明らかに反応し、白血球値が異常を示すほどだった。
医者に行ったら処方薬を出され、絶対絆創膏ダメ、風呂さえもNGと怒られた。
医学と人体はスゴいなと。無知な患者が勝手な判断で勝手なことしてると治る怪我も治らないんだなと。
というわけで、今回の記事後半は、ちょっとの傷でも自分勝手な判断をせず、きちんと病院行って医者に診てもらいましょうという話でした。
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