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なたのらしのめになる(?)「世界の中野」からマンガ原作者・猪原賽が発信する中央線ライフブログ

  • 12:00

予約取れなくなる懸念に食通が頑なに“隠す”熟成鮨の名店、行って来ました

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お寿司大好き系漫画原作者、猪原賽(@iharadaisuke)ですこんにちは。

友人に連れられて行った寿司屋がものすごく美味しくて……みんなに紹介したいけど、店名書くと常連さんが「予約取れなくなる!」って怒って怖いんですって。

食通が“隠す”熟成寿司店
お任せコース写真集
西荻窪「鮨まるふく」

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★食通が通い、隠す店「鮨 ○○○○」

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杉並区、某所。ここは回らない寿司屋「鮨 ○○○○」。友人に誘われ訪れたこちらは、メディアを騒がすグルメレビュアーも通う、知る人ぞ知る名店。

看板を隠すわけでもなく、会員制でもなく、取材拒否でもなく。
お店はFacebookページを運用し空席情報を流し、Messageで予約完了も可能なくらい、オープンに営業されているお店です。
しかし、勇気のない私は、こちらのお店の名前を書くことができません。

なぜなら、友人の弁を借りると、
「WEBでレポートしたり行ったことを書くと、常連さんが『これ以上この店を知られると予約できなくなる』って怒るんですよ。そのせいでレポート記事を削除させられたブロガーさんもいるらしくて」

私はこの寿司の素晴らしさを伝えたい。
行ってきたぞと自慢したい(←)。
でも、ブログを削除させられたくない。
というわけで、店名は伏せた形で今回お伝えします。

食通が気に入り過ぎて、ガチで知られたくないお寿司屋さん。
しかし大将は気さくで、写真の撮影も気軽にOK。
「このところ回転寿司しか食べてない」とボヤく者がいれば、「このカウンターの下に(回転寿司の)レーンあるんですよ。出しましょうか」と冗談を言う大将。シャリ桶を指差しながら「シャリマシーンもこの中にあって、ポンと出て来る」とニヤリ。

高級そうなのに、リラックスムードあふれるこのお店の空気。寿司を食べる前から居心地がいいぞと。
足繁く通い、隠したくなるのもわかります。

なお、友人に誘われた際の予算は、お酒込みで15,000円。やっぱ高ええええ!!!

この店はどこかと知りたい人は、私と直接会った時にコッソリ尋ねてください。リアルなら答えないこともないです。
この店がどこかわかったアナタは、店名をさらすレスポンスをしないでください!w


★熟成寿司コース(前半戦)

こちらのコースは、寿司だけに限りません。おつまみ・小料理と寿司が交互に登場するスタイルで、「(お酒込みで)予算15,000円」という高級さに予想する以上のボリュームです。最初から言ってしまえば、正直この価格は安いと思いました。
その辺のお寿司屋さんに行くのを3回ガマンすれば、ここに来れる。そういうグルマンがハマってしまう罠に、あえてかかって行きたい。そう思わせる魅力がありました。

さて、ではここから、提供された順番とおりに写真を上げて行きます。

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▲1、五島列島産クエの刺身(粗塩で)

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▲2、マコガレイ握り(4日熟成)

まず1貫目のお寿司は、淡白な白身魚から。シャリが赤いのがわかってもらえるでしょうか。こちらのシャリは赤酢と煎り酒を使用した4種のブレンド酢。
赤い色味が、江戸前のこだわり。煎り酒もまた日本の伝統調味料です。

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▲3、野菜の甘酢漬け(じゅんさい、枝豆、ズッキーニ、トマト)

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▲4、ヒラメの昆布〆握り(熟成4日、昆布〆2日)

水分が抜け、もっちりとしたヒラメ。旨味が凝縮されているだけでなく、食感も楽しい。

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▲5、ハモの蒸し寿司

寿司と言われて驚いたこの見た目。寿司を握ってから蒸し上げ、出汁をかけていただくお椀。こんなお寿司もあるんだ……とびっくり。

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▲6、金目鯛握り

さて、お気づきでしょうか。寿司にはタレが塗られています。これまでも、これからも、こちらのお寿司はきちんとタレ(ツメ)が塗るまで仕上げられ、客側は醤油小皿に付けることがありません。

客はあくまで、提供されたものを口に運ぶだけ。しかしこちらのお寿司屋さんのルールを押し付けるわけでもなく、「寿司を食べる際の正しいマナーをよく聞かれますが、自分がおいしいと思う、好きな方法でいいと思いますよ。それが一番です」とは、大将の言葉。
寿司ネタ、握りにはこだわるが、それを客側には強いることのない、物腰柔らかい大将の受け答え。態度。
大将、握って……! 俺を握ってくれーーーー!!(取り乱し)

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▲7、ヒラマサ焼き物

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▲8、本マグロ赤身握り

さすが寿司ネタの王様、マグロ赤身。この日訪れた友人達の中では、「どれかひとつ無限に食えと言われたら、このマグロ赤身」「マグロだけおかわりし続けたい」と大評判。
でも食べ放題と違いますよ、コースですよ。ほかのおいしいお寿司や料理、いただいて行きましょう。

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▲9、煮だこ(小豆と炊き合わせ)

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▲10、淡路産アジ握り(5日熟成)

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▲11、鮎握り茶漬け

こちらも一旦鮎の握りを作った上で、出汁をかけて食べるもの。ハモの蒸し寿司と違うのは、完全に崩して混ぜて食べるのがおいしい、という点。
出汁も鮎の骨から出したもので、焼いた鮎の香ばしい香りが強く、ホッとします。

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▲12、塩〆かつお

仕上げにしょっつるが塗られています。ねっとりとしたかつおは、臭みなし。しかししょっつるの独特な旨味が立ち。

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▲13、いわし握り(2週間熟成)

足が早いことでおなじみの青魚。そんないわしをなんと2週間も熟成。キラキラとメタリックな皮の色。味も濃厚で臭みもない。いったいどんな素晴らしい管理をしているのか……。
この日の友人の中ではマグロ赤身を推す者が大半の中、私の今日のイチ推しは、このいわし握りです。
無限に、とは言いません。5貫くらい食べたい。

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▲14、生しらすヅケ軍艦

そのままでもおいしい生しらすを、ヅケで。

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▲15、芝海老と白身魚すり身入り玉子焼き+漬物

えっ、なにこれ!? とびっくりしたのは、この玉子焼き。まるでパンケーキ。完全にデザートです。ですがデザートじゃありません。お寿司はまだまだ続きます。


★熟成寿司コース(後半戦)

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▲16、蒸しあわび

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▲17、あん肝手巻き

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▲18、小柱味噌漬け入り茶碗蒸し

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▲19、シマエビ握り(エビ味噌・エビ塩添え)

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▲20、大トロ

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▲21、アワビの肝ご飯ウニ乗せ

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▲22、玉子焼き

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▲23、味噌汁

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▲24、穴子

以上、24品でこの日のコース、終了です!!


★熟成寿司コース雑感

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お店の内装は非常にキレイで、L字型のカウンターのみの店内。聞けばまだこちらの物件での営業は2年ほど。それ以前は、近場の別の場所で営業してらっしゃったそうですが、さらに遡れば、もともとは父上が豊島区で寿司屋を営んでいたとのこと。

食通の皆さんが頑なに隠そうとするこちらの屋号「○○○○」は、父上の寿司屋の屋号をいただいたのだそうです。

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一見かしこまってしまうほどの高級店の雰囲気があるお店で、事実この日の私の会計は、厳選したオススメ日本酒3杯を含む4杯ほどいただいて16,400円。普段カップ麺のレビューとかしてる私にとっては高級店です。
ですが、数日がかりの熟成行程から、目の前で仕上げられる仕事の手間のかかった寿司14貫含む全24品は、おいしさ楽しさ込みで決して値段は高くないと思える満足度の高さ。
(事実、食通、寿司好きグルマンに言わせれば「ここは高くない」「リーズナブルの範疇」。あたしゃ5,000円超えたらどこも高級店と呼びたいよ。)

CPの高さを感じさせるのは、単純に寿司・料理がおいしいだけでなく、カウンターの中での大将の仕事そのものから、お客さんとの会話が弾む和気あいあいとした雰囲気込みで――ああ、ホントにこちらのお店の名前をお伝えできずにすみません!

実はロケットニュースや他ブログでもレポートは散見するので、食通さん達の“囲い”にビビることなく名前は出しても問題ないとは思うんですが、一応、守りの体勢でお知らせしておくだけに留めておきます。

【ヒント】


▲何かと最近話題のグルメレビュアー「うどんが主食」の人のこちらの著書に、このお寿司屋さんが掲載されているそうですよ!

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▲ヒントその2。こちらのマンガにも掲載されているそうです。こんな状況で今さら“隠したい”なんて、意味あるのか疑問ですがw

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