- 2017年05月09日07:30
ローストビーフ丼の行列が絶えた今だから言う…高田馬場「RedRock(レッドロック)」は今が行き時!
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一時期は100人以上、4時間以上並ぶこともあったローストビーフ丼の行列店「レッドロック 高田馬場店」が、現在行列が途切れています。行列に閉口して食べられなかった人は、今がチャンス!?
行列がなくなっており、正直一瞬「今日は休み……?」と思ってしまった。
しかし「こちらより向かって右側にお並び下さい!」という文字の立て看板があるのが、営業中である証拠です。
これ、昼の1時50分の様子です。
あまりの行列に、会計の煩雑さを能率化するためだったであろう食券式券売機も物悲しい。
行列店の行列がなくなる。それはマイナスイメージで語られがちですが、私はこれが「RedRock」の本来の姿だったんだろうと思います。
行列するほどじゃない、という意味ではありませんよ? 私も「RedRock」のローストビーフ丼はそのビジュアルに高まって、当ブログでもレポートしていました。
おいしかったし、これから絶対来る! とは思ってました。
(参考・2014年9月)山盛り肉の破壊力!神戸から来た牛肉バル「RedRock(レッドロック)」のローストビーフ丼がすげええええええ!!!
「RedRock」はこちらのレポートをアップした直後から、テレビなどで紹介され、一気に行列店となり、100人もの行列に並ぶ時間はない……と、しばらく食べることのできなかった「ローストビーフ丼」。
そんな異常とも言える行列は、バブルだったんですよ。
ちなみに私は実はローストビーフ丼よりも気に入っていたのは、「ステーキ丼」です。
というわけで、今回は行列に並ばずに、レッドロックのステーキ丼(並・950円)をいただきました。
レアの仕上がりながらしっかり表面が熱い。厚みと噛みごたえがあって、しかし硬すぎない肉質のステーキとどんぶり飯の組み合わせ。まずいわけがない。これを並ばずに食べたかったんだよ……。
再度言いますが、行列店という称号は、バブルだった。そして行列がないからと言ってマイナスとは思えない。
「ローストビーフ丼屋さん」として「行列店」になっていた状況こそ、私は店長さん、店員さんの本来の意図でも本懐でもなかったと想像するんですよね。なぜなら……
当時のメニュー写真には「ディナーコース」もありました。レッドロックは「ステーキバル」だったんですよ。
「飲み放題」さえ設定し、お肉でゆっくり飲んで欲しいというオープン当初の意図は、決して「ローストビーフ屋さん」「行列店」という状況とはズレていた……はずだ。
なのに、客はローストビーフ丼を求めて行列に並ぶ。効率化を図って、券売機の食券対応なんて状況は、ステーキやローストビーフで一杯やる「ステーキバル」として、完全にアイデンティティが崩壊していたとも言える。
……あくまで、私の想像ですが。
店員さんや店側の心理は想像でしかありませんが、顧客心理ならわかります。
ローストビーフ丼食いたくて後ろにしこたま行列が伸びている状況で、ゆっくりワイン飲んでられますか? アラカルト頼んで、席に座り続けられますか?
「俺はディナーコース頼みたいんだ、ローストビーフ丼のために並んでいる人とは別扱いにしろ」とか言えますか?
むしろ「ローストビーフつまみにワイン飲みたいだけなのに、何でローストビーフ丼食べるための連中と同じ列に並んで1時間も2時間も待たなくちゃならないの?」と、他の店に行きますよね。
今なら、行列ありません。気軽に入って、ローストビーフ丼食べたい奴は食べりゃいい。
ステーキ・ローストビーフで飲みたい客も、行列が後につっかえてることを心配せずゆっくり飲みゃいい。
これこそ「レッドロック」があるべき正しい姿だったんじゃないか。少なくともオープン当初の店の雰囲気を思えば、そうあって欲しいと私は思います。
まあ、お店だって営利商業ですからね。行列が引っ切り無しなのは儲かって、話題にもなって、喜ばしいことというのも事実。
レッドロックはテレビの影響が薄れ行列が少なくなった頃に、また別のメディアで取材を受け行列が再び伸びる――というのを繰り返して来たのを、ここ数年、仕事で高田馬場を過ごしていた私が見ていたのも事実。
また近いうちにどこかの番組で取り上げられ、行列が復活するのも想像できるんですよね。
行列苦手で避けていた人は、今のうち! とお伝えしつつ、
肉をつまみに飲むなら、今のうちかもと自分にも言い聞かせて、今回は終わり。
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