2017年05月12日07:30

テレビ出演！和食グランプリ優勝のスリランカ人店主が作る！上福岡「絆」のランチカツ丼

カテゴリ▶: 和食・洋食・定食; 埼玉; mixiチェック

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日本を愛するスリランカ人店主が作るカツ丼をいただいて来ました。日本テレビ「2016年第1回和食ワールドグランプリ」優勝者が経営し腕をふるう、埼玉の郊外住宅地・上福岡のもつ鍋屋「絆」。
明日、テレビに出演されるそうなので皆さんチェックを！

スリランカ人による日本人のための
モツ鍋屋「絆」のランチ

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★上福岡の入りづらい（？）店「絆」

埼玉・上福岡に立ち寄り、ランチをいただきました。

上福岡に住む友人にオススメのお店をきいてみたところ、「『絆』が良いだろう」と。
店の前まで来ると、なんだか不思議な感覚になりました。

最近海外からの方が出店する中華料理店やインド料理店は多いですが、店先の様子はそれに近い。
料理の写真、名前、全体的な色使い。そのあたりに海外のセンスがにじみ出ている。しかしよく見れば、もつ鍋・ちゃんこ鍋・牛タン炭火焼――和食の店だ。

★「和食ワールドグランプリ」優勝店

そんな店先のPOPのひとつには、外国人さんがメダルをかけ、芸能人と悪手する写真が。

「和食」を世界で最も愛し、日本の食文化を理解している外国人は一体誰なのか？
世界各地から４人の凄腕料理人が参戦！その料理の腕前と、和食への愛を競う！

（日本テレビ・番組サイトより引用）

和食を愛し日本で活躍する外国人シェフ4人による料理対決が行われた、日本テレビの番組『2016和食ワールドグランプリ』。
ここ「絆」は、その大会に出場し優勝したスリランカ人、ドゥシャンタ・ラビンダさんが経営するもつ鍋店だったのです。

★ランチメニューは純・日本的！

そんな「絆」のランチメニューはこちら。
チキン南蛮、からあげ、カキフライ、親子丼、カツ丼、牛タンシチューに牛タン焼き。
普通に居酒屋ランチ。

だけど、店内はそこはかとないインド料理店感。（店主はスリランカ人ですが。）

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夜のメニューも見せてもらいました。店頭にもあったもつ鍋・ちゃんこ鍋。

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枝豆、おしんこ等の一品料理も純・日本の大衆居酒屋。ぶり大根なんて文字も見えますね。

チゲ鍋は韓国風だろとツッコミたい雰囲気になりますが、キムチはじめ韓国飯が日本に輸入されている現代、大衆居酒屋の鍋のバリエーションとしては普通でしょう。

「絆」を紹介してくれた友人によれば、

「オススメは牛タンシチューとぶり大根。でもぶり大根は夜のメニューだし、好きなもの頼むといいよ。どれ食べてもうまい」

というわけで……

★スリランカ人が作る「カツ丼」食べてみた

私がオーダーしたのは「カツ丼定食」。

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カツ丼単品ではなく、サラダ・お新香・ふろふき大根・味噌汁付きで780円は、脅威のコスパ。
なんと食後のコーヒーまで付いてきます。

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特に副菜のふろふき大根は、友人が「ぶり大根」をオススメするだけあり、和食の手のかかった丁寧な仕上がり。
箸を差し込んだ途端に内側から出汁がビュッと吹き出るほど、つゆだくに汁を吸い込んだ大根のやわらかさ、おいしさ。
これだけで充分おかずになりそう。

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さて、メインのカツ丼ですが、海苔・胡麻・水菜のトッピングの彩りがよろしくて、好印象です。

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揚げたてカツは薄すぎず、厚すぎず、カリッとした衣の食感が残っています。
カツを煮る出汁は、ふろふき大根の出汁とベースが一緒でしょうか。砂糖の甘さ・醤油の辛さが控えめの薄味。

とじる玉子の量が少なめなのがちょっと私の趣味には物足りないんですが、味わいの優しさはGood！
総じて満足いくカツ丼をいただきました。

食べ終わる頃には、このカツ丼がスリランカ人店主が作ったものだと、すっかり忘れてた。
それくらい日本人の「ザ・普通」の大衆食を身につけたドゥシャンタ・ラビンダさん。
ちょっとこの店、ファンになりそう。もつ鍋も食べたい。