- 2017年04月15日08:00
濃いめののり塩!?堅めのカラムーチョ!?PB『ファミリーマートコレクション』は既存の菓子に付加価値を付けている
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「ポテトチップス濃いめのり塩」「ちょっと堅めのカラムーチョ」「おもいっきり餅太郎」……ファミリーマートのPB菓子は単なるOEMではなく、こういうの食べたかった!という消費者の期待に応えてるんですね。
ファミマコレクションは
“濃いめ・堅め・たっぷり”
既存の菓子に付加価値がある
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★「おもいっきり餅太郎」が話題

ファミマのPBシリーズ「ファミリーマートコレクション」のラインナップのひとつ、「おもいっきり餅太郎」がTwitterで話題となっていました。
それはPB商品ながら、駄菓子のロングセラー「餅太郎」をたっぷりサイズで販売。
「こころゆくまで、懐かしいおいしさを楽しめます」というキャッチコピーに、私もグッと来て、ついファミマに走って買ってみた。

すると、「餅太郎」をたっぷりサイズにするのと同様に、ロングセラーのお菓子「湖池屋のり塩」「カラムーチョ」を、堅め・濃いめという“付加価値”を付けて売っていた。ついつい手を出し、これらもまとめて買っていた。
これらを、オリジナルの菓子と食べて比べてみたというのが、今回の記事の主旨です。
★「おもいっきり餅太郎」と「餅太郎」を比べてみた

左・ファミマコレクション「おもいっきり餅太郎」。右・通常の「餅太郎」

「おもいっきり餅太郎」は内容量60g、「餅太郎」は6g。内容量が単純に10倍になっているだけで、中身には違いがなさそう。
ちなみにファミマコレクションは税込み108円のシリーズですから、本来10円で販売されている「餅太郎」10袋分と、値段も量も変わりないことがわかりますね。

見た目も当然、変わりはありません。
実は、「餅太郎」は70gサイズでピーナツ入りのジャンボサイズもあるのですが……

ま、オトナなら、30袋セットの大人買いのほうが、断然お得で高まるような気もするんですが……!w
★「ポテトチップス濃いめのり塩」と「湖池屋のり塩」比べてみた

さて、最近台風の影響によるジャガイモの不作でポテトチップスが製造中止になり、大きな話題になりました。それくらい、みんなだいすきポテトチップス。
私はその中でも、基本とも言うべき「湖池屋ポテトチップスのり塩」が一番好きですね。そんな「湖池屋のり塩」をPB商品として、「濃いめ」という味付けで販売しているファミリーマート。そりゃ合わせて買ってしまいますよ。

同時に、双方お皿に盛ってみた。うわ、なにこれ。見た目からして違う。

全然ポテチの色味に差がある。青海苔の量が違う。栄養成分表を見てみましょう。

「湖池屋のり塩」と、ファミリーマートコレクションの「ポテトチップス濃いめのり塩」は、それぞれ1袋60gと58g。内容量だけでなく、エネルギーや各栄養分の差はほぼない状態ですが、ナトリウムには30mgもの差があります。ナトリウムの差は塩の差。これが「濃いめ」だ。
交互に食べ比べれば如実にわかる、確かに「濃いめ」は味が濃い。しょっぱい。だが、それがクセになる。
「濃いめのり塩」は、青海苔と塩の風味と塩分がパンチ聞いてる。
「湖池屋のり塩」は、青海苔と塩が、むしろジャガイモの味を引き立てる脇役に徹している感じ。
ただ困ったことに、「濃いめ」に慣れると、「湖池屋のり塩」が「うすしおか?」と思うくらいなんですよ。ヤバい。のり塩好きとしては、これは湖池屋の無印のり塩に戻れない気配が……
★「ちょっと堅めのカラムーチョ」と「カラムーチョ」比べてみた

さて、最後に「カラムーチョ」です。こちらも湖池屋の製品。湖池屋、ノリノリか。

上が湖池屋「カラムーチョ ホットチリ味」で、下がファミマコレクション「ちょっと堅めのカラムーチョ ホットチリ味」。内容量に5gの差がありますが、逆に「たんぱく質」の項目が「ちょっと堅め」のほうがちょっと高い。
ですが、こちらは味ではなく、「ちょっと堅め」。食感の問題。現物を見てもらいます。

写真だとあまり見た目の差がないようにも見えますが、

左・湖池屋カラムーチョ、右・ちょっと堅めのカラムーチョ。
よく見てみれば、「ちょっと堅めのカラムーチョ」のほうが、表面はザラザラで、ところどころボコボコと膨らんでいるのがわかります。
食べてみれば、味そのものの差は感じられません。ですが、やはり食感に差。
「ちょっと堅めのカラムーチョ」は、湖池屋の堅揚げポテト「頑固揚げポテト」の製法で揚げたポテトチップスに、カラムーチョの味付けをしている感じです。
これはあくまで“食感”の好みですかね。私はカラムーチョは細切りタイプが好きです。
★食べ比べてみてファミリーマートコレクション・PBの取り組み方を考える

今回は、以上3種のPB「ファミリーマートコレクション」を、製造元の無印商品と比べてみました。
PB(プライベートブランド)とは、安価に、その販売者の顔としてラインナップされる商品群ですが、各社のPBでは「製造元を明かさない」ことでこれまで問題があったり、製造元のオリジナル商品とバッティングすることがマイナスイメージで語られたりしましたが、今回のこの「付加価値」は、逆に面白い。
へー、いっぱい食べられるんだ。
へー、あれより濃い味なんだ。
へー、元のやつより堅いんだ。
じゃあ、オリジナル商品と食べ比べよう! という私は、まんまとPB商品と、その製造元のオリジナル商品を買っている。これは販売者と製造元のウィンウィン、Twitterやブログで取り上げられて、なおハッピー。
隠蔽体質と揶揄されながらも、逆に元のオリジナル商品をバラせば統一感を損なうPBに、堂々と元のオリジナル商品をバラしつつ、付加価値を付けるこのやり方、うまいなと思いました。
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