- 2017年08月12日17:00
メーカー倒産で消えていた幻の「とうがらしの種」を引き継ぎ復活させた同郷メーカーとは?
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激辛大好き系漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。
激辛せんべい「とうがらしの種」のメーカーが昨年倒産。消え行く運命にあった「とうがらしの種」が越後製菓によって生産が引き継がれているのを皆さんご存知でしたか?
というか一度倒産で終売していた事実のほうが初耳かもしれませんね。
“越後製菓”製の
「とうがらしの種」
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★「とうがらしの種」は昨年“終了”していた
上記の引用は、2016年9月1日付「上越タウンジャーナル」による報道。上越市の「みながわ製菓」が倒産 負債は14億円
新潟県上越市中田原の米菓製造業「株式会社みながわ製菓」(皆川要壱社長・資本金9500万円)は2016年8月31日、事業を停止し、従業員(パート含む)約160人を解雇した。同社によると、負債額は14億円内外。子会社の米菓直売店「囲炉裏庵」も同時に閉店した。
「とうがらしの種」「代々焼」「新潟おかき」で知られる上越地方唯一の米菓総合メーカーで、1949年(昭和24年)創業、1954年(昭和29年)に法人改組した。
「柿の種」の辛さが物足らない激辛マニアが好んで食べていた「とうがらしの種」のメーカー・みながわ製菓は、昨年倒産。主要ブランドである「とうがらしの種」はその歴史に幕を下ろし、一度市場から消えたのです。
★「とうがらしの種」半年も経たずに復活!立役者は越後製菓
そんな「とうがらしの種」は、現在幻でもなんでもありません。今でも普通にスーパーや菓子店の米菓コーナーで見かけます。
パッケージに見られる「越後製菓」のマーク、製造者「越後製菓株式会社」の文字。
そうです、新潟越後の同郷の大手米菓メーカー「越後製菓」がその製法を引き継ぎ、現在越後製菓の商品として販売されているのです。
『とうがらしの種』は、㈱みながわ製菓より商品ブランドを引き継いだ商品です。
原料米は、国産に対する安心感は依然根強いことから、国産米を100%使用致しました。
とは、越後製菓の2017年1月11日付のニュースリリース。だいたい2月頃から、全国の量販店で買うことができるようになっていた模様。
これですよ、これ。薄くて小さな葉のような、「とうがらしの種」。激辛ファンとして、このブランドが他社へ引き継がれ、現在も食べられるというのは大変うれしい。ありがたい。越後製菓えらい。
「とうがらしの種」のみならず、「三椒の種」「わさびの種」も復活。
さらには「七味とうがらし煎餅」も、越後製菓が引き継いで製造販売されています。
無念にもその歴史を閉じざるを得なくなった同郷ライバルへの、越後製菓の挟持……!
★しかし完全引き継ぎには少し首をひねる点も
そんな越後製菓による「とうがらしの種」復活劇。半年足らずのスピード復活には素直に賞賛の拍手を送りたい。しかし、ひとつだけちょっと疑問に思う部分もあるんです。それは――「元祖」の文字。
細長い筒状のパッケージ込みで、デザインをまるっと元の「みながわ製菓」版を受け継ぐ形こそ、確かに長年のファンが戸惑わない“元祖”へのリスペクトを感じて、ありがたいな、うれしいなとは思うんですが、「越後製菓」と「元祖」の文字が並んでいると、どこか釈然としないものが残るのは、私の考え過ぎでしょうか……。
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