- 2017年04月14日07:30
「お前まんまるやん!」たこ焼き不毛の地・高田馬場に“大阪”のたこ焼き酒場が来た!
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たこ焼き屋不毛の地・高田馬場に、今度こそ長く続いてくれるだろうたこ焼き屋さんが出来ました。
ここ「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」は、ジョークのような店名ながら、たこ焼きが食べられるオシャレバルといった様子。
高田馬場「お前まんまるやん!」
本場大阪のたこ焼きBAR
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★高田馬場はたこ焼き不毛の地…だった
高田馬場で仕事をするようになってけっこう経ちますが、「この辺にたこ焼き屋って無いなあ」と気付いたのは最近のこと。個人経営のたこ焼き屋に限らず、チェーン大手の「銀だこ」や「一口茶屋」すらもない。
「過去、何軒か出来ては消え、出来ては消えして、そういえばたこ焼き屋が長続きしたことないや」とは、高田馬場住人の弁。
ですがその高田馬場人が、Messengerで連絡をくれました。
「高田馬場の早稲田方面、明治通りとの馬場口交差点にたこ焼き屋さんがオープンしてる!」
――行きましょう。
★そこは人をなじるような店名だった

その店は「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」という名のお店。
悪かったな! どうせ丸顔の食いしん坊だよ!! と逆ギレしたい気持ちを押さえ、カメラを向けると、ノリのいい店員さんがジョジョ立ちポーズに……あれっ? 外国人の店員さんがたこ焼き焼いてる?
「オーサカ人です」と言い張る日本語上手なその外国人店員さんほか、店員の皆さんは大阪から揃って上京し、こちらのお店をオープンさせたという、本場・大阪から空気ごと持って来たみたいな感じ。
オープンしてまだ数日の週末は、既に常連の風格のあるお客さんが、一緒にお店の雰囲気を作ってた。
店員さんは明るく元気で、余計なくらい絡んでくる。だけどそれが嫌味じゃない。楽しく場を盛り上げる脇役に徹して、俺が俺がという感じがない。
そこで「お前まんまるやん!」と言われたら、それこそ先日の『孤独のグルメ』ドラマ第6シーズン第1話、大阪出張のゴローちゃんみたいに「なんでやねん!」と返すべきなのか、いや、まあ、

「まんまる」って、たこ焼きのこと言ってるに決まってるんだけどw
★たこ焼き屋らしからぬメニューの豊富さ

店内はカウンターと2名掛けのテーブル席のバルスタイル。

メインたるたこ焼きは、フードメニューの左端に小さく。その他焼きそば、焼きうどん、鉄板焼き、お好み焼きにちょっとしたおつまみ。

「やせ細れサラダ」シリーズに「太りやがれ揚げ物」、カレーやラーメンなどの〆。さらには……

おでんに天ぷら。このメニューの豊富さ、たこ焼き屋ではくくれない居酒屋レベルの数ですよ。
(くどいほどのギャグも仕込まれていますが、まあそこはツッコまない方向でw)
★いろいろ食べて飲んでみた

「塩昆布キャベツ」(300円)は、塩昆布多めで、ビールのアテには最高。

紅しょうがの天ぷら、串揚げは定番ですね。こちらは「ガリ天」(400円)。紅しょうがの辛味が不思議と甘くなっている。

「スライスオニオン」(300円)。普通です。

「たたきQ」(300円)。

店員さんが一番オススメと言うのは、なぜかたこ焼きではなく、焼きそば。こちらは「豚焼きそば(ソース味)」(800円)。他にイカ焼きそばなどの具のバリエーション、そして塩・ソースのチョイスができます。

「豚平焼き」(500円)は、追加有料でチーズ・キムチがトッピングできます。
……なんだかこう写真を連ねると、初回だったので比較的無難なメニューを選んでいたことに気づきます。それなりに普通な味。普通においしい一品物。しかしここは「たこ焼き屋」です。たこ焼きの真価をはからねばなりませんね。
★安くておいしいたこ焼きは6種類

さて、たこ焼きです。「お前まんまるやん!」のたこ焼きは、6個300円、12個500円と、比較的割安な値段になっています。
味のバリエーションは「プレーン・ソース・塩・しょう油・ポン酢・だし」の6種類。上の写真は12個を、ソース・塩の二種盛りでいただきました。
店内でのオーダーと、店外の持ち帰りに対応するため、ひっきりなしに焼かれるたこ焼きは、タイミング良ければサッと出て来ます。
ふわふわの表面・とろとろの中身に、ほど良いサイズのタコが入っており、そのままの「プレーン」でもおいしそうなしっかり味のついたたこ焼き。これなら大丈夫だ。たこ焼き不毛の地・高田馬場に、やっと長く居着いてくれそうなたこ焼きが登場だと、太鼓判を押します。

続いてオーダーは、またしても12個。12個で500円ですよ。まずは半分6個を「ポン酢」で。
「(追加は)6個かな、12個かな」と悩ましい胃の具合だったんですが、
「12個行っときましょ!」店員さんの元気な掛け声に、「12個! ポン酢とだしで!」と乗せられてオーダーしちゃう、酔っぱらい3名。

そんな酔っぱらいのおっさんが「フォトジェニックだ!」「インスタ映えする!」ときゃっきゃうふふしちゃったのが、残り6個の「だし」バージョン。大きな器にたっぷりの出汁。そこに浮かぶとろとろのたこ焼き。12個で正解。
おなかいっぱいだということも忘れて、
「これ、食べちゃうね」「するする入る」「12個で良かった」と、腹をさすって……お会計。

冒頭の写真は、「おいしかったんで、Twitterやブログに上げていいですか?」ときちんとお願いして撮った、店頭の写真。店員さん、ノリノリである。
また来たいと思い、長続きを期待する店「お前まんまるやん!」。名前がインパクト有りすぎて気になってる高田馬場民も多いよう。大丈夫です、きちんとおいしく楽しい酒場。ぜひに。
【店舗情報】
名称:口中ズルムケBAR お前まんまるやん!
住所:東京都新宿区西早稲田3丁目28−1(まごころスンドゥブ跡地)
営業時間:不明
名称:口中ズルムケBAR お前まんまるやん!
住所:東京都新宿区西早稲田3丁目28−1(まごころスンドゥブ跡地)
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