- 2017年09月04日12:00
「萌え」に興味ない勢のメイドカフェの認識なんてそんなもんだと思った話
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「萌え萌えキュン★」なんてフレーズは一般的ではなかった。
「海外住まいの友人が日本に来るんだが、どうやらオタク趣味らしいので秋葉原のメイドカフェに連れて行きたい。オススメの店は無いか?」
という問いをもらって、私はいくつか店の名前を挙げました。私自身も秋葉原のメイドカフェに通うわけではありませんが、漫画原作者という肩書で仕事している以上、アキバのオタク文化は知らないでもない。
黎明期から存在し、世間一般で言うところの“観光”メイドカフェの名前も知ってましたので、いくつかその店名を挙げたところ、その相手が取ったメモが上の写真。
「メイドリーミー」って!
カタカナとひらがなの表記法は仕方ないにして、「どりーみん」が「ドリーミー」! 伸ばしちゃったよ!www
「モエモエキュウ」って、語尾締まらねえなあーーー!!www
相手が「知らんわ」と怪訝な顔をしている前でひとしきり爆笑したあと、ハッとする。
「萌え萌えキュン★」なんてオタク界隈じゃパロディにもならないほど普通にあるフレーズじゃないですか。
メイドカフェがテレビなどメディアで紹介される時、まず最初にネタにされるテッパンのメイドの決めゼリフじゃないですか。
なのに、まったく萌えやアキバ文化に興味ない一般人には、「キュン★」と「キュウ」の間違いについて「何かおかしいのか」と怪訝な顔されるくらいなんだ。
「世界へ広がる日本の“萌え”文化」って、WEBでメディアでさんざ紹介されるけど、しょせんサブカルチャーであって、メインカルチャーしか享受していない日本人の大多数には通用しないんだなって。
笑ったあと、ちょっと私は背筋が寒くなってしまったことを告白します。キュウ〜ッ……
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