- 2017年05月27日08:00
湘南茅ヶ崎シンボル「えぼし岩ようかん」と「えぼし岩」の歴史

湘南茅ヶ崎の名所「えぼし岩」をかたどった羊羹、その名もまんま「えぼし岩ようかん」を紹介します。
茅ヶ崎シンボル「えぼし岩」
戦前・戦後で形が違うらしい
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★茅ヶ崎土産「えぼし岩ようかん」をゲット

神奈川物産として販売していた「えぼし岩ようかん」をゲット。

パッケージ背面には、「えぼし岩」に関する由来などが書かれています。曰く――
湘南茅ヶ崎のシンボル
正式名称は「うば島」
その高さは12.7mあり、岩というよりは確かに島なのだとわかりますね。

箱を開けると、そんなローカルスポットである「えぼし岩」をかたどった「えぼし岩ようかん」が8つも海に浮かんでいるようなデザインになっている。ちょっとこれ、洒落てはいますが、なんだろう。乱視で見たような様子かな?w
ひとつひとつの羊羹は容器に入っており、

容器からするりと出せば、えぼし岩。情緒がある形をしていたので、お皿ではなく、テーブルの上に敷いたラップに直接置いてみました。
ラップの反射光が海に見えま……せんか?w
★「えぼし岩」は軍事訓練の“的(まと)”だった
さて、そんな茅ヶ崎のシンボル「えぼし岩」。安藤広重の浮世絵で描かれているくらい昔から茅ヶ崎では有名なスポット。もちろん平安貴族の「烏帽子」の形からそう呼ばれているのですが、実はその形が戦前と戦後で形が変わっているらしいですよ。
終戦を迎えると、この海岸沿いの土地は接収され、米軍演習場となった。そして、朝鮮戦争や日本が東側諸国に占領された場合の奪還を想定した、各種「上陸作戦」の訓練が行われたのである。(茅ヶ崎のシンボル「えぼし岩」、名前の由来や当時の写真は残っているか?[はまれぽ.com]より引用)
このとき「えぼし岩」は、格好の射撃目標となってしまったようだ。
アメリカ軍の海洋軍事訓練の射撃目標となり、戦前の形から、弾丸などで大きく削られ、現在の形となっているその「差」ビフォーアフターは、引用元の記事で紹介されています。
その後、市民運動により「えぼし岩」の保存が叫ばれ、軍事訓練は中止されることとなりましたが、どれだけ訓練でその「烏帽子」が小さくなったのか、引用元記事で検証されています。ぜひご覧ください。

それでもなお「烏帽子」の形で海に浮かび、茅ヶ崎を望む「えぼし岩」。そんな歴史背景を知ると、この現在の形もとても愛おしくなったり。
食べるとまた形が変わってしまう……! というのは、あくまで羊羹です。現実の「えぼし岩」が小さくなるわけではありませんので、安心してお召し上がりくださいw
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